トップページが企業の印象を決める!BtoBホームページに求められる要素とは

ホームページ制作

アクセスログ解析ツールでホームページのPV(ページビュー)を確認すると、大抵のホームページはトップページがレポートの上位になっているはずです。階層構造のホームページにおいて、トップページは第一階層にあたります。トップページをじっくりと閲覧することがなくても、多くのユーザーは何度もトップページに戻ってきます。もしもトップページの直帰率が高いようであれば、「ユーザーが求めるホームページになっているか?」という観点での分析が必要です。場合によっては、ホームページのリニューアルが必要なのかもしれません。この事実はトップページの重要性を示していると言えるでしょう。

トップページの重要性

トップページは、ホームページの顔となる特別なページです。ホームページ構築の観点でも、階層構造の頂点という特別な役割があります。折角、時間を掛けてホームページのページ数を増やし、有益なコンテンツを作成しても、トップページが物足りないのは勿体ないことです。たった1ページが、ホームページ全体の印象を左右するのです。

中堅・中小企業については、ホームページでサービスや製品などの詳細を知ったという方が多いのではないでしょうか。トップページを訪れるユーザーが多いため、企業の印象はトップページから大きな影響を受けます。ビジネスの場でも社交の場でも、第一印象は重要です。特にBtoBの担当者は時間を無駄にしたくありません。トップページにおける企業メッセージやナビゲーション機能などを、判断材料にすることが多いのです。

トップページには、多種多様なユーザーが訪れます。自社サービス・製品を検討し指名検索してきた顕在顧客、他のコンテンツを閲覧して更に詳しい情報を求める潜在顧客、既に取引のある既存顧客。それから、自社への就職を希望する採用候補者、株主などが挙げられます。これら全ての訪問者が求めるようなトップページにすることが重要なのです。

トップページに必要な3つの要素

企業の印象を決めるトップページの重要性をご理解いただけたでしょうか。トップページは、ホームページの顔となり入り口となる、特別なページであるため重要です。トップページが顔となり入り口となるページだとすると、画面設計のポイントや必要なコンテンツが見えてきます。トップページに必要な3つの要素について、ひとつずつ順番にご説明していきます。

1. メッセージ

トップページをホームページ全体の一つのコンテンツとして考えてみましょう。トップページのコンテンツとして何が必要かというと、ターゲットユーザーにとって有用なホームページであるということを伝えるメッセージです。BtoBなら企業が抱える課題を解決できることを伝えるメッセージがよいでしょう。
ユーザーの離脱を防ぐためにも、これは私に向けたホームページであると、ターゲットに感じさせることが大切です。そして、できるだけシンプルに、顧客の力になれる企業であると伝えましょう。ユーザーのトップページ閲覧時間は、多くの場合一瞬です。
ユーザーはトップページに多くのものを望みませんが、トップページはホームページ全体の印象を決めます。ほとんどのユーザーが閲覧する機会のあるトップページは、成果や信頼に大きな影響を及ぼすのです。

アメリカの広告会社KoMarketingの「2015 Web Usability Report」によると、次のような調査結果が出ています。46%のBtoB担当者は、「メッセージの欠如」、言い換えると「会社が何をしているのかわからない」という理由で、ホームページを離れているのです。そしてトップページこそ、ユーザーにシンプルなメッセージを伝えるのに、最も適したページなのです。

2. 使いやすさ

ホームページの使いやすさは、どの情報がどこにあるのかが明確になっていることと言えるでしょう。初回訪問でも、リピーターでも、ホームページを使用するのは外部のユーザーが中心です。ホームページ制作では、これらの点を意識しましょう。
ホームページ制作では、ユーザビリティ(Usability)、つまり使いやすさを重視します。例えば、ナビゲーション機能やフォームなどの使いやすさ、情報の分かりやすさ、文字の見やすさなどが挙げられます。ユーザビリティが低いと、ユーザーが途中でやめてしまうかもしれません。

BtoBホームページにおいても、ユーザビリティは重要な要素のひとつです。閲覧中に、迷子になったり、必要な情報に辿り着けなかったりするようなホームページでは、根本的に失敗と言えます。入力フォームに書いたら消えた、買い物していたらエラーになったなどの不具合も同じことが言えます。

使いやすさを左右するナビゲーション機能

ホームページのナビゲーション機能は、もちろんページ間の移動を目的にするものです。ブラウザには、前に戻ったり、進んだりするだけの、最低限の移動ボダンしかありません。そのため、ホームページを行き来するには、ページ内やページ間を移動する機能が必要です。そしてナビゲーション機能は、ホームページによって差が出ます。ホームページ制作においては、ナビゲーション部分とコンテンツ部分を区分けして考えましょう。

ホームページの場合は、ヘッダやフッタ、それからサイドバーと呼ばれる部分に、全てのページあるいは一部のページに表示させる情報や機能を設定できます。例えばページの上部には、グローバルナビゲーションを設置し、全てのページから大きなカテゴリに移動できるようにします。その他にも、フッタの補足情報および詳細への移動、サイドバーに設置するカテゴリへの移動ボタンや記事検索フォームなどがあります。それから、ひとつの大きなカテゴリに含まれるページ間を移動するためのローカルナビゲーションです。

トップページを見ると使いやすさが分かる!?

では、もう少しトップページに絞ってみます。トップページが、階層構造のホームページの、第一階層であることを最初に述べました。ホームページの構造からすると、トップページにはホームページ全体のナビゲーションの役割を与えるとよいのです。
トップページには、グローバルナビゲーションや、お問い合わせ・サイトマップへのリンクなどのユーティリティエリア、補足情報エリアなどを全て配置します。これで、求めている情報がホームページ内に存在するならば、トップページに行けばどこにあるかが分かるのです。つまり目次の役割を果たします。

トップページのグローバルナビゲーションの下には、通常メインビジュアルとシンプルなメッセージを表示させます。この部分のメッセージはキャッチコピーのようなメッセージになることが多くなるでしょう。そしてその下には、新着情報やバナーなどを配置します。
ブログやコラムなどのページがあるならば、新着情報のブログカードを表示させるとよいでしょう。こうすると、ブログを購読しているユーザーには、とても親切です。特に閲覧してほしいコンテンツやお知らせがあるなら、視覚的に目立つバナーの活用もおすすめです。

それからメインビジュアル部分について補足します。トップページのメインビジュアル部分をスライダーにしているホームページを見かけます。スライダーとは、複数の画像を切り替えて表示させる機能、つまりスライドショーのことです。
スライダーは、省スペースで画像コンテンツを紹介できる上に目立ちます。ユーザーはスクロールの必要がありません。その反面、ページの読み込み速度を低下させるため、低速サーバーには不向きです。また、メッセージがぼやけることもあります。それから、広告のように認識され見てもらえなかったり、モバイルで閲覧すると上手く機能しなかったりといったデメリットもあります。これらの点を踏まえて検討しましょう。

3. 信頼のもてるデザイン

トップページは、ホームページの顔であり、本の表紙のような存在です。ホームページを訪問したときは、デザインから受ける印象が大きくなります。ホームページ制作では、優れたデザインやレイアウトにすることも、大切な要素です。
そして通常、ラフ案やホームページ構成案の作成では、トップページを中心にホームページ全体に統一感をもたせます。基本的な事に言及すれば、色味や字体を統一したほうが、信頼感を与えるでしょう。トップページ作成は、画面設計の第一歩でもあります。

デザインをどうするのかは、業種の違いもありますが、初めての訪問者にも信頼感を与えるデザインにしたほうがよいでしょう。BtoB企業であれば、大抵は独創性よりも信頼感の方にウェイトを置きます。この企業と取引したいと思われる、洗練された、信頼のもてるデザインを目指しましょう。トップページを見に来るユーザーは様々ですが、ターゲットに好まれるデザインすれば、顧客獲得の成果も増えるはずです。

このように、ホームページの構成を決定し、デザインやナビゲーションを設計する際は、トップページを中心に検討します。トップページは、じっくりと閲覧されることが少なくても、ユーザーが何度も訪れるページです。
トップページが重要な理由は、階層構造の頂点という特別な役割があり、ホームページを代表する顔であり、目次のような役割も果たしているからです。そして、企業メッセージを伝えるのに適したページでもあります。

 

参考: