導入事例
SEOに取り組み始めてから流入数倍増!コンテンツマーケティングによる接点創出の重要性を実感
- コンテンツマーケティングに着手したものの、知見が社内にほぼなく、手探りの状態でコンテンツ制作をしていた
- サービスを展開するDAP(デジタルアダプションプラットフォーム)市場における認知拡大のために、潜在顧客のニーズ掘り起こしが必要だった
- オウンドメディアを立ち上げて良質なコンテンツを拡充することでWebサイトの流入数を増やしたい
- リード獲得につながる流入を獲得したい
- コンテンツマーケティングに関するナレッジを社内に蓄積したい
- 流入数が対前年比で倍増
- コンテンツ拡充により検索順位が上がり、ユーザーとの接点創出に寄与
Webシステムを使いやすく。改善を支援する「テックタッチ」
テックタッチ株式会社は、Webシステムの入力をアシストするDXプラットフォーム「テックタッチ」を開発・提供されています。「テックタッチ」はノーコードで簡単に操作ガイドを追加でき、Webシステムの利便性を向上させたり、従業員の誤入力や誤操作を減らしたりすることで、生産性向上と業務効率化を実現します。
提供の対象は、企業で利用されている基幹システムなどの社内システムや自社で顧客向けにプロダクト(サービス)を提供している企業にも及びます。エンドユーザーが迷うことなくシステムを操作して、利用目的を達成し、ため、提供プロダクトの顧客満足度の向上のために「テックタッチ」を導入する企業も多くいらっしゃいます。システム利用についての問い合わせ数削減にもつながるため、システム管理者とエンドユーザー双方の利便性を高めることができる製品です。
現在は、テックタッチ株式会社のWebサイトはオウンドメディア「Techtouch journal」を立ち上げたことで流入数を順調に伸ばしていますが、かつては、Webサイト上に自社で内製したコンテンツを掲載してはいたものの、本格的なコンテンツマーケティングはできておらず、潜在層への訴求に課題を抱えていました。
今回は、テックタッチ株式会社 マーケティングチームの佐藤優真氏に、抱えていた課題の解決までの道のりと、その中でイノーバが果たしてきた役割についてお話を伺いました。
抱えていた課題
DAP市場の認知度が低く、市場の活性化と自社製品の認知度向上が必須
私はマーケティングチームに所属しており、オフライン、オンライン双方での認知獲得、リード獲得を担当しています。
「テックタッチ」は、デジタルアダプションプラットフォーム(以下 「DAP」という)と呼ばれる市場に分類されるツールですが、製品名の浸透のほかにDAP自体の認知度がまだ低いため、市場全体を盛り上げていく必要のある領域です。
これまでにも、Google広告やSNS広告、展示会への出展といった取り組みをしてきており、システムの利活用に課題を持っている潜在層に対して、DAPのことを知ってもらい、さらに、DAPといえばテックタッチと第一想起していただけるポジションの確立をめざしてきました。
潜在層への認知拡大に向けて、コンテンツマーケティングを実践することになりましたが、コンテンツマーケティングの実践ノウハウを持った人材が社内にいませんでした。そこで、オウンドメディア立ち上げにおける方向性の相談やコンテンツの制作を依頼できる会社を探していました。
イノーバに依頼した決め手
信頼できる企業から太鼓判を押され、イノーバを選ぶ
導入事例やお役立ち資料などのコンテンツを制作してWebサイト上に掲載したことはありましたが、コンテンツマーケティングに本格的に取り組むのは初めてでした。当時は、必要となるコンテンツの制作や運用ノウハウとリソースがなかったため、専門家に支援をお願いしようということで、コンテンツマーケティングの支援会社数社にご相談しました。
そのようななかで、イノーバさんのことを、弊社の担当が以前から知っていたことと、イノーバさんの支援先である他社の方からイノーバさんのBtoBマーケティング伴走支援型サービスについての話をお聞きし、「イノーバさんであれば良質なコンテンツを提供してくれる」と信頼できたことから、イノーバさんにご依頼することになりました。
検討中のサービスを既に利用されている人の生の声は、支援会社やサービスの選定をする上で有効な判断材料になりました。
導入現場での所感
多くのキーワード候補の調査依頼に柔軟に対応
「テックタッチ」は、ターゲットの幅がとても広いです。社内システム向け、自社プロダクト向けと想定されるターゲットを二種類に大別されるだけでなく、「テックタッチ」がどのようなWebシステムにも対応可能な汎用性の高いサービスであることから、訴求したいターゲット層がどうしても広くなってしまいます。その結果としてキーワードの候補数が膨大に膨れ上がってしまうため、「各キーワード候補が、本当に「テックタッチ」の売上につながる検索ニーズがあるのか」を、周辺キーワードも含めてイノーバさんに何度も調査依頼をさせてもらいました。
そのようなことを含め、こちらがわがままを言い過ぎかなと思うくらいに依頼や相談をしてきましたが、イノーバさんにはいつも柔軟にご対応いただいています。社内でSEOツールを使って分析をするとなると、それだけで工数がかさんでしまい、チームの大きな負担になります。そうした調査分析の箇所を専門家にお任せすることで、弊社のマーケティングチームでは、いただいた調査分析の結果をもとに効率的に今後の方針策定を行えています。
依頼して得られたこと
コンテンツへの流入数が倍増。検索結果上位にランクイン
イノーバさんに相談しながら立ち上げたオウンドメディア「Techtouch journal」ですが、今では対前年比で流入数が200%まで成長しました。
加えて、「Techtouch journal」内のコンテンツを経由して読者がサービスサイトへと回遊しているといった成果も感じています。私自身が別の目的で検索をしたときに「Techtouch journal」のコンテンツが検索結果の上位に入っているのを見たときも成果を感じる瞬間です。
社内に起きた変化
高品質なコンテンツとコンサルタントの丁寧な対応で築かれた信頼感
イノーバさんに伴走いただきながら取り組みを進めるうち、私と同じように検索サイトで調べ物をしていた社員から「『Techtouch journal』のコンテンツが上位に上がってるね」と声をかけてもらうことが増えました。成果が上がるにつれてコンテンツマーケティングへの取り組みが社内でも注目されるようになってきたことを実感しています。
弊社は2021年からイノーバさんにご支援を依頼しているのですが、納品いただくコンテンツのクオリティやコンサルタントの皆さんのご対応の丁寧さから、イノーバさんへの信頼感が非常に高いです。特に弊社の社名を冠している「Techtouch journal」に掲載される以上、中途半端な質のコンテンツ掲載することができませんが、イノーバさんは安定して高品質なコンテンツを制作していただいているので、質を落とすことなくコンテンツを充実させられていると感じています。
今後の目標
オウンドメディアのターゲットを広げ、回遊性をもたせることでリード獲得数を増やしたい
次の目標は「Techtouch journal」を運用してきて得られた効果の最大化です。最大化を目指すにあたり、取り組みたいことが2点あります。
まずは、これまで以上にコンテンツを拡充し「Techtouch journal」の読者層を広げることです。先にもお話ししたように、テックタッチのターゲット層はとても広いので網羅することが難しいことは理解していますが、例えばSEO対策の難易度の高いキーワードをイノーバさんに制作を依頼するなどして、達成したいと考えています。
もう一つは、「Techtouch journal」への流入からのリード獲得数を増やしていくことです。今のところ、各コンテンツの文脈に沿ったバナーを用意していますが、回遊性はもっと高められると考えています。コンテンツ数の拡充とともに、回遊性を高めるためにどういった訴求方法や改善方法が最適なのかをイノーバさんからアドバイスをいただきながらさらに改善していくことで、「Techtouch journal」をより読者にとって有益なオウンドメディアにしていきたいと考えています。
担当コンサルタントより
テックタッチ様とは、主にコンテンツによるサイトへの集客強化をご支援させていただいております。初めてお会いしてから、約2年間が経過し3年目を迎えようとしております。
コンテンツのやり取りに際し、ご丁寧なご確認と的確なコメントをいただけるので、非常に助かっています。
また、テックタッチ様はマーケティングへの意識が非常に高く、ご依頼いただく内容に関しても目的や背景も一緒にお伝えいただけるので、意図がとても分かりやすいです。
これからも、「Techtouch journal」のコンテンツを通して集客力向上のお手伝いをできればと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!
企業名 | テックタッチ株式会社 |
本社所在地 | 〒105-7105 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター5Fワークスタイリング内 |
事業内容 | デジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」の開発および提供 |
企業サイト | https://techtouch.jp/ |
取材:2023年7月