競合サイト・ホームページを解析する方法

ホームページ制作

ホームページ作成・リニューアルにおいて、競合会社のリサーチは非常に重要な過程です。情報にあふれ、すでに可処分時間の壮絶な奪い合いが展開されているインターネット上において、特定のターゲットにアクセスしてもらうためには、競合となるホームページの分析を行い、それらよりも魅力的かつ注目を集めやすいページを作る必要があります。また競合ホームページの分析は、ビジネスにも役立つ示唆が得られる可能性があります。ホームページ競合分析によるメリットと、その方法について見ていきましょう。

競合分析のメリット 

魅力的かつ注目を集めるホームページ作りへのインプット

ホームページ競合分析によるメリットのひとつめは、他社と比べて魅力的かつ注目を集めるホームページ作りへの貴重なインプットとなることです。爆発的な発展を見せるインターネットの世界においては、すでに一生かかっても消化しきれないほどのコンテンツであふれかえっています。このなかからターゲットとなる顧客にアクセスしてもらうためには、顧客にとって競合のホームページよりも魅力的な中身、かつ検索エンジンの結果において上位に表示されるなど、見つけてもらいやすくする必要があります。

そのためには、競合となるホームページがどのように顧客たちを集客しているのか、また競合のホームページのどのコンテンツが注目を集めているのか、といった情報を集めたうえで、対策を取ることが重要です。

競合ビジネスのマーケティング戦略を理解できる

今やホームページは、企業のマーケティング戦略にとっては欠かせない存在です。それだけ重要な存在にも関わらず、ホームページ上に掲載されている情報は誰からでもアクセスできるようになっており、かつ、すでにデジタルデータのため分析が容易に行える、唯一無二の存在です。これを詳しく分析することで、競合会社の戦略やマーケティング戦略を知るためのヒントが得られる可能性があります。

複数の競合他社のホームページの構造を分析することで、それぞれのマーケティング戦略の考え方をうかがい知ることができます。また競合のホームページ上に掲載されているブログ記事などのアクセス数の傾向を見ることで、顧客のニーズを知るためのヒントになります。

普通はこれらの情報は、マーケティング調査を専門に行っているコンサルティング会社などに、膨大なお金を払わなければ得ることができません。しかし、ホームページという公開情報を、少し時間をかけて分析することで、自社ビジネスを運営するうえで貴重なヒントが得られるかも知れないのです。

競合の顧客像を知ることができる

適切なツールを使うことによって、競合会社のホームページを訪れている顧客の属性(性別、年齢、居住地、職業など)まで調べることができます。このような情報も、通常であれば莫大な予算を使って調査会社に依頼しなければ得ることができませんが、はるかに少ない手間で競合の顧客もしくは潜在顧客の属性を知ることができるのですから、試してみない手はないでしょう。

また、ユーザーはどのようなキーワードで競合のホームページに流入するのかを知ることで、顧客が解決したい悩みや、製品・サービスに求めていることを知ることができます。これらの情報をじっくり収集し、仮説を立てていくことで、新たなビジネスモデルのヒントが見えてくるかも知れません。

ホームページ競合分析の方法

では実際に、ホームページ競合分析をどのように行うのかを見ていきましょう。

比較するWebサイトの選定

自社と同程度の規模と売上で、同じような製品を展開している会社のみが、インターネット上で競合になるとは限りません。規模が小さくても検索エンジン対策を行っている企業や、異なる業態の企業のWebサイトが検索上位表示を独占しているケースもよくあります。

競合になるWebサイトを探すには以下のような方法があります。

  • GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、あなたが対策したいキーワードを検索してみましょう。検索結果の上位に表示されるのが検索エンジン上で競合となるWebサイトです。上位の3〜5社を確認しておきましょう。
  • Googleで、「related:(URL)」と検索すると、入力したURLとの関連性が高いWebサイトが表示されます。
  • また、MORE SITE LINK (http://moresiteslike.org/)を使うと、入力したURLのホームページと似たようなページを探すことができます。

競合の集客状況・顧客情報のチェック

有料・無料のツールを使い、競合ホームページのアクセス数や、滞在時間、訪問者の属性、流入元などなどさまざまなデータを調査することができます。これにより、自社のホームページのコンテンツ制作の参考にしたり、また他社のビジネスモデル分析のまたとないインプットにしたりすることができます。競合サイトの調査ができるツールの一部を紹介します。

SimilarWeb

SimilarWebを使うと、競合サイトの流入数、滞在時間、流入元、直帰率、国別の流入、流入キーワードなど、サイト全体の概要を知るために最適です(https://www.similarweb.com/)。有料版では、競合のSEO対策の状況やリスティング広告の実施状況、詳細な流入元を調べることが可能です。

eMark+

アクセス数や平均滞在時間に加えて、ユーザー属性を知ることができるのがeMark+です(http://www.valuesccg.com/)。こちらのサービスでは、全国に20万人以上いるといわれる多数のモニター会員のアクセスデータから、各種属性情報の分析まで行うことができます。無料版でも多くのデータを用いて分析することができますので、ぜひ一度試してみてください。このツールはtoCビジネスのWebサイトの解析に最適です。

Moz Pro Open Site Explorer

競合サイトのドメインオーソリティやページオーソリティ、被リンクの数やリンク元などがわかります(https://moz.com/researchtools/ose/)。

Ahrefs

競合サイトの流入キーワード、キャンペーン、被リンク、発リンク、リスティング広告やその他広告の実施状況、トップのLPといった情報がわかります(https://ahrefs.com/)。無料トライアル期間があります。

GRC

メジャーな検索エンジンを横断的に調べるツールとしては、検索順位チェックツールGRCが有名です(http://seopro.jp/grc/)。指定時刻に自動的に順位チェックを行うこともでき、生活消費財などの一日の時間や曜日によって売れ行きが変化する商材を扱う方にとってはピッタリでしょう。

競合サイトのコンテンツをチェック

これまでは定量データのみを見てきましたが、定性データ、つまり実際にホームページを見た時の感想や、使いやすさなどもチェックしましょう。競合会社のホームページであれば一度は覗いてみたことがあると思いますが、改めて初めて訪れたらどのように感じるか、メニューは使いやすいか、信頼できるホームページだと感じるかどうかを確認してみましょう。また、キャッチコピー、コンテンツの内容、メルマガ登録画面までスムーズに行けるかといった所も、重要な確認ポイントです。

以上競合のホームページの分析のメリットと、その方法について見てきました。競合ページの分析は、自社のホームページを作るときのインプットとなることはもちろんのこと、競合会社の戦略を分析するうえでも貴重な発見があるはずです。ぜひ試してみてください。

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