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イノーバマーケティングチーム2024/02/02 15:09:561 min read

大学のオウンドメディアが成功した事例7選とそのポイントを解説

多くの大学では、通常の公式サイトに加え、情報発信のためのオウンドメディアも運用するようになりました。企業などでは、すでに一般的なことですが、大学でもオウンドメディアを運用して、大学の魅力や情報を発信しています。

そこで本記事では、大学でオウンドメディアを運用するメリットや、掲載されるコンテンツについて解説するとともに、成功事例として7サイトを紹介します。大学のオウンドメディアの成功ポイントと成功事例を紹介しますのでご参考にしてください。

大学でも成功事例の多いオウンドメディアとは

オウンドメディアは、英語で「Owned Media」と書き、「Owned」は「所有」を意味します。広義では所有するメディアのことであり、企業や団体などがコンテンツを内製し運営するホームページやブログなどを指します。ツイッターアカウントなどを含めることもありますが、SNSはソーシャルメディアであり、アーンドメディアに括るのが一般的でしょう。

狭義のオウンドメディアは、組織が運営するウェブマガジンやブログを指し、日本では一般的には狭義で使われています。大学においても、公式サイトに加えて、情報発信のためのオウンドメディアを運用するようになりました。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

大学のオウンドメディアの成功事例

ここからは、大学のサイトの紹介と取り上げているコンテンツについて具体的に例示していきます。

1Meiji.net(明治大学)

明治大学の「Meiji.net」では、教授陣が専門的な知識と独自の視点から、社会のあらゆるテーマと向き合い、世の中に向けて情報発信することをコンセプトにしています。よって、オウンドメディアの目的は、研究機関である大学としての社会貢献に重きを置いているといえるでしょう。

コンテンツに関しては、「特集記事」がメインカテゴリーのひとつとなっており、明治大学の先生方の出張授業や外部の方々との対談などを記事として掲載しています。教授陣の研究内容を中心にした「研究紹介アニメ」、教授陣がリレー形式で語る「リレーコラム」など、情報価値の高さを売りにしたことが成功の要因となりました。

2Kindai Picks(近畿大学)

近畿大学の「Kindai Picks」は、カテゴリーのひとつめが「就職活動」となっており、学生による在学生向けのオウンドメディアという特徴が目立っています。ただし、一般の人も興味を持ちそうな記事が数多くあります。

カテゴリーは、「就職活動」に続き「研究・教育」「イベント」「産学連携」など、全部で10カテゴリーが設けられています。「イベント」では、キャンパス内でのNHK『土曜スタジオパーク』の公開生放送、朝ドラヒロイン・福原遥さん独占インタビューなどが掲載されていました。「産学連携」では、テレビでも取り上げられていた「近大マグロ」の記事もあります。

トピックに恵まれ、記事の内容自体に興味を持たれているという印象のオウンドメディアです。

3アオガクプラス(青山学院大学)

青山学院大学の「アオガクプラス」では、カテゴリーが「インタビュー」「キリスト教」「コラム」などとなっており、大学のオウンドメディアとしてシンプルな構成でした。「キリスト教」というカテゴリーが設けられているのは、ミッションスクールとして創設されたからです。

青山学院本部広報部で運営していることが、オウンドメディアの雰囲気に大きく影響していると感じました。幼稚園から大学・大学院までを擁する総合学園としのオウンドメディアであり、インタビュー記事は、中等部、高等部、大学生、卒業生と、幅広い年代の方々が対象です。

4ザッツ・京大(京都大学)

京都大学の「ザッツ・京大」は、大学の総務部広報課で運営しているオウンドメディアです。そして、サイトのコンセプトは、京都大学らしさを少しでも感じてもらえること。このことは、サイト名でも表しているようです。

カテゴリーには、「Archives」「People」「Campuslife」「Institute」がありました。「Archives」には、残りの3つカテゴリーの記事がまとめられています。

京都大学には歴史があり、著名人を多数輩出しているため、記事の題材が豊富にあるのが強みといえそうです。

5Musashi Web Magazine「きじキジ」(武蔵大学)

武蔵大学の「Musashi Web Magazine」は、学生が企画・編集・取材し、大学の広報部が監修するウェブマガジンです。主に受験生や在学生に向けて情報発信しています。「きじキジ」という愛称は、「雉」と「記事」をかけていて、武蔵大学のルーツである旧制武蔵高等学校の校章に、「雉」が使われていたことが由来とのこと。

カテゴリーが「特集」「イベント」「勉強」「ライフ」「進路」「恋愛」「グルメ」「ブログ」「その他」。個人ブログのように感じる方もいるのではないでしょうか。ただし、一眼レフカメラで撮影しながら取材するなどして、記事の品質を高めています。

6LINK@TOYO(東洋大学)

東洋大学の「LINK@TOYO」は、公式サイトの「東洋大学について」の子カテゴリーとして、公式サイト本体内に設けられたウェブマガジンです。デザインテンプレートや雰囲気が統一されており、内容や言葉遣いなど従来の大学の公式サイトのイメージを踏襲しています。カテゴリーとして、「LIFE」「SOCIAL」「BUSINESS」「CULTURE」「SPORT」があり、いずれも大学という教育機関らしいテーマと内容です。

7國學院大學メディア(國學院大學)

國學院大學の「國學院大學メディア」は、公式サイト内の主要カテゴリーのひとつとして設けられています。カテゴリーは「ARTICLES(記事一覧)」「NEWS(ニュース一覧)」「EVENTS(イベント一覧)」と大きく3つに分かれています。

カテゴリーを最小限にしていますが、記事の読者対象を分かりやすくしてあります。例えば、「在学生」「受験生」「卒業生」「全ての方向け」「企業・一般」などなど。内容は、読み物以外にも大学からのお知らせも掲載されています。

大学でオウンドメディアを運用するメリット

オウンドメディアを導入することで、受験生や学生だけでなく社会へ向けて、大学の魅力を自由に発信できます。公式サイトはどちらかというと事実確認のための情報ですが、オウンドメディアで好奇心をそそるような情報を発信できれば、大学のファンを増やす効果を期待できるでしょう。ネットから情報収集する方が増えている時代においては、ウェブサイトを充実させることの意義が大きいはずです。

大学のオウンドメディアで扱うコンテンツ

上記の事例では、学生が中心のメディアがある一方、教授陣が情報発信するという形態のメディアもありました。オウンドメディアの利用方法はさまざまですが、学生へのインタビュー、キャンパスライフ、大学機関としての研究、進路などは情報発信のためのオウンドメディアとして重要事項です。その他にも、ビジネス、イベント、社会活動などが大学サイトのコンテンツとして考えられます。

コンテンツに関しては、大学で制作したものだけでなく、外部のメディアの記事をリンクさせたり転載したりしている場合もありました。

大学機関としての研究

大学のオウンドメディアであるため、どのオウンドメディアでも研究関連のコンテンツには力を入れています。例えば、教授陣が情報発信する明治大学の「Meiji.net」、研究者となる方が多い京都大学の「ザッツ・京大」、研究・教育カテゴリーのなかで、親しみやすい文章とテーマで記事を掲載している近畿大学の「Kindai Picks」など。大学のオウンドメディアとして、参考になる記事が多くみられます。

学生・教授へのインタビュー

ウェブサイトの構成上のカテゴリーはさまざまですが、大学のオウンドメディアでは学生や教授へのインタビューが掲載されていることがほとんどです。専門知識や研究に関する情報価値は、教授陣や博士課程生へのインタビューのほうがあるかもしれません。ただし、一般学生がどのように勉強しているのかを知りたい受験生や父母、あるいは企業の人事担当者も多いと考えられます。

ビジネス・産学連携

大学で得た知識をどのようにビジネスや産業に生かすかというコンテンツです。経済学部などのビジネス系の学部がある大学では、ビジネスについては扱いやすいコンテンツと言えるでしょう。進路選択を控えた学生に向けての情報発信でもあります。また、ビジネス系以外も幅広く含めて、産学連携として情報発信している大学もあります。

進路

学生にとって重要なトピックですが、オウンドメディアによっては扱っていません。どちらかというと公式サイトにて扱うトピックといえるでしょう。

キャンパスライフ

大学のオウンドメディアとしては、取り上げやすいトピックのひとつといえるキャンパスライフ。ただし、読まれることが少ないためか、あまり扱わないオウンドメディアが多いようです。

イベント・スポーツ

大学のイベントと言えば文化祭ですが、入学式や卒業式なども年に一度の大きなイベントです。その他にも、大学では、卒論発表会や講演会など何らかのイベントが開催されているのではないでしょうか。大学ではスポーツで活躍されている方も多いでしょう。

オウンドメディアをフル活用して大学の魅力を発信

大学サイトにおいても、公式サイトだけでは物足りないと感じ、オウンドメディアを運用し始めています。大学の魅力や情報を、受験生や在学生、そして社会に向けて積極的に発信するようになりました。

大学のオウンドメディアに関しても、イノーバのマーケティングやWebサイト制作に関するノウハウがお役に立つと考えます。事例情報も参考にして、いま一度貴大学のサイトを見直してみてはいかがでしょうか。

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イノーバマーケティングチーム

株式会社イノーバの「イノーバマーケティングチーム」は、多様なバックグラウンドを持つメンバーにより編成されています。マーケティングの最前線で蓄積された知識と経験を生かし、読者に価値ある洞察と具体的な戦略を提供します。

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