Skip to content
イノーバマーケティングチーム2024/02/02 15:29:37< 1 min read

ブランディングに欠かせないフレームワークをタイプ別に解説

企業がブランディングを実施するには、自社を知ること、競合他社や市場を知ること、そして顧客を知ることが重要です。自社、競合、顧客の3点を十分に理解しなければ、自社の立ち位置が明確にならず、適切なブランディングも行えません。自社や競合、顧客を理解するにはさまざまな方法がありますが、なかでも欠かせないのがフレームワークです。そこで今回は特にBtoB企業のブランディングにおいて必要なフレームワークを紹介するとともに、効果的に活用するためのポイントをお伝えします。企業の広報、マーケティング担当者の方は是非、参考にしてください。

自社の分析に効果を発揮するフレームワーク

ブランディングは自社の強みや弱みを可視化させ、自社の特性を見つけ出すことが重要です。そのために必要なフレームワークには次のようなものがあります。

3C分析

3Cとは、自社の能力(Capability)、顧客(Customer)、競合(Competitor)の頭文字を指します。それぞれを分析することで、自社の強みや弱みの可視化が可能です。

SWOT分析

SWOTとは、自社の強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)の頭文字を指します。自社の強みと弱みといった内部環境の視点、機会と脅威といった外部環境の視点を組み合わせることで自社の市場での立ち位置を明確化することが可能です。

コアコンピタンス分析

自社が持つ独自の能力、技術、知識、資源といったコンピタンスの特定により、競合優位性を可視化させるフレームワークです。競合にはない自社独自の強みを見つけ出す際に効果的な分析手法といえます。

バリューチェーン分析

企業が製品やサービスを提供するための全プロセスを構造化し、それぞれのプロセスにおいて付加価値を生み出す活動を明確にするためのフレームワークです。事業活動のコストや自社の強みと弱み、競合他社の戦略把握などに効果を発揮します。

競合の分析に効果を発揮するフレームワーク

自社の強みが必ずしも競合との比較で強みになるとは限りません。自社が強いと思っているものをブランディングに活用するには、競合他社との比較や外部要因の分析が必須です。ここでは、競合や外部要因の分析に効果を発揮するフレームワークを解説します。

PEST分析

PESTとは、政治(Political)、経済(Economic)、社会(Social)、技術(Technological)の頭文字を指します。自社内では変えることのできない要素を分析することで、自社がビジネスを行う場所や市場で直面するさまざまな課題の可視化が可能です。

競合分析

競合他社との比較・分析を行い、市場での自社の競争力を向上させるためのフレームワークです。競合他社の戦略、市場でのシェアやポジション、強みや弱みなどを把握することで自社の立ち位置や方向性を見出せます。

ポジショニングマップ

競合他社と自社の製品やサービスを比較し、市場での立ち位置を可視化するフレームワークです。自社と競合他社の製品やサービスを複数の軸で比較することにより、競合との差別化につながるポイントを特定できます。

顧客の分析に効果を発揮するフレームワーク

ブランディングには、自社と競合、そして顧客の把握が欠かせません。自社の顧客がどのような特徴を持ち、どのようなニーズがあるのかを把握することで、ブランディングの方向性を見定められるようになります。ここでは、顧客分析に効果を発揮するフレームワークを見てみましょう。

セグメンテーション分析

市場をいくつかのグループ(セグメント)に分け、それぞれのセグメントにおける顧客属性やニーズを分析するフレームワークです。ブランディングにおいては、セグメンテーションに基づいて、それぞれのセグメントに合わせたブランド戦略の展開を可能にします。

デシル分析

顧客を購買額や購買頻度などの指標に基づいてランク付けするためのフレームワークです。たとえば購買額で上位から順に10分割して分析し、それぞれの傾向を見ることで顧客層や市場規模などが可視化されます。ブランディングにおいては、それぞれの顧客属性や嗜好に応じたメッセージの発信が可能になるため、よりきめ細やかなサービスの提供も可能です。

RFM分析

RFMとは、Recency(最近)、Frequency(頻度)、Monetary(金額)の頭文字を指します。この3つの指標を用いて顧客をグループに分け分析することで、優良顧客の特定や、その顧客に対する適切なブランディング戦略の実行が可能です。

CTB分析

CTBとは、Category(カテゴリ)、Taste(テイスト)、Brand(ブランド)の頭文字を指します。顧客の購買行動に着目し、その行動を引き起こした要因を分析するフレームワークです。商品やサービスの購買要因を把握することが可能になるため、顧客ニーズに応じた商品開発やサービスの改善につながります。

行動トレンド分析

顧客の行動履歴を分析し、購買行動のトレンドを把握するためのフレームワークです。商品の閲覧数やカートに入れた数、購入履歴などのデータを分析することで、行動のトレンドを把握できます。これにより、ECサイトのUIUXの改善が可能です。

ブランディングを行ううえで効果的にフレームワークを活用するポイント

ブランディングは、自社、競合、顧客をそれぞれの分析によって把握することで初めて社内外へ向けて発信するメッセージが明確になります。そこでここでは、効果的にフレームワークを活用し、ブランディングを行うためのポイントを見てみましょう。

目的に応じて適切なフレームワークを選択する

業種や規模、顧客層などに合わせて、適切なフレームワークを選択することが重要です。また、状況に応じて複数のフレームワークを組み合わせることで、より効果的なブランディングが可能になります。

具体的には、RFM分析を活用して顧客の購買行動を把握した上で、CTB分析によるグループ分けを行う。これにより、顧客の購買行動をより詳細に把握し、それぞれのグループに合わせ適切なブランディングを実践できるようになるでしょう。

定期的な分析実施により改善を繰り返す

フレームワークによる分析は定期的に行い、顧客のニーズや市場のトレンドに合わせてブランディングを調整することが必要です。どの分析手法も1年前と現在では結果が異なるケースが多く、場合によっては半問や3ヶ月程度でも変わってしまうケースも珍しくありません。現実と乖離した分析結果をいつまでも利用するのではなく、常に最新の分析結果をブランディング戦略に落とし込んでいくようにしましょう。

また、フレームワークの結果を定期的に社内で情報共有することも重要です。それぞれの社員がやるべきことを把握できるようになり、より効果的なブランディングが実現します。

フレームワークを適切に活用してブランディングの実現を

ブランディングをゼロから始めるのは多くの手間や時間を要します。フレームワークはその手間や時間を削減し、効率的にブランディングの実施をするために欠かせないものといえるでしょう。

ただ、ひと口にフレームワークといってもその種類は多様です。目的や用途を明確にしたうえで活用しないと、結局は多くの手間と時間を要するようになるため、それぞれのフレームワークの適性を把握したうえで活用を進めてください。

フレームワークの適切な選択や活用にお悩みの際は、イノーバのBtoBマーケティング伴走型支援サービスの活用をご検討ください。イノーバが持つ経験や知見を基に、効果的なブランディングの立案をゼロからサポートします。特にBtoB企業でブランディングに取り組みたいといった際は、ぜひお気軽にご相談ください。

BtoBマーケティング伴走型支援サービスを見てみる

avatar

イノーバマーケティングチーム

株式会社イノーバの「イノーバマーケティングチーム」は、多様なバックグラウンドを持つメンバーにより編成されています。マーケティングの最前線で蓄積された知識と経験を生かし、読者に価値ある洞察と具体的な戦略を提供します。

関連記事