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採用活動
イノーバ 採用マーケティング責任者 橋口2024/05/23 11:57:531 min read

従業員エンゲージメントを活用した採用戦略〜求職者に選ばれる企業になるには〜

従業員エンゲージメントを活用した採用戦略〜求職者に選ばれる企業になるには〜

企業の成長に欠かせない優秀な人材の確保。しかし、採用競争が激化する中、いかにして求職者の心をつかみ、自社に引き寄せるか。その鍵となるのが、従業員エンゲージメントと採用施策の連動です。本記事では、従業員エンゲージメントが採用に与える影響と、エンゲージメントを重視した採用戦略の具体策について解説します。

 

従業員エンゲージメントが採用に与える影響

エンゲージメントの高い企業は求職者に選ばれやすい

Gallup社の調査によると、従業員エンゲージメントの高い企業は、業績が20%以上向上する傾向にあります。(出典: State of the Global Workplace: 2021 Report, Gallup)

LinkedIn社の調べでは、求職者の64%が「社員が生き生きと働いていること」を企業選びの重要な基準に挙げています。(出典: Inside the Mind of Today's Candidate, LinkedIn)

エンゲージメントの高さは、求職者に「自分もこの企業で働きたい」と思わせる大きな要因なのです。

 

社員の本音の声は求職者の意思決定に影響する

Glassdoor社のデータでは、求職者の70%が企業の評判を見て応募を決めると言います。社員の生の声は、求職者の意思決定に大きな影響力を持っています。ソーシャルメディア上の社員の投稿や、社員インタビューの動画などは、求職者が企業の実態を知る貴重な情報源です。ポジティブな社員の声は、求職者の心に強く訴求し、入社意欲を高めることができるのです。

 

エンゲージメントを重視した採用施策のポイント

企業理念・バリューを全面に打ち出す

自社の理念やバリューを明確に打ち出すことは、エンゲージメント採用の第一歩です。パタゴニア社は、環境保護という理念を全面に掲げ、同じ価値観を共有する人材を引き寄せています。求職者に企業の独自性を印象づけ、「この会社で働きたい」という共感を得ることが重要です。社員一人ひとりが体現する価値観を、採用活動で存分にアピールしましょう。

 

社員の実際の声を積極的に発信

社員の声は、求職者に最も響くコンテンツです。社員インタビューやオフィス紹介の動画、座談会の記事など、社員の生の声を伝える多様な施策を展開しましょう。イノーバでは、社員がブログで日常的な社内の様子を発信し、求職者に「この会社で働く」イメージを膨らませています。求職者の共感を呼ぶ、リアルな社員の声を届けることが肝要です。

イノーバ社員がお届けするマーケティングブログ Innova Magazine https://innova-magazine.jp/

 

候補者とのコミュニケーションを密に取る

採用プロセスでは、候補者とのコミュニケーションを密に取ることが大切です。候補者の関心事や不安点に丁寧に耳を傾け、適切なフィードバックを行いましょう。双方向のコミュニケーションを通じて、候補者との信頼関係を築くことができます。

 

入社後のキャリアパスをイメージさせる

優秀な人材を惹きつけるためには、入社後のキャリアパスをイメージさせることが重要です。候補者に、その企業で働くことでどのようなスキルが身につき、どんなキャリアを描けるのかを具体的に伝えましょう。成長機会の豊富さをアピールすることで、候補者の入社意欲を高められます。

 

イノーバにおけるエンゲージメント採用の実践

イノーバでは、従業員エンゲージメントを軸とした採用戦略を全社的に展開しています。

 

社員リファラル採用の強化

イノーバでは、社員リファラル採用に力を入れています。社員一人ひとりが自社の魅力を体現し、友人・知人に働きかけることで、イノーバの価値観に共感する優秀な人材の採用に成功しています。リファラル採用比率は全体の11%以上に及び、定着率も極めて高い水準を維持しています。

 

オウンドメディアによる採用ブランディング

自社メディア「Innova Magazine」では、社員によるマーケティングのノウハウ発信や、社内勉強会や働く環境などについての記事を随時公開し、働く社員の生の声を届けています。楽しそうに働く社員の姿は読者の共感を呼び、「イノーバで働きたい」という意欲を喚起しています。

 

1on1ミーティングを重視した選考プロセス

イノーバの採用選考では、候補者と社員の対話を重視しています。職場の雰囲気や業務の詳細を伝えるだけでなく、候補者の関心事を引き出し、様々な角度からフィードバックを行っています。こうしたきめ細かなコミュニケーションが、お互いの理解を深め、入社後の定着にもつながっています。

 

エンゲージメント測定ツールで確かな改善を確認

イノーバでは、エンゲージメント向上の取り組みの成果を定量的に把握するため、年2回、全社的にエンゲージメント測定を実施しています。直近の調査では、1年間でエンゲージメント・やりがい・組織への信頼・評価・上司・同僚との関係など多くの項目で前回比10ポイント以上し、大幅な改善が見られました。

こうしたエンゲージメント指標の向上は、採用活動にも好影響を与えています。社員一人ひとりがイキイキと働く姿は求職者の強い関心を集め、応募数の増加や内定承諾率の向上にもつながっています。

 

イノーバのエンゲージメントを活用した採用は、着実に成果を上げています。2023年中途採用では、エントリー数が前年比120%に増加。内定承諾率は85%を超え、高い水準で推移しています。イノーバの事例は、エンゲージメントを軸とした採用戦略の有効性を示す好例と言えるでしょう。

このように、エンゲージメント測定の結果を追記することで、イノーバの取り組みの成果をより説得力のある形で伝えることができます。定量的なデータを示すことで、読者の理解も深まるはずです。

エンゲージメント採用の実践には困難も伴いますが、イノーバの事例のように、全社一丸となって取り組むことで、大きな成果を上げることが可能です。社員のエンゲージメントを高め、一人ひとりが採用の当事者として活躍する組織を目指すことが、優秀な人材の獲得につながるのです。

 

エンゲージメント採用を実践する上での課題と解決策

 

社員の主体的な採用活動への参画を促す

エンゲージメント採用では、人事部門だけでなく、社員一人ひとりが重要な役割を担います。全社的な採用協力体制を構築し、社員の自主的な採用活動への参画を促すことが欠かせません。そのためには、エンゲージメント採用の意義を全社で共有し、日常的な社内コミュニケーションの中で採用への問題意識を醸成していくことが大切です。 

 

採用部門と現場社員の協働を促進する

エンゲージメント採用を進めるには、採用部門と現場社員の緊密な連携が不可欠です。採用部門は、現場の知見を活かした採用活動を展開すると同時に、社員に対して積極的に情報発信やフィードバックを行っていく必要があります。社内SNSなどのツールを活用し、社員と採用部門のコミュニケーションを活性化することも有効でしょう。

 

採用活動の PDCAサイクルを確立する

エンゲージメント採用は、トライ&エラーの繰り返しの中で醸成されていくものです。採用活動の結果を定量的に評価・分析し、より効果的な施策につなげていくPDCAサイクルを確立することが重要です。採用部門は、現場の声に耳を傾けながら、柔軟に採用手法を改善し、組織全体の巻き込みを図っていく必要があります。

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エンゲージメント採用は、企業の成長を支える優秀な人材の獲得に直結します。企業の個性や魅力を言語化し、社員一人ひとりが発信者となって求職者に届けていく。そうした地道な取り組みの積み重ねが、求職者との強固な信頼関係を築き、採用競争力の源泉となるのです。

 

社員のエンゲージメントを採用の武器に変えていくために、組織を挙げて知恵を出し合い、トライ&エラーを重ねていく。採用のイノベーションに挑戦し続ける姿勢こそが、激化する採用競争を勝ち抜く原動力となるでしょう。



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イノーバ 採用マーケティング責任者 橋口

株式会社イノーバ 経営管理部人事グループリーダー 2020年5月イノーバ入社。人事労務17年、採用4年経験。 産業カウンセラー、国家資格キャリアコンサルタントの資格を持つ。 プライベートでは6歳男子の育児中。休日はボーイスカウトの活動に参加し、仕事でもスカウト活動を行う、公私ともにスカウター。 イノーバでは従業員のエンゲージメント向上や採用活動に取り組んでいます。豊富な経験と専門知識を活かし、最適な人材の確保と社員の成長をサポートしています。