Cookie(クッキー)とは?削除方法やキャッシュとの違いを解説

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Webサイトに訪問したユーザーの情報を保存する仕組みであるCookie(クッキー)について詳しく知っていますか?この記事では、WebサイトやWebサービスを運営している方が必ず理解しておくべきCookie(クッキー)の基本的な仕組みや、キャッシュとの違い、危険性や問題点について解説しています。

記事後半では、Cookie(クッキー)をどうやって設定するのか、削除したい場合はどうすれば良いのかを紹介しているので参考にしてください。

Cookie(クッキー)の仕組みを理解することで、ユーザビリティの高いWebサイトに改善することが可能です。

Cookie(クッキー)とは?

Cookie(クッキー)とは、ユーザーがWebサイトにアクセスした際に入力したログイン情報や、動画の一時停止したタイミング、ECサイトでカートに追加した商品などのデータを一時的に保存しておく仕組みです。

Webブラウザに備わっている機能で、様々シーンで活用されています。

具体的にはインターネット広告やWebサイトのログイン、お問い合わせフォームやアクセス解析などで活用され、Cookie(クッキー)という仕組みがあることで私達は便利なサービスを利用することができています。

例えば、ネットショップを利用して、商品をカートに追加した状態でログアウトしてしまったとしても、Cookie(クッキー)として保存された情報によって、再度ログインした際はカートに商品が追加されたままになります。

Cookie(クッキー)の種類や危険性を紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

Cookie(クッキー)の種類

Cookie(クッキー)には発行元の異なる次の2種類があります。

●      1st party Cookie

●      3rd party Cookie

発行元が違えば、利用される目的も異なるので、違いを簡単に把握しておきましょう。

1st party Cookie

まず1st party Cookieは、訪問したWebサイトのドメインから発行されるCookie(クッキー)で、複数のWebサイトで利用されることはありません。

訪問したWebサイトとブラウザがリンクした場合にCookie(クッキー)が有効になり、サイトへのログインなどに利用されます。

3rd party Cookie

次に3rd party Cookieは、訪問したWebサイト以外から発行されています。

1st party Cookieと異なり、訪問したWebサイト以外やブラウザが異なる環境でもクッキーを発行することができ、主にリマーケティング広告などで利用されています。

一度アクセスしたサービスサイトの広告が別のサイトでも表示されている経験のある方も多いのではないでしょうか?

Googleは2020年1月14日に3rd party Cookieのサポートを2年以内に打ち切る発表をしているので、把握しておきましょう。

Cookie(クッキー)とキャッシュの違いは?

訪問したユーザーデータが保存されていると聞くと、Cookie(クッキー)とキャッシュは同じような気がしますが、保存される情報の種類が異なります。

キャッシュは一度表示したサイト情報(文章や画像など)を一時的にブラウザに保存しておくことで、再度サイトに訪問した場合に保存した情報を活用して素早く表示させる役割を持っています。

Webサイトを表示することはサイトのHTML/CSSなどを読み込むことですが、キャッシュを有効にすることで、同じ訪問する度に同様の情報を読み込む必要がなくなります。

 

一方でCookie(クッキー)は、Webサイトに訪問してユーザーが入力した情報などを保存しているので、表示速度が速くなることはありません。

Cookie(クッキー)の活用パターン

Cookie(クッキー)の仕組みが活用されているパターンとしては、次の4つが一般的です。

●      アクセス解析

●      広告運用

●      ECサイト

●      フォーム画面

 

アクセス解析

Googleアナリティクスや各種Webサービスに搭載されているアクセス解析機能は、Cookie(クッキー)を利用しており、PV数の計測やユニークユーザー数やセッション数なども解析に使用されます。

広告運用

3rd party Cookieの部分で解説した通り、ユーザーに合わせて最適な広告を配信する目的でもCookie(クッキー)が活用されています。3rd party Cookieでは複数Webサイトを横断してCookie(クッキー)が発行されるので、過去にWebサイトに訪問したユーザーに対して効果的に広告を表示させることができます。

ECサイト

ECサイトではCookie(クッキー)を活用して、ユーザーのログイン情報やカート情報を保存することで、ユーザーが一度ECサイトから離脱したとしても、スムーズに再度ログインすることができ、カートに追加した商品もそのまま維持することが可能です。

フォーム画面

Cookie(クッキー)はお問い合わせフォームなどに入力した情報も保存できるので、ユーザーは何度も同じ情報を入力する必要がありません。

メディア運営者側にとっても、ユーザーの行動を簡略化できるメリットは大きいといえます。

 

Cookie(クッキー)の危険性や問題点

解説した通りCookie(クッキー)は様々なシーンで活用されているのですが、プライバシーやセキュリティ上の危険性があり、活用する際には注意が必要です。

Googleが3rd party Cookieのサポート終了を発表しているのは、このプライバシーの侵害という問題が大きな理由です。

Cookie(クッキー)が傍受または偽造されて、別のユーザーがなりすましてWebサイトにログインするトラブルが発生する可能性もあります。

こういったトラブルが発生しないように、Cookie(クッキー)を無効にしたり、削除する方法を簡単に紹介します。

Cookie(クッキー)を削除する方法

Cookie(クッキー)を削除する方法は非常に簡単でSafari/Chromeなど、ブラウザを問わずに1分もあれば削除可能です。

Safariで削除する方法は、設定からSafariを選択して「履歴とWebサイトデータ消去」をクリックするだけです。

Chromeでは右上のメニューボタンから「設定」を選択して「サイトの設定」から「Cookie」「すべてのCookieとサイトデータを表示」をクリックすれば削除できます。

Cookie(クッキー)は定期的に削除しよう

入力したデータを一時的にブラウザに保存することで、再訪時に同様の入力をしなくて済む、といったCookieの機能やメリット・デメリットについて解説しました。

WebサイトやWebサービス運営者の方はCookie(クッキー)を長期間保存しないことで、個人情報漏洩を防止することができ、安全性のメリットがあります。

またユーザー側としても、不特定多数の人が使用するパソコンでは使用後にCookie(クッキー)を削除することでプライバシーを守ることができます。

Cookie(クッキー)には様々な情報が保存されているので、この記事を参考に慎重に扱うようにしてください。