これからはライターがWEBで主役になる時代

コンテンツマーケティング
(以下は、copybloggerに掲載された2013: The Year of the Online Writerの翻訳許可を得て掲載しています。)
私がコピーブロガーを始めてはや7年。色々な事があったが、なんとかここまで辿りついた。
私達は、最初からコンテンツに力を入れてきた。Webサイトを言葉で埋めるのでなく、読者の興味を引き、アクセス数を増やし、ビジネスに繋がるコンテンツだ。
実は、私達がこだわってきた事がもう一つある。それはコンテンツの作り手、すなわちライターだ。
ここ数年、コンテンツマーケティングが非常に話題になっている。特に2012年は、コンテンツマーケティングが大流行した年であった。一時的な流行だと言う人もいるが、決してそうではない。一方的な売込み、見た人を騙すような広告、中身の無いコピーライティングなどはもはや通用しない。顧客はインターネットで情報を得ており、小手先のテクニックを見破ってしまうからだ。
そして、ライターには、いままで以上に、インターネットに精通する事が求めれている。単純に文章を作成できるだけでは十分ではない。
予言しよう。2013年は、インターネットのスキルを身につけたライターが活躍する年となる。ライターこそがインターネットの主役になるだろう。理由は3つある。
1.ウェブマーケティングはコンテンツが勝負
コンテンツマーケティングは、一時的な流行ではない。人々は、コンテンツこそが、オンラインマーケティングの欠かせない要素である事を認識し始めている。これはライターにとって、非常に良いニュースだ。
将来の見込み顧客との信頼関係を築く事、リスティング広告の効果を高める事、ソーシャルメディアでの口コミを得る事、検索エンジン対策(SEO対策)、全ての側面でコンテンツが重要になっている。
能力のあるコンテンツ制作者への需要は高まる一方であり、ライターという職業の地位が高まり、報酬も良くなっていくだろう。しかし、ライターは、自分自身の市場価値を高め、自ら地位を主張する必要がある。私達は、ブログを通じて、ライターを支援していく。
2.グーグルはコンテンツSEOに舵を切った
グーグルが、検索エンジンのアルゴリズムを変更し、コンテンツ重視を強化してきた。(パンダアップデート、ペンギンアップデート)。中身のないコンテンツや、有料リンクによるSEOは、もはや効果がない。今や、優れたコンテンツを作成し、自然な形でリンクを集める事が重要になっている。
グーグルは、更に次の施策を準備している。Google+の著者プロフィールを活用し、コンテンツの作成者は誰か、リンク元は誰かを評価対象にしようとしている。これが、グーグルのオーサーランク(Author Rank)と呼ばれているものだ。検索エンジン対策において極めて大きな変化になる。それは、かつて、被リンクが導入された時と同じ程度のインパクトを持つ。
匿名コンテンツの時代は終わった。もっと言えば、良いコンテンツを作り続け、ソーシャルメディアで多数のフォロワーを有するライターこそが人気を集め、ロックスター・ライターとなる。彼らは、高い報酬や地位を獲得するようになるだろう。
この意味を考えてみて欲しい。
3.アントレプロデューサーとしてのライター
やがて企業は、優秀なライターの重要性に気付き始めるだろう。既に、ライターの中には、自らの重要性に気付きはじめている人がいる。フルタイムの仕事を持たなくても、あるいは、クライアントワークに依存しなくても、フリーのライターとして自分の好きな事をして生活できるのではないか、と思い始めている。
コンテンツマーケティングが流行し、何千人ものライターが自身の運命をコントロールできるようになる。社内のスタッフやフリーランサーとしてではなく、コンサルティング会社やマーケティング代理店のオーナーになるだろう。
電子書籍などのデジタルコンテンツを自ら制作、出版する事で、ライターは自分のビジネスを自分で展開することができるようになる。ソフトウェア会社を始めるものもいるだろう。
2013年はあなたの時代だ。
ようやく世の中が追いついてきた。世の中があなたに追いついて来たのだ。
インターネットは、コンテンツ無しでは機能しなくなっている。そして、インターネットは、ライターやコンテンツ制作者に依存するようになっている。忘れないで欲しい、コンテンツが重要になり、メディアが一体化していく時代においては、ライターこそが価値ある存在なのだ。
ライターの皆さんへ、2013年の活躍を祈念したい。
出典: 2013: The Year of the Online Writer
イノーバCEO 宗像のメッセージ
CopyBloggerのブライアン・クラークは、αブロガーでもあり、ウェブマーケティングの第一人者でもある。彼のコメントを読んでどう思っただろうか?ワクワクしてくるのではないだろうか?
私は、ソーシャルメディア時代は、情報の発信者が力を持つと常々感じてきた。人を感動させ、人を動かす力を持つコンテンツを作れる人が必要とされている時代なのだ。
彼が言う通り、昨年、米国では、コンテンツマーケティングのトレンドが吹き荒れた。そして、その中で再認識されたのは、優秀なライターの重要性なのである。米国企業は、優秀なライターの奪い合いをしている。日本でもこのトレンドが来る事は間違いないだろう。
僕は、表現力のあるライターに活躍の場を提供したいという思いで、コンテンツマーケティングのサービスを展開している。ライターの皆さんに、ウェブマーケティングで、活躍してもらえる機会を作りだそうと思っている。
僕の思いに賛同して頂けるライターの方には、是非ご協力をお願いしたいと思う。
ライター募集も引き続き行っているので、ライティングに興味のある人はチェックして欲しい。
https://corporate.clst01.innova-jp.net/recruit/
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