イノーバでは、毎週月曜日の朝に、全社で読書のワークに取り組んでいます。
始まりはささやかなものでしたが、今ではすっかりイノーバの文化のひとつ。なぜ、BtoBマーケティングの会社が、読書をここまで大切にしているのか?
その理由はとてもシンプル。
「社員一人ひとりの学びこそが、会社の知性を形づくる」
「学びの習慣こそが、“マーケで日本を元気に”という私たちのミッションを支えている」
そう考えているからです。
インプットだけで終わらせない。「読んだことを活かす」読書
ただ読むだけでは終わりません。毎週のワークでは、こんな問いを立てて内省します:
- 先週の学びをどう実践したか?
- 気づきや疑問は何か?
- 個人として実践したいことは?
- チームとして実践すべきことは?
あるメンバーは「すきま時間で本を読む習慣をつけるために、図書館カードを作った」と行動に移しました。別のメンバーは「メモをPCに保存して印刷し、常に持ち歩くようにした」と、読書メモを日常に組み込んだそうです。
読書の目的は、情報を詰め込むことではありません。
“成果につながる一行”に出会い、それを行動に移すこと。これがイノーバ流の「レバレッジリーディング(=読書の“投資対効果”を最大化するビジネス読書術)」です。
学びの知見を、チームのナレッジに
イノーバでは、学びは個人のためだけではなく、チームや組織の成長にも役立てます。
たとえば、次のようなアイデアが日々共有されています:
- 「推奨本を紹介しあう仕組みを、POD定例でやってみたい」
- 「実践して成果が出た知識をナレッジとして蓄積する文化を作りたい」
これは、SECIモデル(共同化→表出化→連結化→内面化)の実践そのもの。私たちはただ読んで満足するのではなく、気づきや成功体験を共有し、それを組織全体の知へと高めていくプロセスを大事にしています。
学びを通じて「マーケで日本を元気に」する
マーケティングとは、企業の価値を社会に届け、人の行動を動かす力。私たちが提案するコンテンツやキャンペーンの一つひとつに、背景にある深い思考や知見が問われます。
だからこそ、イノーバは「知識創出企業」であることに誇りを持っています。
毎週の読書は、そのための土台。社員一人ひとりの“読む力・考える力・伝える力”が、日本のマーケティングを前に進めていくと、私たちは信じています。
最後に
読書会の中であるメンバーが言っていました。
「読み方の訓練から必要だと思っていて、まずは毎週図書館通いをする予定です」
たった一人の一歩が、やがてチームに、会社に、そして社会に広がっていく。
イノーバは、そんな連鎖をつくりたい。
これからも、「学びを力に」するマーケティング会社として歩んでいきます。
宗像 淳 / イノーバCEO
1998年に富士通に入社し、北米ビジネスにおけるオペレーション構築や価格戦略、子会社の経営管理等の広汎な業務を経験。MBA留学後、楽天で物流事業、ネクスパス(現トーチライト、博報堂DYグループ)でソーシャルメディアマーケティング事業の立ち上げを担当。ネクスパスでは、事業開発部長として米国のベンチャー企業との提携を主導した。
2011年、マーケティング支援会社である株式会社イノーバを設立、代表取締役に就任。日本におけるコンテンツマーケティング/BtoBマーケティングの第一人者として、15年以上にわたり5000社以上の経営課題やマーケティング・営業課題を分析し、幅広い業界で企業の事業成長に貢献。「事業を伸ばすには実行力が重要であり、実行力とは組織・人である」という哲学で、人にこだわった支援会社づくりに取り組んでいる。
2026年2月、最新刊『いちばんやさしいAI時代のコンテンツマーケティングの教本』(インプレス)を上梓。著書に『商品を売るな コンテンツマーケティングで「見つけてもらう」仕組みを作る』(日経BP社)、『いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本』(インプレス)。
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