BtoB企業のホームページデザインで押さえておくべきポイントとは?

ホームページ制作

企業としてホームページを制作する際、コンテンツの内容以外で重視すべきポイントとしてデザインがあります。ただ、BtoCの場合、ブランディングの意味もあってデザインを重視すべきとは思っても、BtoBであれば、それほどデザインに凝る必要はないと思われるのではないでしょうか? もちろん、奇抜なデザインにする必要はありませんが、認知してもらい、競合のなかから選択してもらうには、やはりデザインは欠かせない要素の一つです。今回はBtoB企業のホームページデザインで押さえておくべきポイントをお伝えします。

BtoB企業のホームページでもデザインを重視すべき理由とは?

ホームページを制作する目的にもよりますが、BtoB企業であってもホームページのデザインをないがしろにしていては、訪問数増加やコンバージョンの向上は見込めません。その理由としては、次のような点が挙げられます。

専門的知識を有していないユーザーの訪問が増えているから

BtoB商材の情報入手から比較検討においてもインターネットの活用が一般化し、さまざまな検討度合いの人がホームページに訪れるようになっています。そのため、既存顧客や検討度合いの高い「専門的な知識を有した」人以外もホームページに訪れる可能性は少なくありません。そうした意味で特に新規顧客の獲得を目指すには、誰が訪れても使いやすいホームページであることが求められるようになっています。

ホームページの目的を果たす必要があるから

「認知、商品販売、資料請求、問い合わせ」といったユーザー行動の一連のプロセスにおいて、企業本位のデザインでは、目的の場所にたどり着けず本来の目的を果たせません。目的を果たすためには、ホームページに訪問したユーザーが情報を見やすく、資料請求や問い合わせへの導線もわかりやすることが不可欠です。そのためにもデザインは重要なポイントとなります。

目的別のホームページデザインの考え方

ホームページのデザインで重要なポイントは、ホームページの目的に応じてデザインを考える点にあります。ここでは、次の三つの目的に応じたデザインの考え方をお伝えします。

1.   マーケティングを主目的とした場合のデザイン

商品購入や資料請求といった目的を主とするホームページの場合、シンプルかつユーザーが求める情報の場所が一目でわかるデザインが求められます。

2.   クリエイティブを重視した場合のデザイン

美容・ファッション、音楽映像関連などクリエイティブが重視される業界の会社では、ブランディングの意味もあり、シンプルさやわかりやすさ以上に高いデザイン性が求められます。そのため、自社のターゲットに合わせたデザインを考える必要があるでしょう。

3.   数百、数千の商品を掲載する必要がある場合のデザイン

商品カタログ的な意味合いで数百、数千の商品を掲載する必要がある企業のデザインでもっとも重要なのは、統一感です。商品によってデザインを変えてしまうと、見づらくなるうえ、ページの移動がしにくくそのまま離脱されてしまうリスクが高まります。そのため、大量生産しやすいテンプレートやデザインフォーマットなどが必要になります。

BtoB企業のホームページデザインで押さえておくべきポイント

前項までのデザインの重要性、タイプ別のデザインの考え方を踏まえ、BtoB企業のホームページデザインで押さえておくべきポイントを説明します。

ファーストビューを重視する

マーケティングが主目的な企業はもちろん、クリエイティブ重視の企業であっても、ファーストビューでは、何をしている企業なのか、何を目的としたホームページなのかを計画のわかるようにする必要があります。詩的なキャッチコピーやスローガンは見栄えはいいかもしれませんが、ユーザーが求めているホームページではないと判断して直帰されてしまうリスクも高まります。

わかりやすいナビゲーションの設置

日本人ユーザーをターゲットとしているのであれば、ナビゲーションはできるだけ日本語を使い、一目でどこに欲しい情報があるのかがわかるようにします。英語表記や日本語でもわかりにくい表現を使うと、どこに行ってよいかわからずに離脱されてしまうでしょう。

スマートフォンでの閲覧を考えたデザイン

最近は、ビジネスでもスマートフォンやタブレットを使ってホームページを見るケースが増えています。そのため、小さい画面で見てもわかりやすいデザインにしなくてはなりません。また、スマートフォンの場合は、すぐに電話がかけられるよう、電話番号のリンク設定をするなど、デバイスによってデザインを変え、使い勝手を良くするのも検討したほうがよいでしょう。

BtoB企業のホームページデザインのトレンド

ここまで、一般的なホームページのデザインについて、説明してきました。しかし、デザインにはトレンドがあり、スタンダードなデザインを重視しつつも、上手くトレンドを取り入れれば、より見栄えよく使い勝手のよいデザインの実現も可能です。ここでは、BtoB企業のホームページデザインのトレンドを紹介します。

画像の効果的な活用

ファーストビューでブラウザの横幅一杯に画像を設置する企業が増えています。具体的には、テキストで説明するのではなく、画像でどういった会社であるか、自社の商品をどういったシーンで使っているかが一目でわかる画像が多いようです。

動画コンテンツの設置

画像と共に利用する企業がふえているのが動画です。企業イメージのアップのほか、商品の使い方、サービスの導入方法など、スマートフォンでの閲覧を見越し、できるだけ文字数を減らし、動画で直接、メッセージを伝えるBtoB企業が増えています。

スマートフォンでの閲覧を意識したBig UI

動画同様、スマートフォンやタブレットでの閲覧を勘案し、タップミスを起こしにくいBig UIにする企業が増加しています。また、Big UIはタップミスを防ぐと同時にシンプルでどこに何があるかがすぐにわかるようにする効果も果たします。

シンプルな見た目を演出する1カラムレイアウト

これも見た目をシンプルにわかりやすくすると同時にデバイスによって見づらくなるのを避ける効果があります。従来は、スマートフォンやタブレットでは1カラム、PCでは2~3カラムと分けて表示させるケースが一般的でしたが、最近ではPC、スマートフォン、タブレット共通で1カラムレイアウトが主流になりつつあります。

ただし、Big UIも1カラムレイアウトも必然的に縦に長くなってしまうため、数百、数千の商品を掲載する必要がある企業や、コンテンツの種類が多い企業のホームページでは使い方に注意が必要です。

さまざまなシーンでの閲覧を前提としたデザインがポイント

企業のホームページ、特にBtoB企業の場合、これまでは会社のPCからから閲覧されるのが一般的でした。しかし、現在では、スマートフォンやタブレットを使い外出先から閲覧されるのも珍しくなくなっています。そのため、BtoB企業であっても、さまざまなデバイス、さまざまなシーンで閲覧されるのを前提としたデザインが重要となるでしょう。

また、忘れてはならないのがホームページを制作する目的に応じたデザインです。デザインありきではなく、目的を中心にそれに合ったデザインを検討しないと、ターゲットに伝わらなくなってしまいます。最新のトレンドにも注意を払い、最適なホームページデザインを実現しましょう。

 

参照サイト: