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宗像 淳 / イノーバCEO2025/04/18 9:59:28< 1 min read

忙しいフルリモート環境でも、学びと改善を止めない──イノーバ流「書き込み型振り返り術」

イノーバは、完全フルリモートで運営されているBtoBマーケティング支援会社です。

そして、私たちが携わっているクライアントワークは、正直に言えば毎日が「戦場」です。タイトな納期、複数のプロジェクト進行、次々に変化する市場やツール。そんな忙しい環境の中でも、「立ち止まって、振り返り、改善する」時間をあきらめたくない。だからこそ生まれたのが、“書き込み型振り返り”という独自のスタイルです。

やり方はシンプル。Googleスプレッドシートに、事前にKPT(Keep・Problem・Try)などの振り返りフォーマットを用意し、テーマを決めて、5~10分程度で各自が一斉に書き込みます。その後、Zoomの画面共有で入力内容を見ながら、全員で共有・議論を行います。

自分の考えを言語化することで頭が整理され、さらに他のメンバーの視点や工夫にも気づくことができます。

たとえば、ある週のテーマでは「オウンドメディアの記事制作プロセスの改善」に関するKPTが並びました。

Keep(良かったこと)には「Claudeを活用した高速記事作成が定着してきた」「SEOと展示会に注力する方針が明確になった」といった成果。

Problem(課題)には「事例チェックに時間がかかりすぎる」「インターン募集が進まない」などのリアルな声。

Try(挑戦したいこと)には「遊び心のある記事にも挑戦したい」「3記事同時進行を試してみる」など、ポジティブな未来の種が並んでいました。

このスタイルは、対面の会話よりも密度の濃い議論を可能にします。なぜなら、全員が「まず自分で考え、言語化する」ことを強制されるからです。考える→書く→読む→話す、という一連の流れは、個々の内省を促し、チームのナレッジ共有を一気に加速させてくれます。

「忙しいからこそ、短時間でも“思考と対話”に向き合う」

それが、イノーバが編み出した、成長し続けるための働き方です。

スプレッドシートと5分間の集中が、チームを変える力になる──。そんな現場の知恵が、今日も静かに、でも確実に、イノーバのカルチャーを支えています。

 

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宗像 淳 / イノーバCEO

福島県立安積高校、東京大学文学部卒業。ペンシルバニア大学ウォートン校MBA(マーケティング専攻)。

1998年に富士通に入社し、北米ビジネスにおけるオペレーション構築や価格戦略、子会社の経営管理等の広汎な業務を経験。MBA留学後、楽天で物流事業、ネクスパス(現トーチライト、博報堂DYグループ)でソーシャルメディアマーケティング事業の立ち上げを担当。ネクスパスでは、事業開発部長として米国のベンチャー企業との提携を主導した。

2011年、マーケティング支援会社である株式会社イノーバを設立、代表取締役に就任。日本におけるコンテンツマーケティング/BtoBマーケティングの第一人者として、15年以上にわたり5000社以上の経営課題やマーケティング・営業課題を分析し、幅広い業界で企業の事業成長に貢献。「事業を伸ばすには実行力が重要であり、実行力とは組織・人である」という哲学で、人にこだわった支援会社づくりに取り組んでいる。

2026年2月、最新刊『いちばんやさしいAI時代のコンテンツマーケティングの教本』(インプレス)を上梓。著書に『商品を売るな コンテンツマーケティングで「見つけてもらう」仕組みを作る』(日経BP社)、『いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本』(インプレス)。
最新刊 旧作1 旧作2