Googleウェブマスターツールの名称変更へ

インバウンドマーケティング

この度Googleが、10年に渡り無料提供してきた「ウェブマスターツール」の名称を、「Google Search Console」(サーチコンソール)へと変更した。

これは、当初の使用対象であったウェブマスター(サイト管理担当者)から、今後はその対象を小規模事業主、SEO の専門家、マーケティング担当者、プログラマー、デザイナー、アプリデベロッパー、個人のサイト運営者など、Google検索に関心のある人すべてに広げていくためだ。

検索クエリやクリック数などの統計情報、URLやサーバーエラーの分析など、サイト運営において貴重な情報を提供してくれたウェブマスターツールだが、今回のサーチコンソールへの名称変更と共に、すでに新たに2つの機能が追加されたそうだ。

新機能はアプリ開発者向けだ。「Fetch As Google for Apps」と呼ばれる、アプリがGoogle側からどのように見えるかが確認できるシミュレーター。ユーザーがアプリ内のコンテンツにどのようにたどり着いたかがわかる、検索クエリ、人気ページや訪問者のトラフィックに関する細かなアナリティクス。どちらもアプリ開発者にとって重要な機能と言えるだろう。

より多くのユーザーを対象に進化を始めたGoogleサーチコンソール。役立つ新たな機能の追加を、今後も期待したい。

Source:Tut+?Business2Community 
Photo Credit:MoneyBlogNewz

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