その使い方ではもったいない!YouTubeを効果的に利用してマーケティングを成功させる方法

コンテンツマーケティング

「YouTubeを使ってはみたが、商品の良さが伝わらない」 「もっと利用者に企業を印象づけたい」 「ファンを増やしたい」

このような悩みを抱えたことはないだろうか?

今回は、YouTubeをもっと効果的に利用できる方法を、三つ紹介していこう。

方法1:YouTubeのSEOを入念に行う

SEO(検索エンジン最適化)を行って、検索された際に上位に表示されるようにすることは、現在のネットビジネスでは当たり前の施策になりつつある。

日本では現在、Google やYahoo!をメインにSEOが行われているが、世界的に見ると、実はYouTubeはSNSでありながら、Google についで検索シェア第2位の地位を誇っているのだ。

YouTubeに投稿する際には、「タイトル」「説明」「タグ」欄にキーワードを含めるなど、SEOに十分に留意しよう。

加えて、この検索結果は、YouTubeのオーナーでもあるGoogle の検索結果にも反映される。

結果、Google においても動画を含むウェブページへの検索流入を増やす機会が得られるのだ。また、YouTubeチャンネルをGoogle+ に登録していれば、動画をアップロードするごとにサークル内でその情報は共有される。

Google+ ハングアウトでその動画をオンエアすれば、Google+ で見ることのできるオンデマンドライブストリーミング動画としてアップロードすることもできる。

つまり、YouTubeのSEOを行えば、YouTubeだけでなく、Google 、Google+ の3つのプラットフォームで、視聴者に動画を通じたアピールをすることができるのだ。

方法2:アノテーションを使う

最近のYouTubeを見ていて、リンクつきの吹き出しやテキストボックス、クイズ等を目にしたことはないだろうか? 特に次回予告等で使われたりすることが多いのだが、これが「アノテーション」である。

このアノテーションは動画でのアピールにおいては実に有効。物語性を向上させるだけではなく、「あ、この商品気になる」と視聴者の思うタイミングで商品紹介へのリンクを入れることもできるのだ。

挟むタイミングによっては視聴者から即、顧客になってもらえることもあり得るだろう。

方法3:シリーズ化する

動画をシリーズ化する際の好例として外せないのはミシェル・ファン(Michelle Phane)によるシリーズだ。

ミシェル・ファンとはYouTubeのメイク術動画の火付け役となった25歳の女性であり、回を重ねるごとに彼女の陽気なキャラと、確かなメイク方法は世界中の女性から支持され、一大センセーションを巻き起こしている。

以下の動画は、彼女のメイク術動画の中で現在もっとも人気のある作品だ。視聴者を惹きつける、彼女のメイクへのこだわりが実によく見てとれる。

現在でも、彼女の動画は300万人以上の視聴者を維持しており、世界的コスメブランド・ランコム公認の映像メイクアップアーティストの地位にまで上り詰めている。

ベニー&ラフィ・ファイン兄弟の「Kidz React」も良い例だ。

本シリーズは、ポップカルチャーなど、世界で流行している事柄を、幼稚園くらいの幼児から中高生くらいまでの子ども達に見せて、その反応を見るというコンテンツ。

日本の動画共有サイトでも頻繁に紹介されており、十代を中心に支持を受け、現在では動画制作に専用のチームを雇うほどにまで発展している。

以下は、日本のアーティスト「きゃりーぱみゅぱみゅ」を題材にしたもの。

これら2例に見るシリーズ化の成功要素とは、「豊富なコンテンツと話題性で視聴者を惹き付け、視聴者を長期的に集め続けることができる」ということである。

ミシェル・ファンは、「バービーちゃん風メイク」などの、視聴者の実践したい様々なメイクを女性目線で察知し、研究、紹介している。

一方で「Kidz React」の場合は、上で示した例のように「きゃりーぱみゅぱみゅ」の映像を見た時の子どもたちの反応から、「ハスキー犬がしゃべったら子どもたちはどのような反応を見せるのか?」といった視聴者の見てみたいかわいらしい反応まで、実に様々な、ユニークな反応を配信している。

また、両者とも、これらの魅力的なコンテンツを頻繁に配信することで、視聴者を増やし続けているのだ。

単発では、話題性で惹き付けられてもすぐに人は離れてしまう。シリーズ化をして定期的に配信することによって、ファンコミュニティを育成することができるのだ。

視聴者にとっていかに見やすい環境を作るか

これら3つの方法を通して言えることは「視聴者にとっていかに見やすい環境を作るか」ということである。

そして、重要なのは「常に新鮮なものを生み出し続ける」ことだ。どれだけ工夫をしても、視聴者に飽きられてしまっては意味がないのである。

YouTubeの視聴者は新しいものに敏感だ。目新しいものには必ず視聴者がつく。また更新頻度が高いということはコンテンツを見るきっかけも増えるということである。

その上で、今回ご紹介した3つの方法を実践すれば、ファンは確実に増えていくことだろう。

参考元: What Brands Don’t Understand About YouTube 11 Creative Ways to Make Money Using YouTube

関連記事 5000万の日本人が使うYouTubeを見逃さない!ロレアルの動画を用いたコンテンツマーケティング Vineを活用したコンテンツマーケティング ディズニーの事例で学ぶ、User Generated Content成功のコツ コンテンツの拡散力を上げるソーシャルメディア投稿のコツ ドッキリ映像で心をつかむ!「拡散される動画広告」の海外トレンド

人気記事


 

 

 関連記事