【SEO対策】ウェイバックマシンとは?過去のコンテンツを覗いてみよう

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ウェイバックマシン(Wayback Machine)とは

ウェイバックマシン(Wayback machine)とは、非営利団体のInternet Achiveによって運営されているツールのことで、インターネット上のページを保存・管理できます。ウェイバックマシンによって保存されたページは、たとえ削除やアーカイブされたとしても、後から自由に閲覧できます。

ウェイバックマシンが保存するWebページは、なんと3000億ページ以上。膨大な量のコンテンツに完全無料でアクセスできます。

また、ウェイバックマシンは、Webページだけでなく、本や映画、画像などのコンテンツも保存しています。過去にネット上にリリースされたあらゆる情報を保存している、インターネットの図書館のような存在なのです。

ウェイバックマシンの使い方

実際のサイト画面を見ながら、ウェイバックマシンの使い方を確認してみましょう。

ウェイバックマシンは直感的に操作しやすいツールなので、分析ツールに慣れていない人でもすぐに使いこなせるようになるはずです。

URL検索

ウェイバックマシンのトップページにアクセスしてみましょう。

ウェイバックマシン_1.png

ロゴの右側にある検索窓に、チェックしたいサイトページのURLを打ち込みます。

ウェイバックマシン_2.png

今回は試しに、弊社イノーバのサイトURLで検索してみました。

棒グラフが出ている年をクリックすると、カレンダーが表示されます。青い丸がついている日付をクリックすると、その日にリリースされたコンテンツが映し出されます。

キーワード検索

検索窓にはURLだけでなく、キーワードを打ち込むこともできます。

キーワードを打ち込むと、以下のように検索結果が一覧表示されるので、確認したいサイトを探してみましょう。

ウェイバックマシン_3.png

画像・本・動画コンテンツ検索

ページの上部に、以下のようなイラストが並んでいますね。

ウェイバックマシン_4.png

ここからは、映画、本、画像などの、サイト以外の媒体にアクセスができます。気になるものを覗いてみて下さい。

ウェイバックマシンでのコンテンツの保存方法

ウェイバックマシンによるコンテンツの保存方法には、以下の2種類があります。

自動保存

一つ目の方法は自動保存です。

自動保存は、ウェイバックマシンが自動でウェブコンテンツを保存する方法。ウェイバックマシンのクローラー(ネットを徘徊するロボット)が、コンテンツを自動的に取り込んでいくという仕組みになっています。

ユーザーが何もせずとも保存してくれるのがメリットですが、クローラーはウェブ上の全てのコンテンツを保存している訳ではありません。また、保存のタイミングもわからないので、閲覧したいサイトを確実に保存したいのであれば、以下で説明する「手動保存」がおすすめです。

手動保存

手動保存はその名の通り、ユーザー自身でコンテンツを保存する方法です。手動保存をすれば、自分が残しておきたいコンテンツを確実に保存できます。

手動保存はとても簡単。トップページ右下の「Save Page Now」にURLを入力するだけです。

ウェイバックマシン_5.png

アーカイブページの削除方法

自分の顔写真や個人情報など、ネット上に残したくないコンテンツが、ウェイバックマシンによって保存されることもあります。

アーカイブページを削除したいときは、wayback@archive.org宛に削除依頼のメールを送る必要があります。また、メールにはサイト運営者である証明書(ドメインからのメールのスクショなど)を送らなければいけません。

ただし、ウェイバックマシンの運営はアメリカの企業なので、文面は英語で作成する必要があることに注意してください。

ウェイバックマシンの活用方法

ウェイバックマシンは趣味や余暇時間に利用することもできますが、実はWeb系の業務に役立つツールなのです。特に、SEO対策やサイト運営をしているなら、ウェイバックマシンは是非とも導入しておきたいツールです。

ウェイバックマシンの活用方法は、主に以下の5つです。

SEO対策

SEO対策に、ウェイバックマシンを活用することができます。

たとえば、「どのツールを使って分析しても、SEOの順位が下がった原因がわからない」という時があるはず。そんなときは、ウェイバックマシンを使って、SEOの順位が下がったタイミングのコンテンツの変化をチェックしてみましょう。

サイトのリニューアル時に、重要度の高いコンテンツがアーカイブされてしまったり、逆に順位を下げているコンテンツが追加されていたりすることが判明するかもしれません。このような想定外の事態が起きた際は、ウェイバックマシンを使って分析をしてみて下さい。

競合サイトの調査

自社サイトの分析と同様に、競合サイトの分析にも、ウェイバックマシンを利用できます。

競合サイトのSEO順位が上がったとき、どんな対策を施したのかを知ることができれば、それに対して効果的な施策を考案できます。

自社サイトの分析と同様に、競合サイトの順位が上がったタイミングの、コンテンツの変動を確認してみてください。コンテンツの変化から、SEO順位の変化の原因がわかる可能性があります。

Google Analyticsのような、SEO分析ができる優秀なツールはたくさんありますが、Webページの増減を具体的に把握できるのは、ウェイバックマシンならではの機能です。

自社サイトの変遷をチェック

Web部門の責任者が変わったときに、新しい責任者は、担当するサイトが今までどのように運用されてきたかを把握する必要があります。

そんなとき、ウェイバックマシンを使えば、過去のサイトの変遷を一目で確認できます。また、過去のコンテンツと効果を分析し、新しい施策のヒントにすることも。

もちろん、責任者だけでなく、新しくWeb系の部門に入った人や、これからサイト運営を勉強したい人にも、ウェイバックマシンはおすすめです。

中古ドメインの過去データを確認

中古ドメインを使う場合、そのドメインが過去にどのようなサイトに利用されていたかを知っておくことは大切です。もし、使いたい中古ドメインが、過去にアダルトサイトやスパムサイトに利用されていたものだった場合、Gooleから利用制限を受けてしまうことも考えられます。

そのような事態を避けるためには、ウェイバックマシンで過去のサイトをチェックしておくのが良いでしょう。

もし中古ドメインでサイトを運営したい場合は、必ずウェイバックマシンで過去の使用履歴を確認してください。

コンテンツを楽しむ

業務とは関係ないですが、ウェイバックマシンは本や映画も保存しているため、純粋にコンテンツを楽しむという使い方もできます。

YouTubeなどでは取り扱われていない、貴重なコンテンツを見つけることもあるかもしれませんね。ウェイバックマシンを使って余暇時間を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

まとめ

ここまで、ウェイバックマシンの使い方や、業務への活用方法を解説してきました。

ウェイバックマシンは、完全無料なのが不思議なほどに高性能なツールなので、Web系の業務をしている人であれば必ず導入するべきです。

この記事を読んでウェイバックマシンのことが気になった人は、ぜひ業務への活用を検討してみてください。