ランディングページを作るならテンプレートの利用が効率的!提供サイトも多数ご紹介

ホームページ制作
ランディングページの作成を制作会社に依頼(外注)せず、自社で作ろうとするならテンプレートの利用が効率的です。
Webサイトの内製化はコスト削減になるだけでなく、ちょっとした変更の際にもスピーディーに更新ができるなど、メリットも多くあります。さまざまなサイトで提供されているテンプレートをうまく使い、顧客を呼び込めて成果も上がるランディングページを作りましょう。
今回はテンプレートの概要や、優れたデザインのテンプレートを提供しているサイトをご紹介していきます。
そもそもランディングページ(LP)とは?
検索エンジンなどから訪問してくるユーザーが、最初に着地するページをランディングページ(Landing Page)といいます。
ランディングページという言葉には2つの使われ方があり、1つ目は単にユーザーが最初に降り立ったページを指す場合。この場合、そのページは会社のトップページや企業概要のページかもしれません。
2つ目はリスティング広告など(もしくは各種Web広告やSNS)から訪問してくるユーザーに、商品やサービスを購入して貰うためのページです。こちらはユーザーのコンバージョンを目的としているので縦長のレイアウトとなることが多く、マーケティングの世界でランディングページといった場合にはこちらを指すことがほとんどです。本記事ではこちらの意味でランディングページという言葉を使いますが、もう少し詳細にランディングページをお知りになりたい方は、本ブログの記事「ランディングページとは?効果的なLP作成のポイントと事例を解説!」をご覧下さい。
ランディングページ制作に活用したい、テンプレートとは?
では、上記のようなランディングページ制作に活用できるテンプレートとはどのようなものなのでしょうか?その種類と共に、簡単に説明しておきましょう。
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HTMLテンプレート
HTMLテンプレートは、Webサイトの制作に必要なHTMLやCSS、画像などのファイルがセットになっっているものです。Webページを一からHTMLで記述するのは、かなりの手間がかかります。HTMLテンプレートを利用すれば、多少のカスタムだけで自社独自のランディングサイトを立ち上げることが可能です。
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WordPressテンプレート
もし自社サイトのCMSにWordPressを使っているのであれば、WordPressのテンプレートを利用するのがおすすめです。WordPressは世界最大シェアのオープンソースCMSであり、LP向けはもちろん、各種ページ向けのテンプレートやプラグインが多数リリースされています。
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LP作成ツール
LP作成ツールとは、テキストと画像を入力(挿入)するだけで簡単にランディングページが作成できるツールのことです。一番のメリットは、HTMLやCSSといったWebサイト構築の専門知識がいらないことです。上記2つのテンプレートより利用する場合のハードルは低いものの、デザインや機能の制約が多くなります。あまりWebに関する知識はないが、取り急ぎランディングページを立ち上げたい、という場合に重宝するツールです。
おすすめのランディングページHTMLテンプレート提供サイト4選
それではさっそく、HTMLテンプレートの提供サイトからご紹介していきましょう。
LPCreate
LPCreateは、nanoTRACKが運営するランディングページ制作サイトです。本来は格安でランディングページの制作を請け負っていますが、「LPO専用テンプレート」のページでランディングページのフリー版テンプレートを提供しています。このテンプレートのポイントは個人使用、商用使用共にOKで、初心者でも簡単にカスタマイズできること。また既存のWebサイトがなくても使うことができるので、ランディングページの立ち上げには最適なテンプレートとなっています。
テンプレどん
ポポデザインが運営する、Webサイト制作代行のページがテンプレどんです。こちらも商用利用可能、著作権表示フリーで使うことのできるテンプレートを配布しています。とてもシンプルなデザインですがレスポンシブデザイン(スマホやタブレットで表示が自動的に最適化される機能)にも対応しており、実用性の高いランディングページ用のテンプレートです。また、テンプレどんのサイトはテンプレートの使用方法やカスタマイズ方法を例として公開しており、とても親切なサイトになっています。
sienna
siennaは海外のHTMLテンプレート配布サイトです。基本は有償での配布ですが、その分クオリティが高く美しいテンプレートの多いことが特徴です。ランディングページのカテゴリーには「Startup(ベンチャー向け)」や「Shop Home(ECサイト)」、「Social Media News(SNS)」などさまざまなタイプのものがあり、レイアウトもフルスクリーン仕様から、複雑なものまで多くの形式が取りそろえてあります。
colorlib
colorlibも海外のテンプレート提供サイトで、基本的には有償でHTMLテンプレートを配布しています。特徴はランディングページのテンプレートがとても豊富なこと。海外ならではの彩りの良いテンプレートが数多く揃っています。またcolorlibはHTMLテンプレートだけでなく、WordPressのテンプレート(Themes)も配布しています。こちらにはFreeのテンプレートもあって、とても使い勝手の良いサイトとなっています。
おすすめのWordPress LPテンプレート3選
WordPressでは、よくテーマとテンプレートが混同されています。テンプレートとは、テーマの中のデザインを決めるファイル群を言うのですが、これらと他のファイルが集まってテーマを構成しているのです。テンプレートとテーマは厳密に言えば違いますが、ここでは便宜上同じものとして扱います。
Colorful
Colorfulはランディングページ専用のWordPress用テンプレートです。ランディングページに必要なフォームやカウントダウン機能がワンパックになっており、初心者でも簡単にランディングページを作成できるようになっています。
Switch
株式会社デザインプラスが展開するブランド「TCD」には数多くのWordPress用テンプレートが用意されていますが、中でもSwitchは店舗用ランディングページに特化したテンプレートです。Switchはテキストや画像などのコンテンツをドラッグ・アンド・ドロップで並べ替えられるなど、わかりやすいインターフェースで人気の高いテンプレートです。
LiquidLP
LiquidLPはリキッドデザイン株式会社がリリースしている、レスポンシブWordPressテーマの中の一つです。本格的なランディングページを簡単に作成・運用できるように作られており、複数のランディングページも容易に作成することができます。また、SNS連携やSEO対策の機能が充実していることも特徴です。
ランディングページ無料作成ツール3選
最後に、ランディングページの作成ツールを紹介しておきましょう。どれも無料で使うことのできるお得なツールです。
ペライチ
ペライチは、初心者でも簡単に高品質なホームページを作ることができるホームページ作成ソフトです。料金プランは「スタート」、「ライト」、「レギュラー」、「ビジネス」の4種類ですが、このうちスタートプランは無料で使うことができます。ただし公開できるページ数が1ページに限られるなどの他、機能制限が多いので実際にはビジネスプラン(30日間無料)でお試ししてみるのがよいでしょう。
ジンドゥー
200万ユーザーが愛用する「Jimdo(ジンドゥー)」は、感覚的に操作できることが特徴で初心者でも使いやすいと高評価のホームページ作成サービスです。料金プランには無料プラン(Free)と有料プラン(Pro、Business)があり、サーバー容量や使える機能に差がありますが、有料プランでは独自ドメインが使えるのが大きな違いです。ビジネスとして本サービスを使うのであれば、有料プランを検討しましょう。
売れるネット広告つくーる
株式会社 売れるネット広告社が提供する「売れるネット広告つくーる」ではランディングページの制作が無料で行えます。この機能は商品画像やブランドロゴ、商品価格などのコンテンツを用意しておけば、システム上でランディングページを自動制作してくれるというもの。同社の持つ「売れる広告を作るノウハウ」が存分に活かされたランディングページが、3分ほどで完成します。ただし無料なのはランディングページの制作費なので、実際の運用には月額基本使用料などがかかることには注意が必要です。
ランディングページデザインの参考にしたいサイト
HTMLテンプレートやWordPress用テンプレートで作ったランディングページは、デザインが良く、適切な構成で顧客を最後まで離脱させずにコンバージョンに導いてくれるものでなければなりません。ただし自社で作ったサイトが、そのような要件を満たしたサイトなのかどうかは容易に判断できるものではありません。そのようなときは、お手本になる既存のランディングページを参考にして、自社のページを修正していくのも良いでしょう。
本ブログの別記事「ランディングページのデザイン次第で結果が変わる!?おすすめのLPデザイン12選はこれ!」では、成果の出るランディングページの事例サイトを紹介しています。ぜひこちらもご覧下さい。
まとめ
ランディングページを立ち上げる一番の目的は、ユーザーからのコンバージョン(売上や申し込みといった成果)を得ることです。一回立ち上げたからといってそのまま運用を続けるのではなく、ユーザーの反応を見ながらコンテンツの順番を変えたりイメージを入れ替えるなど、メンテナンスを怠らないようにしましょう。各種テンプレートを利用してランディングページを自作していれば、柔軟な対応が可能になるはずです。
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