【多言語対応】効果的なグローバルサイトの構築を実現するCMSを徹底比較!【レスポンシブ対応】

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昨今、世界中でスマホやタブレットの利用率が増加傾向にあります。マルチデバイス対応はもちろんのこと、異なる解像度のデバイスに自動的に適した表示をすることができるレスポンシブデザインに対応していると、作業工数を減らすことができます。

また、日本の市場規模の縮小に伴い、多くの企業が海外へ目を向けるようになってきました。近年では大企業だけでなく、中小企業のサイトも多言語化してきており、事業をグローバルに展開していくために、多言語対応サイトの構築は欠かせない施策といえます。

ここでは、レスポンシブデザイン対応のCMSと、多言語サイトを構築できるCMSを紹介したいと思います。

レスポンシブ対応の無償CMS

WordPress<オープンソース>

最も有名なオープンソースCMS。全世界のシェア、国内シェアともNO.1。小規模なブログサイトから、大規模なニュースサイトまで、幅広いニーズと規模に対応しています。特徴は、53,000にものぼるプラグインの多さ。レスポンシブデザインに対応しているテーマも、無料のものだけでも1600以上用意されており、自由度の高さが魅力です。
バージョンアップが頻繁で、ワンクリックで最新版に更新できる手軽さも人気の理由です。知識がなくても簡単操作でサイトの構築が可能なのですが、自由自在にカスタマイズするためには専門知識が必要となります。

【URL】
https://ja.wordpress.org/

【有償の機能・サービス】
一部のテーマ、一部のプラグイン、日本語サポート

【おすすめのプラグイン】
Yoast SEO(無償):SEO対策ツール
Wordfence Security(無償):セキュリティソフトウェア
WPML(有償$29~): 40言語以上の言語に対応

XOOPS Cube<オープンソース>

XOOPSから派生したコミュニティサイト構築用のオープンソースCMSです。日本のサポートチームが開発した日本独自のバージョンです。Simple、Secure、Scalableの「3S」がコンセプトで、日本語・中国語などのマルチバイトに対応しています。そのコンセプトのとおり、400ほどあるモジュールで機能を拡張することが可能。ユーザー登録や、投稿記事のチェック機能など、コミュニティサイトを安全に運用するための機能が用意されています。
また、一部のテーマがレスポンシブデザインに対応しています。

【URL】
http://xoopscube.jp/

【有償の機能・サービス】
なし

【おすすめのモジュール】
d3diary(無償):日記帳
xpwiki(無償):Wiki システム
webphoto(無償):写真や動画の管理

Joomla!<オープンソース>

海外で人気の高いオープンソースのCMS。多くの企業や政府機関に導入されています。標準でレスポンシブデザインに対応しているので、自動的に各デバイスに最適な画面表示に調整してくれます。拡張機能が豊富で、デザイン性の高いテンプレートも多く提供されており、PHPの知識がなくても簡単に高品質なサイトを作ることができます。また、多くの技術者が携わり適宜アップデートが行われているので、セキュリティ面からも安心して使用することができるでしょう。
ユーザーやグループごとに閲覧権限を設定することができるため、会員制サイトの構築にも向いています。

【URL】
https://joomla.jp/

【有償の機能・サービス】
一部のテンプレート、一部のエクステンション、登録プロバイダによるサポート(英語サイト)

【おすすめのエクステンション】
JCE(無償):テキストエディタ
Nice Social Bookmark(無償):記事内にSNSボタンを埋め込む
JSN Power Admin(無償):管理画面を使いやすくカスタマイズ

レスポンシブ対応の有償CMS

Webydo

Webデザイナー向けのCMSです。Photoshopや Illustratorで作成したデザインを自動的にコーディングしてくれるので、デザインはできるけどコーディングは苦手、といった場合に便利です。デザインのパターンは、まっさらなもの・レイアウトだけのもの・デザインが施されたものから選択できます。
デザインテーマに縛られずに自由な感性でサイトを構築でき、レスポンシブにも自動で対応するので、デザインのみに専念することができます。

【URL】
https://www.webydo.com/

【料金】
全4プラン($75/月~)
※初月無償

【おすすめのプラグイン】
プラグインなし

SITEMANAGE

プラグイン選択方式のCMS。導入企業は400以上で、コーポレートサイトから社内システムまで、幅広いシーン・目的に対応可能です。ドラッグ&ドロップや、フォルダでのファイル整理など、使い慣れたWindowsの操作を採用しているから、使いやすさは抜群です。
基本機能であるプラグインと、必要に応じて追加できるエクステンションが用意され、合わせて100以上の機能が自由に利用できます。マーケティングに使える機能も豊富。クラウド型のSITEMANAGE Palもあります。

【URL】
http://www.sitemanage.jp/

【料金】
基本ライセンス…500,000円(税抜)
※構築費用は要問い合わせ

【おすすめのプラグイン】
ステップメール…ステップメールを送信する機能
アンケート管理…アンケートの作成・集計をする機能
売上管理…全体や個人別の売り上げ管理と、グラフ描画をする機能

多言語対応の無償CMS

Baser CMS<オープンソース>

Webクリエイターのために開発された、国産のオープンソースCMS。シンプルな構成でわかりやすく、自由にテーマの切り替えも可能です。コア部分と、そのバージョンのブログ・メールフォーム・フィードのプラグインは無償で利用できます。このほかにも、プラグインもテーマも無償・有償で多数用意されています。全国にパートナー企業があるため、自社に近いパートナー企業にサイト構築の依頼も可能。
カスタマイズ性が高く、マニュアルで勉強が必要になるので、初心者が使いこなすには時間がかかるかもしれません。しかし、マニュアルやサポートが日本語なので、安心して使用できます。コーポレートサイトだけでなく、会員制サイトの構築も得意としています。

【URL】
https://basercms.net/

【有償の機能・サービス】
一部のテーマ、一部のプラグイン

【おすすめのプラグイン】
バナー管理(無償):バナーの登録、管理
baserCMS 管理画面レスポンシブ化(無償):管理画面をワンクリックでレスポンシブ化
アップローダー(無償):画像やファイルをアップロードしてWebページやブログ記事の編集欄に貼り付け

多言語対応の有償CMS

NOREN

国内で610以上の企業・団体に導入実績がある国産CMS。毎年の保守継続率は96%以上にのぼります。NORENを利用している企業の87%が自社でサイト運用をしているというデータから、誰でも使いやすい作りになっていることがわかります。管理画面は日本語、英語、中国語、韓国語に対応しており、10か国語以上のサイトを構築した事例があります。Spokeと提携し、安くスピーディーに翻訳が可能です。
導入作業、トレーニング、訪問でのQ&A対応や、導入後のサポートセンターでの対応や定期訪問まで、導入前~導入後までフォロー体制が整っているので安心です。

【URL】
https://noren.ashisuto.co.jp/

【料金】
非公開

【おすすめのプラグイン】
プラグインなし

Live Commerce

ECサイト専用CMS。10言語に対応しており、越境EC・インバウンドECに最適です。ネットショップの構築実績は1,000以上。ネットショップを開店するための機能が充実しており、無償で設定を代行する「初心者バックアップサービス」や初期設定を簡単に行える「開店ウィザード」、有償での「開店代行」も用意されています。初めてでも安心してネットショップを開店できるでしょう。
またバージョン3.3では、日本の商品の需要国と現地語で検索されているキーワードがわかる「やさしいウェブ解析」を提供開始(ただしDiscovery Japan Mallに出店していることが利用条件)。サポートはウェブ解析士の資格を保有している者のみが対応しているので、サイト改善のアドバイスも受けることができます。

【URL】
https://www.live-commerce.com/

【料金】
全5プラン(6,000円/6ヶ月~)

【おすすめプラグイン】
注文者国旗表示(無償):ユーザーの接続元の国の国旗を表示、EMS国際配送が可能かを判断
商品オプション一括登録(無償):商品に対するオプション(サイズ、カラーなど)を一括登録
ネクストエンジン(有償):複数のネットショップの受注を一括管理、在庫共有

 

CMS選びは「目的」と「明確な運用イメージ」、「スキル」が重要

CMS選びで悩んでいるなら、まずはサイトを運営する目的を明確にすることからはじめてください。現在のサイトの問題点や新しく試みたいことを洗い出してみましょう。
「必ず数人のチェックを経て記事を公開したい」のなら、承認ワークフロー機能が必要でしょうし、「メルマガを配信したい」のなら、メルマガ配信機能が必要でしょう。また、「商品やサービスの認知拡大が目的」ならプロダクトサイトが必要なので、プロダクトサイトの構築を得意とする製品を選びたいですよね。
そして、操作性が運用者のスキルに合っているかも忘れてはいけないチェックポイントです。スキルに合わない製品を選んでしまうと、作業効率が悪くなったり運用の負担が大きくなったりと、CMS導入のメリットを享受できないこともあります。
このように、何を実現したいか、スキルに合っているかを念頭におくことで、適したCMSを絞り込んでいくことができるのです。

CMS比較表

最後に、この記事で紹介したCMSの比較表を掲載します。

<レスポンシブ対応CMS比較表>

XOOPS Cube

Joomla!

Webydo

SITEMANAGE

サイトの種類

ポータル
教育機関
ブログ
コミュニティ

コーポレート
ポータル
プロダクト
EC
イントラネット

プロダクト
EC
ブログ
ポートフォリオ

コーポレート
ポータル
プロダクト
キャンペーン
EC
官公庁・自治体
教育機関
ブログ
イントラネット

サイトの規模

~500P

1001P~3000P

~500P

501P~1000P

構築期間

2ヶ月

3ヶ月

不明

2ヶ月

マルチデバイス対応

フィーチャーフォン
スマートフォン
タブレット端末

スマートフォン
タブレット端末

スマートフォン
タブレット端末

フィーチャーフォン
スマートフォン
タブレット端末
スマートTV
サイネージ

 

<多言語対応CMS比較表>

WordPress

Baser CMS

NOREN

Live Commerce

サイトの種類

コーポレート
プロダクト
EC
ブログ

コーポレート
ポータル
プロダクト
キャンペーン
ブログ

コーポレート
ポータル
プロダクト
官公庁・自治体
教育機関
イントラネット

EC

サイトの規模

1P~500P

1P~500P

1001P~3000P

1001P~3000P

構築期間

1ヶ月

1ヶ月

2ヶ月

1ヶ月

マルチデバイス対応

スマートフォン
タブレット端末

スマートフォン
タブレット端末

フィーチャーフォン
スマートフォン
タブレット端末
スマートTV
サイネージ

スマートフォン
タブレット端末

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回紹介したCMSはどれも操作性に優れており、機能も充実していておすすめです。しかしCMSを選ぶ際は、機能の充実性だけでなく、「目的を実現できるか」「スキルに合っているか」も見極めることが大切です。今後はさらにグローバルブランディングが欠かせなくなり、デバイスの種類も増えていくでしょう。レスポンシブ対応・多言語対応のCMSで、コーポレートサイトを海外に通用する強力なビジネスツールとすることが、ビジネス拡大の中核を担っているといえそうです。

CMSとは何か? 導入のメリットや選定で押さえるべきポイントとは :: 株式会社イノーバ

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