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宗像 淳 / イノーバCEO2025/04/17 11:41:33< 1 min read

「本は全部読まなくていい?」 ― レバレッジ・リーディング第4章を読んで気づいた“読書の本質”

イノーバでは毎週月曜の朝、全社で読書ワークに取り組んでいます。
今週のテーマは、ビジネス書の名著『レバレッジ・リーディング』の第4章。

この章には、私たちの「読書観」を揺さぶるようなエッセンスが詰まっていました。

 

そもそも、全部読まなくていい?

「ビジネス書は、最初から最後まで全てを読む必要はない。成果に直結する一行を見つけるために読む」
この考え方に、メンバーからもさまざまな反応がありました。

「読み切らなくてもいい、一つでも使って成果に変えればいい」
「“これは使えるか?”と問いながら読む姿勢が大事」

従来の「ちゃんと最後まで読まないとダメ」という固定観念を手放し、
目的を持って読む、そして読んだら即実践する。

このシンプルで本質的なスタンスが、多くの共感を呼びました。


気づきを「行動」に変える読書

読書ワークの目的は、知識をため込むことではありません。
私たちが大事にしているのは、「読む→気づく→試す→語る」というサイクル

実際にメンバーからは、以下のような実践例が出てきました:

 

  • 図書館カードを作って、すきま時間で読む習慣をつけた
  • 本のメモを印刷し、常に持ち歩くようにした
  • 「アウトプットするために読む」ことを意識して、メモに残すようにした

 

また、「読書メモを共有する文化をつくりたい」「POD定例で推奨本を紹介したい」といった、チームでの実践アイデアも多く挙がっています。

 

レバレッジ・リーディングで得た学び

最後に、今回多くのメンバーが共通して挙げていた印象的な気づきを紹介します。


「インプットとアウトプットはセット。読んだら、使うこと」
「読み方に正解はない。自分に合ったやり方を試しながら身につけていけばいい」

“全部読まない勇気”と“行動につなげる意志”
この2つを持つことで、読書は単なる知識収集ではなく、人生を変えるレバレッジ(てこ)になるのだと実感しました。


イノーバは、知識創出カンパニー

私たちイノーバのミッションは、
マーケティングで日本を元気にする」こと。

そのためには、社員一人ひとりが「学び」を力に変えることが欠かせません。
今回の読書会もまた、小さな気づきから大きな実践へとつながる一歩でした。

これからも、イノーバは「読書を戦略に変える会社」として、日々の学びを大切にしていきます。

 

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宗像 淳 / イノーバCEO

福島県立安積高校、東京大学文学部卒業。ペンシルバニア大学ウォートン校MBA(マーケティング専攻)。1998年に富士通に入社、北米ビジネスにおけるオペレーション構築や価格戦略、子会社の経営管理等の広汎な業務を経験。 MBA留学後、インターネットビジネスを手がけたいという思いから転職し、楽天で物流事業立ち上げ、ネクスパス(現トーチライト)で、ソーシャルメデイアマーケティング立ち上げを担当。ネクスパスでは、事業開発部長として米国のベンチャー企業との提携をまとめた。 2011年6月にコンテンツマーケティング支援の株式会社イノーバを設立、代表取締役に就任。