コーポレートサイトの構築にはワードプレスがおすすめ!その理由と注意点を解説します

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数ヶ月間まったく更新のないWebサイトを掲示する企業に、あなたは仕事を依頼したいと思うでしょうか?「更新頻度の低いWebサイトなら、無い方がマシだ」と言われるほど、Webサイトの更新頻度はその企業の活力を表す指標となっています。そのサイトが企業の顔とも言えるコーポレートサイトであるなら、これはなおさら。定期的にWebサイトを更新し常に新しい情報を発信するには、自社で低コストに、そして頻繁に更新を行える使いやすいCMSが必須です。今回はコーポレートサイトの構築に最適なWordPressの紹介と、使用する際の注意点について解説していきます。

オープンソースCMSと商用CMS

CMS(Content Management System)はWebサイトを構成するテキストやイメージ、動画などのコンテンツを総合的に管理・配信することを目的として作られたシステムですが、その供給方法で大きく2種類に分かれます。基本的に無償で配布されているオープンソースCMSと、有償の商用CMSです。

オープンソースCMSは有志によって開発され、ソース(プログラム)が広く公開されているCMSです。本体は無償ですが、サーバやドメインの手配、プラグインの実装やシステム構築まですべて自分の手で行う必要があります(システム構築などを請け負う会社もあります)。一方商用CMSはソフトウェア開発会社が開発しているCMSで、継続して使用するにはライセンス料が発生します。ただしシステム構築からセキュリティ対策、各種サポートなどが受けられるので、費用対効果を考えてどちらかを選んでいく必要があります。今回ご紹介するWordPressは、オープンソースCMSとして広く利用されているシェアNo.1のCMSです。

★CMSに関しては以下の記事でも詳しく解説しています

CMSとは何か? 導入のメリットや選定で押さえるべきポイントとは

コーポレートサイトの構築にはWordPressがおすすめ

WordPressの魅力は、オープンソースCMSで圧倒的なシェアを誇っていることです。現在インターネット上にあるサイトのうち、60%以上がWordPressで作られていると言われています。ただしこのシェアの高さには、メリットとデメリット(注意点)が存在します。ここからは、WordPressがコーポレートサイト構築におすすめのCMSである点と、使用にあたって注意する点について解説していきます。

WordPressがおすすめの理由

  • サイト構築のコストを抑えられる

基本的に無償で利用できるので、サイト構築や運営のコストを抑えられます。ただし機能を追加する場合には、有償のテーマやプラグインが必要になる場合もあります。

  • 開発者・利用者が多い

開発者や利用者が世界中に多くいるので、解説本やマニュアルが多くリリースされています。またFAQなども多くのサイトで紹介されているので、疑問点などはすぐに解決できます。

  • 初心者でも簡単にサイト構築できる

有償・無償のテーマやプラグインが多く用意されているので、初心者でも簡単にサイト構築ができます。

  • さまざまな機能をプラグインで簡単に追加できる

プラグインを追加することで、さまざまな機能を追加(拡張)できます。たとえば問い合わせフォームなどを追加すればリード獲得に役立ち、顧客にメールを送信する場合などでも専用のプラグインが用意されています。

  • WordPressを使った制作会社を見つけやすい

多くのシェアを持つCMSなので利用する会社も多く、制作会社も多く存在しています。制作費は会社の規模(個人から大企業まで)に応じて変わることが多いので、予算に合わせたイト制作が可能です。

  • 複数権限を与えられる

ログインユーザーを管理者や編集者などで複数設定することが可能。サイト運営に関わる管理業務(更新・新規ページ追加等)を分担することができます。

  • SEOに有利

WordPress用にリリースされているテーマは一定のSEO対策をされたものが多く、またHTMLタグを自由に記述できるため、定期的に変更されるSEOの条件に合わせて対策を変更しやすいのも特徴です。

人気CMSであるWordpressならではの注意点

使用に際して多くのメリットのあるWordPressですが、反面、運用する上での注意点もあります。その多くは事前に対策することで被害を防げるものなので、しっかり確認しておきましょう。

  • 自分で問題解決しなければならない

制作会社などにサポートを依頼していない限り、サイトで問題が起きた場合は自分で対処する必要があります。WordPressに限らず、オープンソースCMSを使うか商用CMSを使うかはサイト公開後の運用をよく考えて判断しましょう。

  • 管理・運用には知識が必要

管理者としてWordPressを使って行くには、サーバ管理、更新作業なども含めてある程度のIT知識が必要です。サイト構築さえしてしまえば、あとは誰でも管理・運用ができるというわけではありません。コーポレートサイト公開後の管理者については、IT知識のレベルをよく確認して人選しましょう。

  • ハッカーに狙われやすい

世界中で利用されているということは、それだけ注目度も高いことになります。Windowsを狙ったハッキングが多いように、WordPressにも数多くのハッキング事例があります。ある会社の調査では、2018年に起きたハッキング事例のうち、約90%がWordPressを採用しているWebサイトでのものだったと報告されています。

  • 脆弱性の解決にはタイムラグがある

上記のようにハッキングが起きてから、WordPressの脆弱性が解決されるまでには時間がかかります。WordPressの開発は有志によるコミュニティで行われているため、一般企業のように即応することが難しいのです。

  • プラグインにも脆弱性がある

WordPressの本体だけでなく、プラグインに脆弱性が見つかる場合もあります。この場合、上記のコミュニティは脆弱性の解決に手を出すわけにはいかず、プラグインの開発者やメーカーの対応を待たねばなりません。実際にプラグインに対するハッキングは事例全体の50%を超えているので、開発の止まっているものや信頼できないサイトからのダウンロードは避けるようにしましょう。

  • 常にアップデートする必要性

このようにWordPress本体やプラグインは、多くの危険に晒されている状態にあります。常にアップデートを心がけ、最新状態で使うことが危険を避ける秘訣です。このようなWordPressのセキュリティ対策とおすすめのプラグインを、本ブログの記事でも特集していますのでそちらもぜひご覧下さい。

WordPressは一番狙われるCMS!?絶対に行うべきセキュリティ対策とおすすめプラグイン5選

コーポレートサイトに適したテーマ4選

最後は、WordPress用にリリースされているテーマをご紹介していきます。コーポレートサイトの雰囲気を一新したい、という場合などにWordPressを利用していれば簡単に変更することができます。

Lightningは、WordPress公式ディレクトリ(wordpress.org)に登録されているテーマです。公式ディレクトリに登録されるには厳しいチェックが行われるので、安心してコーポレートサイトのテーマといえるでしょう。Lightningは無償で使えますが、有償のLightning Proには専用のコンテンツデータが用意されており、「法律事務所」や「建築事務所」など、業種別のコーポレートサイトが簡単に構築できます。

TCDはWordPress用のテーマブランドとして、国内トップクラスのシェアを誇ります。基本的に有償ですが、独自の機能が豊富に用意され低コストながら高品質なコーポレートサイトを構築できます。ランディングページに最適な「DROP」、求人サイト用の「MASSIVE」、スタートアップに最適な「FAKE」など、目的別にたくさんのテーマが用意されています。

BusinessPressは、シンプルで美しいコーポレートサイトを作ることを目的としたWordPressテーマです。本テーマはGPLライセンスで無償利用可能なので、ソースコードの改変や再配布なども認められています。デザインがとてもシンプルなので、どのようなコーポレートサイトにも合わせやすいと高評価のテーマです。

今やマーケティングとSNSの連携は、ビジネスに必須の要素です。GPLライセンスで無償利用可能なBizVektorは、「いいねボタン」や「ツイートボタン」、「Facebookのコメント欄」など、主要SNSと連携ができるテーマです。また、無償でありながらレスポンシブデザインにも対応するなど、スマートホンやタブレットでの利用も考慮されていることが高く評価されています。

まとめ

WordPressは使い勝手も良くプラグインやテーマも豊富に用意されていますが、制作会社にサポートなどを依頼していない限り、運用は自己責任で行う必要があります。コーポレートサイトは企業の顔であり、ハッキング被害などに遭うとビジネスにも影響が及ぶ可能性があります。WordPressを運用する際には常に情報収集を怠らず、こまめなアップデートなどを心がけましょう。

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