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イノーバマーケティングチーム2024/03/10 6:19:58< 1 min read

ウェビナーのツールを選択する際のポイントとおすすめのツール紹介

2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大きな注目を集めたマーケティング施策は多数ありますが、ウェビナー(オンラインセミナー)もその一つです。2021年を迎えてもいまだ新型コロナウイルスの猛威は終息が見えず、今後もウェビナーは企業にとって重要なマーケティング施策として効果を発揮するでしょう。そこで、今回は多くの企業から提供されているウェビナーの配信ツールを比較しつつ、選択のポイントやおすすめのツールを紹介していきます。

新型コロナウイルス終息後も重要なマーケティング施策となりうるウェビナーのメリット

WebとSeminarを掛け合わせた造語である「ウェビナー」。インターネットを使い、オンライン上で動画や音声を使ってセミナーを行うものです。リアルタイムで参加者とやり取りをしながら進めていけるライブ配信と、録画されたものを参加者が一定期間内で好きな時に閲覧できるオンデマンド配信の二種類があります。

ウェビナーは、オフラインセミナーのように一か所に大勢の人数が集まる必要がないため、新型コロナウイルス感染対策として注目を浴びました。しかし、「場所」という制限がないため、全国・全世界から参加が可能な点。そして、オンデマンド配信のように何回でも閲覧できるメリットから、感染症対策にかかわらず、重要なマーケティング施策となっていくと予測されています。

ウェビナーを配信するツールを選択する際のポイント

現在、多くの企業がウェビナーを配信するツールを提供しています。そのため、これからウェビナーを開催していきたいと検討している場合、何を基準にツールの選択をすればよいかわからないケースも多いでしょう。そこで、ここではウェビナーを配信するツールを選択する際の主なポイントを紹介します。

参加者とのインタラクティブな機能の有無

ウェビナーにはライブ配信とオンデマンド配信の二種類があると説明しました。さらにライブ配信のなかでも、参加者とリアルタイムでやり取りができるものとできないものに分けられます。そのため、オフラインセミナーのように参加者からの質疑応答を実施したい場合は、やり取りが可能なツールを選択しなくてはなりません。

レポート機能の有無

ウェビナーはオフラインとは異なり、セミナー中に参加者が退出したとしてもすぐには気づけません。そのため、参加申し込みは100名だったものの、実際に最初から最後まで参加していたのは50人だったといったこともありえます。そこで、いつ参加し、いつ退出したかを明確に記録するレポート機能は、セミナー内容の精査や次のウェビナー開催のための改善にも必須の機能です。

録画機能の有無

ウェビナーの大きなメリットの一つとしてオンデマンド配信があります。参加者とリアルタイムでのやりとりはできませんが、1回のセミナーを実施すれば、それを使って複数回のセミナー開催が可能になります。しかし、ウェビナーツールに録画機能がついていなければ、オンデマンド配信ができません。

また、録画機能があれば、後からセミナーの内容を確認し、次回の開催に生かすこともできるため、録画機能は必須の機能です。

参加者管理機能の有無

ウェビナーに参加したユーザーを管理する機能があれば、一回のウェビナーで参加できる人数制限の管理や、参加者に対するメール配信、申込者の実際の参加状況や離脱タイミングの測定が行えるようになります。特にメールの機能を活用することで、次回のウェビナー告知も可能になるうえ、リマインドメールも配信できるため、忘れてしまって参加できないといったリスク軽減にも効果を発揮します。

アンケート機能の有無

アンケート機能があれば、参加者の生の声を集められ、セミナーの課題点や次回に生かせる点を見つけ出せます。また、もしセミナー内でテーマに関連した製品やサービスを紹介している場合、アンケート項目に商材への興味の有無をとっておくことで、確度の高いリードを見つけてアプローチすることも可能です。

オフラインセミナーではアンケートは当たり前に行われますが、それはオンラインでも同様で、これも重要な機能だといえるでしょう。

接続可能人数の確認

ウェビナーはどこからでも参加が可能なため、オフラインセミナーのように会場の広さによって参加人数が制限される心配がありません。ただし、ツールによっては同時接続数に上限があるものもあります。数百~数千人規模のウェビナーを予定している場合、必ず接続可能人数の確認を忘れないようにします。

参加者のアカウント登録の有無

ウェビナーに参加するユーザーがツールのアカウントを取得する必要があるかどうかは、集客に影響を与える場合があります。アカウント登録をしないと参加できないツールでは、場合によっては参加をためらう理由になる場合もあるため、広く参加を求めるようなウェビナーの場合は、アカウント登録が必要ないツールを選択したほうがよいでしょう。

サポート体制の充実さ

オフラインであれば、トラブルがあっても登壇者も参加者も同じ場所にいるため、何かしらの対応が可能です。

しかし、ウェビナーの場合、オンラインで行うため、急なトラブルが発生すると配信自体が止まってしまうリスクがあります。そこで、ウェビナー当日に急なトラブルが発生した際に迅速なサポートがあるかどうかは、ツール選択の重要なポイントになります。

主要ウェビナーツールの機能概要

前項を踏まえたうえで、主要なウェビナーツールの機能概要を紹介します。

株式会社ズームが提供するウェビナーツールです。Web会議システムとして2020年に日本でも急激に知名度を上げたZoomですが、ウェビナーツールとしても多様な機能を有して人気となっています。

基本的に前項で挙げた機能はほとんど有していて、同時接続人数は100名から金額によって最大50,000名まで参加可能と、小規模~大規模まで網羅しています。ウェビナーツールとしてはもっともおすすめといえるでしょう。

株式会社コクリポが提供するウェビナーツールです。上述した2つのウェビナーツールと比べると低コストでの導入が可能ですが、基本的な機能はしっかりと抑えられています。最大の同時接続人数は300名です。

また、同時参加可能人数は3名ですが、無料で利用できるプランもあり、とりあえずウェビナーのテストをしてみたいといった要望にも対応可能です。

株式会社ブイキューブが提供するウェビナーツールです。基本機能は抑えたうえで、多言語対応、全世界10,000人まで対応可能です。また、タイムシフト再生にも対応しているため、途中参加でも最初からでも視聴可能なのもおすすめのポイントです。

Facebookが提供するウェビナーツールです。機能的には上述したツールに及びませんが、Facebookアカウントを持っていれば気軽に参加できるうえ、録画機能やリアルタイムでのやり取りは可能なため、少人数を相手にウェビナーを行うにはおすすめです。

自社が開催したいウェビナーの目的に応じたツールの選択を

ウェビナーツールは無料のものから年間数百万円のものまでさまざまなツールが提供されています。また、ツールによって機能も多様なため、どれを選択すればよいか迷ってしまうケースも少なくないでしょう。

そこで、まずは自社が開催したいウェビナーの規模や目的を明確にし、そのうえで、今回紹介した選択のポイントとおすすめツールを参考に自社に最適なツールを選択してください。

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イノーバマーケティングチーム

株式会社イノーバの「イノーバマーケティングチーム」は、多様なバックグラウンドを持つメンバーにより編成されています。マーケティングの最前線で蓄積された知識と経験を生かし、読者に価値ある洞察と具体的な戦略を提供します。