デジタル人材が世界的に不足している

デジタルマーケティング

ソーシャルメディアやモバイルが急速に普及した事で、デジタルマーケティング分野の人材が不足している。これは世界的な現象で、人材育成が急務となっている。

このデジタル人材の不足に関する興味深いインタビュー動画があったので、ご紹介したい。インタビューに応じているのは、デジタル分野に特化して人材派遣・人材紹介を行っているDigital Gurusというベンチャー企業の社長である。

動画はこちら

The Rise of Digital Contractors and Mobile Apps

動画は英語なので、以下、ポイントをメモしたい。

ウェブ、モバイル、タブレット、デジタルに関連する分野で、圧倒的な人材不足が発生している。ウェブ開発者からコンテンツ制作者まで様々な職種で、人材不足が発生している。

TwitterやFacebookなどが急に登場し、それに対応する技術者が求められているものの、この分野は、産業としての歴史が浅く人材育成が全く追いついていない。

ニューメディア関連の企業は、社歴は長くても10年とか11年で、いかに歴史が浅い産業かが判る。

ロンドンで、デジタル分野で働く人材は、短期間で3000-4000人規模に増加した。これはすごい成長だ。

大学や企業もデジタル人材育成に力を入れている。大学は専用のカリキュラムを提供し、企業側は、若者をインターンシップで受けれるなどしている。

特定の会社に雇用されるのではなく、複数の会社に業務委託契約者(コントラクター)として働く人も多い。

現在、一番ホットな分野は、モバイル、特にタブレット。

このブームは当面続くと思うが、将来の事はわからない。5年前にTwitterやFaceookがここまでブームになるのを誰が予想出来ていただろうか?

まとめ

日本でもウェブ系の技術者や制作者の人材不足が深刻で、良い人材の奪い合いが熾烈になっており、人材不足は世界的な現象である事が判る。エンジニアやデザイナーが不足している話しは良く聞くし、デジタルが判るマーケターも極めて不足している。

問題を大きくしているのは、日本が未だ終身雇用を引きずっている事である。アメリカでは、デジタル分野のマーケターやエンジニアが転職を重ねながら、新しいノウハウを広げているが日本では、そのような現象が起きていない。

少し極論になるが、日本企業は、いままで外部に丸投げしていたウェブ制作を分野を、内製化する事を真剣に検討すべきだと思う。外注するにしてもインハウス化を前提に人材育成をしていかないと、企業の競争力をそぐ事になると思う。

今後2-3年で急速にスマートフォン、タブレットが普及し、ソーシャルメディアがますます使われるようになっていく。そのような時代にキーとなるのは、新しい技術を理解したデジタル人材である。

御社ではデジタル人材を確保する戦略を持っていますか?