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イノーバマーケティングチーム2024/02/02 15:28:441 min read

ブランディングとマーケティングの違いとは?それぞれを有効活用するポイントを解説

企業が継続的に利益を上げていくためにはさまざま施策が求められます。ブランディングやマーケティングもその一つで、それぞれを有効活用することで高い成果を得られる可能性も高まるでしょう。ただ、ブランディングとマーケティングは似たような概念として混同されがちですが、高い成果を得るには、それぞれが持つ目的や役割の把握が欠かせません。そこで今回は主にBtoB企業におけるブランディングとマーケティングの違いを明確にしたうえで、それぞれの目的、役割、メリットをお伝えします。企業の広報、マーケティング担当者の方はぜひ、参考にしてください。

ブランディングとマーケティングの違いとは?

ブランディングとマーケティングは、それぞれの目的や役割が異なります。

端的にいうと、ブランディングは、企業または製品・サービスなど「ブランド」の価値を高めるための活動で、マーケティングは、製品やサービスを売るための全般的な活動のことです。

ブランディングとは

ブランディングとは、企業の「ブランド」を形成するためのさまざまな活動を指します。企業ロゴや商標、商品デザインのほか、ポリシーやミッションを明確にし、社内外へ向けて発信することで自社や自社商品の強みや価値を認識させるための活動です。

  • ブランディングの目的と役割

ブランディングの目的は、企業、または商品・サービスの価値を向上させることにあります。それよって「製品やサービスの差別化」「取引先やステークホルダーに対する信頼感の構築」「顧客ロイヤルティの向上」などを図ることができます。

1. 製品やサービスの差別化

競合他社に対し、製品やサービスで差別化をするには、一貫したメッセージの発信が重要です。ロゴやパッケージデザイン、フォントなど視覚的要素で統一感を持たせることで自社のイメージ強化につながります。
また、自社のポリシーやミッション、コンセプトなどを社内外に明確に伝えられるようなブランドストーリーがあると、独自の価値が提供できるでしょう。

2. 取引先やステークホルダーに対する信頼感の構築

取引先やステークホルダーに対して信頼感を構築するには、自社の専門性や信頼性を可視化させ、取引先やステークホルダーに対して訴求することが必要です。また、ケーススタディや成功事例の公開。企業の運営や製品開発プロセスにおける透明性の確保、質の高い製品・サービスの提供を継続することも欠かせません。

3. 顧客ロイヤルティの向上

顧客ロイヤルティを向上させるには、製品やサービスの質向上以外に顧客に特別感を持ってもらう必要があります。そのためには、企業のコアバリューやブランドメッセージを明確にすることが重要です。

また、顧客とのコミュニケーションを通じてニーズを把握し、顧客満足度を高める。カスタマイズされたソリューションや専門的なアドバイス、独占的なコンテンツなど顧客に対して付加価値を提供し続けるといったことも欠かせません。

マーケティングとは

マーケティングとは、企業活動のなかで製品やサービスを効率的に販売するための仕組みを構築するものです。顧客に認知・興味関心を示してもらい、継続的な関係性を構築するには、製品やサービスの価値を適切に提供することが欠かせません。具体的には、市場・顧客分析を基に、広告やWebコンテンツ、SNS、展示会、セミナーなどオンオフにかかわらず多様なアプローチで顧客に訴求します。

  • マーケティングの目的と役割

BtoB企業がマーケティングを行う主な目的としては、「見込み顧客の獲得」「既存顧客の維持」「売上・利益の向上」などが挙げられます。

1. 見込み顧客の獲得

見込み顧客の獲得に求められるのは、広告、Webコンテンツ、SNSなどのプロモーション活動など認知を拡大する施策です。その後、メルマガ、セミナーなどで顧客が求める情報の提供によって継続的な関係性の構築を行い、商談や販売につなげていきます。

2. 既存顧客の維持

特にBtoBマーケティングにおいては、見込み顧客の獲得以上に重要なのが既存顧客の維持です。的確な情報提供やアフターサービスを行い、顧客満足度を高めることで継続的な関係性の強化を目指します。そのためには、顧客管理システムの活用や、定期的な顧客訪問、カスタマーサポートの充実などが重要です。

3. 売上・利益の向上

顧客のニーズに応じた製品やサービスを提供し、価格設定やプロモーション戦略を最適化させることで、売上向上を目指します。また、継続的にサポートにより、アップセルやクロスセルを実現させられれば、利益の向上も可能です。

ブランディングの実践により得られるメリット

  • 競合との差別化

多くの業種でコモディティ化が進む現在、製品やサービスの質だけでは競合他社との差別化は困難です。ブランディングは、プロダクトの質だけではなく、企業の独自性や価値、ストーリーなども併せて訴求できるため、差別化に大きく貢献します。

  • 社内外からの信頼感獲得

ブランディングを通じて企業の価値やビジョンを明確にすれば、顧客からの信頼感獲得が可能になります。また、ビジョンの明確化は、社内に向けたブランディングとしても効果的です。進むべき道がわかりやすくなるため、社員も積極的に業務へ取組めるようになるでしょう。

  • 優秀な人材の獲得

ブランディングは優秀な人材の獲得にも効果を発揮します。自社のポリシーやミッション、企業の価値が広く認知されれば、採用人事においても自社に魅力を感じる優秀な人材が集まり、企業の成長につながる可能性が高まるでしょう。

  • マーケティング効率の向上

ブランディングにより、自社のアイデンティティや価値が明確になれば、マーケティング戦略の立案もしやすくなります。ブランディングによって認知度が向上し、マーケティングで認知獲得にかける手間や時間を短縮できるようになるため、マーケティングの効率化も可能です。

マーケティングの実践により得られるメリット

  • マーケットインサイトの獲得

マーケティングの実践で顧客ニーズを深く理解できるようになり、顧客に提供すべく自社の価値が明確になります。また、競合他社の動向や市場トレンドも把握でき、購買したいと思える製品の開発、価格設定、販路、販促を提案できるようになるでしょう。

  • 潜在顧客の獲得

市場や競合分析により自社の市場での立ち位置と実際の市場とのギャップを埋めていくことにより、新たな潜在顧客の存在に気づける可能性が高まります。これにより、以前であればターゲットではなかった顧客へのアプロ―も可能になるでしょう。

  • 予算の効率化

BtoBビジネスでは、認知から購入までのプロセスが複雑かつ長期化する傾向が強く、購入までにかかるコストも少なくありません。しかし、マーケティングを徹底して行えば、ターゲットである顧客に適切なタイミングでアプローチできるようになり、効率的な予算活用が可能です。

また、自社の製品やサービスを活用することで得られるメリットを明確にすれば、顧客に自社にしかない価値に気づいてもらえる可能性も高まり、価格戦略への依存度を下げられます。

ブランディングとマーケティングの連動が重要

企業が継続的に成長していくためには、自社を認知してもらうための活動、自社製品やサービスに価値を感じてもらい購入してもらうための活動、どちらも欠かせません。顧客はブランドだけでは製品やサービスの購入に至らず、マーケティングだけで信頼感を獲得するのは難しいでしょう。

逆にいえば、適切なブランディングの実施によりマーケティングの効率が向上し、適切なマーケティングの実施によりブランドイメージの向上が可能です。それぞれを適切に行うことにより、相乗効果が生まれ、結果として企業の成長につながっていきます。

イノーバでは、それぞれの企業に合ったブランディングやマーケティングの実施をサポートするBtoBマーケティング伴走型支援サービスを提供しています。BtoB企業としてブランディングとマーケティング、それぞれを効率的に実現するため、さまざまな支援を行いますのでぜひ、お気軽にご相談ください。

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イノーバマーケティングチーム

株式会社イノーバの「イノーバマーケティングチーム」は、多様なバックグラウンドを持つメンバーにより編成されています。マーケティングの最前線で蓄積された知識と経験を生かし、読者に価値ある洞察と具体的な戦略を提供します。

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