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イノーバマーケティングチーム2024/03/08 8:13:372 min read

おすすめのフリー(無償)CMSを紹介!

CMSを選択する際に、「フリー(無償)」であることを重視する人は多いと思います。また、「フリー(無償)」で検索すると「オープンソースCMS」というものもよく目にするかと思います。しかし、「オープンソースCMS≠フリーCMS」であることはご存知でしょうか。フリーのCMSの種類と、それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。また、単にフリーというだけでCMSを選ぶことのリスクについても考えていきたいと思います。

イノーバでは、BtoB企業専門のWEB サイト制作サービスを提供しております。ご興味がありましたらご覧ください。

オープンソースCMSと非オープンソースCMSの違い

多くの人が勘違いしやすいのが、「フリー(無償)のCMSはオープンソースでしょ」ということ。確かに、フリー(無償)のCMSはオープンソースのことがほとんどなのですが、オープンソースのものもあれば、非オープンソースソースのものもあるのです。

オープンソースとは

そもそも、オープンソースとはどういった意味なのでしょうか。直訳すれば「ソースコード」が「オープン」だということ。オープンソースと名乗るためには、ソースコードを公開し、誰でも複製や変更・修正、再配布が自由にできるなどのオープンソース・ライセンスの要件を満たしている必要があります。つまり、フリー(無償)のCMSであっても、オープンソース・ライセンスに準拠していなければ、オープンソースCMSではないのです。

オープンソースは、ソフトウェアの発展と改善を目的としており、脆弱性対策やバグ修正、機能追加・拡張などを常に継続・維持するために、世界中の多くの開発者が開発に携わっています。一方、非オープンソースのソフトウェアはソースコードを公開しないため、開発者以外は見ることも修正することもできません。

オープンソースCMSのメリットとデメリット

<メリット>

  • 低コスト

オープンソースのライセンスは無償・有償ともに認められていますが、ほとんどが無償で頒布されています。また、テンプレートやプラグインも無償・有償のものがありますが、有償のものを利用したとしても、低コストでサイト構築・運用が可能です。

  • 不具合の修正・機能の追加が自由

ソースコードの閲覧・修正が可能なので、バグを見つけたら修正することができます。また、いつでもいくつでも機能を追加することができるので、柔軟性と自由度が高いです。利用者がある程度の知識を持っていれば、その自由度は格段に増すでしょう。

  • プロダクトの消滅がない

特定の企業が提供しているソフトウェアのように、倒産や合併などでプロダクトが消滅する心配がないので、リプレースのための費用や工数を削減することができます。

<デメリット>

  • サポートが薄く、自分で解決する必要がある

公式サポートがないことが多いです。問題が起こったときは、緊急時でもコミュニティやフォーラムを利用して解決しなければならず、迅速な対応は難しいでしょう。また、自身で解決しようにも、製品によっては日本語のドキュメントが不足している場合があります。

  • セキュリティ

非オープンソースのソフトウェアよりも、脆弱性が多い傾向にあります。脆弱性をついてサーバーへ不正侵入し、情報漏洩に繋がることもあるので、早急に対処しなければいけません。しかし、多くの開発者の目があるため、見つけたバグや不具合は素早く修正できるとも考えられます。

  • 品質の保証がない

ソフトウェア本体はもちろんですが、多くの技術者から提供されているテンプレートやプラグインも、品質が保証されているわけではありません。よって、自身で安全で信頼できる拡張機能を選択しなければならず、時間や手間がかかってしまいます。

非オープンソースCMSのメリットとデメリット

<メリット>

  • サポート体制が整っている

オープンソースと比べると、電話・メール・対面でのサポートや日本語サポートが充実している傾向にあります。また、製品について知見があるので、迅速な対応や詳細な回答が期待できます。しかし、メーカーによってサポート内容が大きくことなるため、自社のニーズに合ったサポートを行ってくれるか、選定時に確認しておくことが大切です。

  • 品質が保証される

メーカーが開発しているため、信頼性や安全性は高くなります。また、本体からプラグインまで一貫して開発しているため、追加した機能が動作しないといった心配もありません。

<デメリット>

  • 開発者のみしか変更できない

ソースコードにアクセスできないため、ソースコードに手を加えられるのは開発者のみです。また、監査不能なので、バグや不具合がないか外部から確認することができません。多くの開発者によるブラッシュアップが行われないことで、オープンソースよりもソフトウェアの品質向上は遅くなりやすいです。

  • コストの高さ・構築期間の長さ

ライセンス料や初期費用、月額利用料などがかかることが多いです。また、機能の追加や再構築など、カスタマイズする都度コストがかかってきます。製品によっては導入時に数百万円以上かかるものもあり、コストに見合う成果が得られない可能性もでてきます。また、カスタマイズには工数かかるので、ある程度の構築期間が必要になります。

サポート内容はメーカーによって大きく違います。「対面や電話でサポートして欲しかったのに、メールサポートしかしてもらえなかった」など、あとから困ることも。各社の保守・サポートの範囲も忘れずにチェックするようにしましょう。

オープンソースCMS・非オープンソースCMS比較表

  ライセンス サポート 機能の数
オープンソース GPL、ASL、BSD、MITなど コミュニティ、フォーラム 多め
非オープンソース 不明 電話、メール、対面 普通

 

無償プランか有償プランかの選択も重要

同じ製品でも、無償プランと有償プランが用意されている場合があります。フリーのCMSとは、オープンソースか非オープンソースかという違いではなく、各製品ラインナップとして用意されている無償プランを指すと理解いただくほうが良いかと思います。無償プランでは、商用利用制限や、利用可能な機能やサービス内容に大きな制限ががあることも場合が多いです。それぞれの特徴を確認しておきましょう。

無償プラン

必要最低限の機能・サービスが利用できるイメージです。個人向けで小規模なサイトを作ったり、お試しで触ってみたりしたい人におすすめです。無償プラン契約時に構築・設定した内容は、有償プランに変更してもそのまま引き継げることが多いです。

企業での担当者自身がすべてを学び、構築運用を行う場合や、実験的にサイトを作ってみる場合には、無償のCMSは有用な選択肢です。低コストのメリットは大きいですが、サポート体制や脆弱性(運用面)が気になるのであれば、有償を検討してみてもよいかもしれません。また、商用利用が無償プランで可能かも確認しておきましょう。

有償プラン

無償プランよりも多くのサービスが利用できるようになります。例えば、サポート内容が充実したり、アカウント数を増やすことができたりと、使い勝手がよくなるのが一般的です。また、法人の場合や商用利用の場合には、有償プランの選択が必要になる製品もあります。

以上のことからCMSは、オープンソースか非オープンソースか×無償か有償かで、大きく4つに分類ができます。

  1. オープンソース×無償
  2. オープンソース×有償
  3. 非オープンソース×無償
  4. 非オープンソース×有償
 

【国産/オープンソース】簡単操作のおすすめフリーCMS

Baked

CakePHPがベースの国産オープンソースのCMSです。デザインテンプレートを差し替えるだけでデザインを自由に変えることができます。実際のWebサイトを見ながら、クリックで編集エリアが表示され、ドラッグ&ドロップでコンテンツの位置が変更できます。マニュアルが必要ないくらい簡単な操作なので、初心者の方でも安心です。ブログもあっという間に作れ、標準でレスポンシブデザインに対応しています。

【URL】
http://bakedcms.org/

【料金】
無償

【お試し】
デモサイトあり
※作成から1時間程度でリセットされます

js-cms

WEBデザイナー向けに作られた国産CMS。DB不要なので、インストールやサーバー移行が簡単にできます。もともと企業サイト向けに開発されたもので、数100ページまでの小規模~中規模サイトに対応しています。サイト全体の構築だけでなく、サイト内の一部だけCMSで作成することも可能。CMS in CMSの使い方もOKです。

【URL】
http://www.js-cms.jp/index.html

【料金】
無償

【お試し】
デモサイトあり

EC-CUBE

180万以上のダウンロード、全国に30,000店舗以上の実績。プラグインが800種以上用意され、自由度の高いCMSです。プラグインを追加しなくてもECサイトの運用が可能なくらい、基本機能が充実しています。
無償の「GPLライセンス」と、有償の「商用ライセンス」が選択できる「デュアルライセンス方式」を採用しています。ソースコードを開示したくない(GPLライセンスに準拠したくない)場合は、商用ライセンスを選択してください。

【URL】
https://www.ec-cube.net/

【料金】
GPLライセンス:無償
商用ライセンス:1サイト…259,200円 (税込)
3本一括購入…233,280円 (税込)
4本~9本までの一括購入…220,320円 (税込)
10本以上までの一括購入…207,360円 (税込)

【お試し】
デモサイトあり

【国産/非オープンソース】簡単操作のおすすめフリーCMS

CMONOS.JP

中小規模サイト向け。サイト全体を構成することも、CGI(サーバー上でプログラムを動かすための仕組み)として利用することも可能です。日本での使用を念頭に置いて開発されているため、日本語の文字列での入力を強制することができ、海外のスパム撃退も期待できます。縦書きの表示も可能なので、ルビや傍点などの縦書きならではの表現にも対応しています。
入力欄を利用するすべてのツールで地図を載せることができるので、観光案内や不動産物件案内、旅ブログなどにも最適です。また、サイトの構築だけでなく業務用の作業管理ツールも作成でき、使い道の広さが魅力です。

【URL】
https://cmonos.jp/

【料金】
非商用個人:無償
商用・法人・団体:ライセンス料…27,300円(無期限)
※月額利用料はかかりません

【お試し】
14日間(商用・法人・団体)

PIPPAsac

国内のWeb制作会社が作ったCMS。直感的な操作が可能なので、サクッとサイトを作り、すぐにでもサイトを公開することも可能だそうです。スマホやタブレットからでも自由にページの作成・編集が可能なので、運用場所を選びません。複数のサイトをひとつの画面で切り替えて管理できるのも便利なポイントです。imagenavi(イメージナビ)やYOURSTOCK(ユアストック)と提携しているので、高品質な写真素材を購入することも可能です。
自動バックアップ機能があるので、障害にも強いCMSです。

【URL】
https://pippasac.jp/

【料金】
Free:無償
Bussines:初期費用…0円、利用料…1サイト1,000円/月
Exclusive:初期費用…80,000円、利用料…100,000円/月

【お試し】
なし

まとめ

フリー(無償)のCMSにも種類があり、オープンソースか否かが無償/有償の違いではないことがおわかりいただけたかと思います。

また、無償の場合には有償サービスと内容が変わる場合や、そもそも無償プランの商用利用ができない製品もあります。これまでフリーであることのみを重視していた方も、構築したいサイトの種類や運用の目的から、本当にフリーでよいのかを再検討してみる機会となれば幸いです。

弊社は、自社サイト活用によって、毎月500~700件のコンバージョンを獲得しており、そのノウハウを活かしたサイト設計が得意です。「サイトからお問い合わせやコンバージョンを創出したい」とお考えの方、是非、BtoB企業専門のWEB サイト制作サービスをご覧ください。

 

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FAQ

Q. オープンソースCMSと非オープンソースCMSの違いは何ですか?

A. オープンソースCMSはソースコードが公開されており、誰でも複製や変更・修正、再配布が自由にできます。一方、非オープンソースCMSはソースコードが非公開で、開発者以外は見ることも修正することもできません。オープンソースCMSは低コストで導入でき、自由度が高いのがメリットです。

Q. フリー(無償)のCMSを選ぶ際の注意点は何ですか?

A. フリー(無償)のCMSであっても、オープンソースか非オープンソースかの違いがあります。また、無償プランでは商用利用制限や機能制限があることが多いので、利用目的に合わせて選ぶ必要があります。サポート体制や脆弱性対策なども事前に確認しておくことが大切です。

Q. オープンソースCMSのメリットには何がありますか?
A. オープンソースCMSは一般的に低コストで導入でき、不具合の修正や機能追加を自由に行えるのがメリットです。ソースコードが公開されているため、プロダクトが突然消滅するリスクも比較的低いと言えます。ただし、コミュニティの規模によっては開発スピードが遅くなる可能性もあります。
Q. 非オープンソースCMSのデメリットには何がありますか?
A. 非オープンソースCMSは通常、開発者のみがソースコードを変更でき、ユーザー側からバグや不具合の確認が難しいというデメリットがあります。ただし、大規模なベンダーの製品では、十分な開発リソースを投入することで品質向上のスピードが速いものもあります。一方で、ライセンス料や月額利用料などのコストがかかることが多く、カスタマイズにも工数を要する傾向にあります。

Q. CMSを自社で導入する際のポイントは何ですか?

A. CMSを自社で導入する際は、サイトの目的や規模、予算に合ったCMSを選ぶことが重要です。また、セキュリティ対策や継続的なアップデート、サポート体制なども確認しておく必要があります。自社リソースで対応できる範囲を見極め、必要に応じて専門業者に相談するのもよいでしょう。

Q. CMS選定の相談は誰にすればよいですか?

A. CMS選定で悩んだ際は、経験豊富なWeb制作会社やシステム開発会社に相談するのがおすすめです。イノーバのようにBtoB企業専門のWebサイト制作サービスを提供している会社なら、自社サイトの活用によるコンバージョン獲得のノウハウを持っているので、目的に合ったCMSの選定やサイト設計のアドバイスがもらえます。


 
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