さまざまな企業や業種で、導入が進むオウンドメディア。中でもIT関連のオウンドメディアを活用する場合、どんなメリットがあるのでしょうか。本記事では、ターゲット別にオウンドメディアを展開する場合のメリットについて、詳しく解説します。オウンドメディアを活用するポイントや注意点、事例もあわせてご紹介しますので、ぜひご一読ください。
ここでは、IT関連の業種に向けてオウンドメディアを活用する場合のメリットを、「新規顧客の開拓」と「採用」の2つに分けて紹介します。
既存の顧客だけでなくこれから新規顧客の開拓を強化していきたい企業や、競合が多いSaaS企業などにとって、Webで新規接触をしやすいオウンドメディアは有効な手段となります。顧客の実務課題や経営課題に応えるコンテンツを掲載することで、潜在顧客の流入や開拓が期待できるでしょう。
特に、オウンドメディアは直接商品やサービスそのものの宣伝をするのではなく、商品やサービスに関連する顧客の抱える課題について取り扱うため、まだ商品やサービスの認知や興味・関心に結びついていない潜在顧客を見込み顧客へとナーチャリングするのにも向いています。中には、事業別にオウンドメディアを立ち上げる企業もあります。
オウンドメディアを通じて採用につなげたい場合は、「この会社で働きたい」と思ってもらえるよう、社員インタビューやオフィス紹介・実績などの紹介をメインに据えるとよいでしょう。特に、人材の獲得が難しいエンジニアやデザイナーなどの採用には、自社の雰囲気や強み・キャリアアップの情報などを伝えられるオウンドメディア活用で、人材に魅力を伝えるのがおすすめです。
次に、IT関連オウンドメディアを活用するためのポイントを紹介します。
まず、オウンドメディアをマーケティングにどう活かしていくか決めましょう。前述のように集客・採用のほか、ブランディングなども目的として挙げられます。立案の際は、具体的なKPIを設定しましょう。
(例)CV率4%なので、リンク先に100人飛んでもらうためには2,500人のアクセスが必要
(例)2,500人のアクセスを得るために、過去のリピーターが20%いるため、新規訪問者を2,000人得る必要がある など
マーケティング戦略に沿って、ユーザーにとって有益なコンテンツを作成します。その際、SEOを意識して検索上位を狙うことを忘れずに行いましょう。自社が伝えたいことばかりではなく、ユーザーにとって有益なことがなくてはオウンドメディアを見てもらえません。ニーズの調査も忘れないようにしましょう。
コンテンツは配信して終わりではなく、どのようなコンテンツで流入が多いか、きちんとコンテンツが読まれているかなどデータ分析を行い、運用していくことが重要です。KPIと照らし合わせ、達成できた項目についてもできなかった項目についても理由を分析します。達成できたことは続けていき、達成できなかったことは改善していくPDCAサイクルが重要です。
オウンドメディアを運用する上での注意点を4つ解説します。。
IT関連オウンドメディアを立ち上げる際は、ターゲット層に合わせたコンテンツ作成、ブランディング、採用活動など、様々な目的に応じて活用方法を検討することが重要です。事例のように、オウンドメディアを通じて顧客数や問い合わせ数を増やしたり、社内外のブランディングに役立てたりすることができます。
ただし、情報の鮮度と質を保ちつつ、一定の更新ペースを維持するのは容易ではありません。限られた社内リソースで運用するのが難しい場合は、外部パートナーの活用も一案です。
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IT関連オウンドメディアの立ち上げ・運用でお悩みの際は、ぜひイノーバにご相談ください。貴社のマーケティング活動に貢献できるオウンドメディアを、一緒に作り上げていきましょう。
オウンドメディアの全体像を知りたい方は、こちらをお読みください。
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