SEO対策にかかる費用の目安は?SEO会社のサービス体系を把握し、費用対効果を考えよう

SEO

Webサイトの運営に携わっている人ならば、SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)を外注したいと考えたことが一度はあるかもしれません。しかし、価格相場がわからないという声や、費用対効果があるのか判断できないという声を耳にします。

本記事は、SEO会社が提供する主要なサービス内容とその相場についてまとめ、効果の高いSEO対策について考察します。

検索エンジンの仕組みとは?

本題に入る前に、そもそも検索エンジンがどういう仕組みでページのランキングを決定しているかについて触れておきましょう。

検索エンジンのシェアは世界的に見てもGoogleが多くの割合を占めています。Googleは「アルゴリズム」と呼ばれるページの良し悪しを判断する基準をいち早く確立し、検索エンジンのトップの座に君臨しました。

Googleのアルゴリズムはアップデートを繰り返しており、現在では数百以上の要因が検索順位を決定していると言われています。Googleはその評価基準を明らかにしていないものの、以下の2点が重要なポイントであることがわかっています。

  • コンテンツの質
  • ページの信頼度

以上を踏まえた上で、SEO会社がどのようなサービスを提供しているのかをタイプ別に見ていきましょう。

タイプ1:被リンク構築によるSEO対策

被リンクとは、自分のサイトが他のサイトにリンクされることを指します。被リンクの数が多ければ、Googleのアルゴリズムが「このコンテンツは他から参考にされる優良なコンテンツだ」という評価をすると言われています。それもあって、被リンクを集めるサービスを提供しているSEO会社も存在します。

被リンクは昔からあるSEO対策ですが、いたずらに質の低い被リンクを増やす方法は現在では不正行為と見なされる可能性が高く、ペナルティの対象となります。Googleが不正リンクの取り締まりを強化した現在では、被リンクの数だけをやみくもに追うのではなく、「良い被リンク」を増やす方法を模索していく必要があります。

SEO会社に依頼する場合の料金に関しては、以下の2つが一般的です。

1.  成功報酬型

成功報酬型では、ある特定のキーワード検索において自社サイトが上位表示された時点でSEO会社への支払い義務が発生します。具体的には、以下のようなイメージです。

  • 10位以内に入らなければ無料
  • 10位以内にランクインした場合は1日あたり3,000円
  • 5位以内にランクインした場合は1日あたり5,000円

実際には1日あたり500円から1万円というように、キーワードの難易度によって料金が変動します。月額の目安としては、1キーワードあたり約1.5万円から30万円です。

2.  月額固定費型

月額固定費型は、SEO会社が月に数本ずつリンクを貼っていくというシステムです。成果に関わらず料金が毎月発生するためにSEO会社は強引に順位を操作する必要がなく、ランキングの実績を見ながら徐々にリンクを増やしたり減らしたり調整します。

月額の目安としては、1キーワードあたり約1万円から5万円と言われています。成功報酬型よりも長期間にわたる契約となることが予想されるため、月額は成功報酬型よりも低く設定されている傾向です。

不自然な被リンクはGoogleからのペナルティを受ける

成功報酬型と月額固定費型のいずれの場合も、SEO会社が対価と引き換えに被リンクを構築するという行為であり、これが無理な被リンクのつけ方ですとGoogleのガイドラインに反します。日々アップデートを続けるGoogleのアルゴリズムを騙すことはほぼ不可能と考えた方がよいでしょう。一度はランキング上昇に成功したものの、その後Googleからの指摘を受け、ペナルティを解除するのに1年以上かかったという話もあります。

SEO会社の中には、どのような手段で検索順位を上げているのかを明確にしない場合があるようです。SEO会社と契約をする場合には、どのような手法を用いるのか、何に対しての対価を支払うのかを必ず確認するようにしましょう。

タイプ2:コンテンツ作成によるSEO対策

無理な被リンク構築はGoogleのガイドラインに反した行為であり、長い目で見た場合にリスクが高い手法であると結論づけることができます。それでは、被リンクを自然に獲得するにはどうしたら良いのでしょうか。

それは、小手先のテクニックに頼らず、コンテンツの質を改善することです。

理想を言えば、自社製品やサービスについて熟知した社内の人間が中長期的にコンテンツマーケティングに取り組むことが最も効果的です。しかし、ノウハウ構築や人材育成に時間がかかるため、SEOに知見のある会社の力を借りてコンテンツ作成から始めるという方法が現実的かもしれません。

コンテンツ作成の料金体系は、どのような形で記事を書いてもらうかによって料金が変わります。ここでは2つのパターンをご紹介します。

1.  記事量産型

コンテンツの数を重視し、検索キーワードをもとにした記事を量産していく方法です。多数のライターを抱えているSEO会社の場合、ライターの実績は様々であり、1記事あたりの料金はおよそ5,000円から3万円と幅があります。ライターの実績に加え、トピックの難易度や字数も料金を左右します。

月額の目安は、月に10記事とした場合、1万円から30万円となります。

2.  取材ライティング型

コンテンツの数よりも質にこだわり、ライターからの取材を受けた上で記事を作成してもらう方法です。ライターと直に話ができるので、自社のノウハウや実績を中心としたオリジナルの記事を書いてもらいやすいことが特長です。

料金の相場は記事量産型より高く、1記事あたり1万円から10万円程度と言われています。月に4記事として、月額で4万円から40万円の試算となります。

コンテンツSEOの成果はライター次第

コンテンツSEOを外注する際の難しさは、そもそものライターの技量はもちろん、自社のビジネスモデルや課題をライターと共有できるかどうかによってコンテンツの良し悪しが決まることです。取材ライティング型の場合は良質なコンテンツが見込める可能性が高くなりますが、量産しづらいことやコストの高さが課題です。

したがって、中長期にはコンテンツSEOを自社で内製化できるようにするため、SEO会社がそのような長期的なビジョンを持って支援してくれるかどうかも、パートナー企業を選ぶ上で重要です。

まとめ

これまでご紹介したSEO対策におけるサービス体系をまとめると以下のようになります。

seo-price.png

様々なSEO会社が乱立する中、サービス内容を見極めた上でのパートナー選びが重要です。コンテンツマーケティングの知見がある会社かどうか、見積もりにあった成果が得られるかなどを軸として、費用対効果の高いSEO対策に取り組みましょう。