バイラルキャンペーン4つの事例(コカコーラ、マクドナルド、オレオ他)

コンテンツマーケティング

今回は、有名ブランドがバイラルを使って、ソーシャルメディアでの拡散に成功したキャンペーンを紹介していこう。どういう設計をすれば拡散に繋がるのかヒントを得て欲しい。

【事例1】Coca-Cola #ShareCoke

こちらは現在日本でも行われているキャンペーンなのでご存知の人も多いだろう。今キャンペーンの発信地は実は2011年のオーストラリア。今では50カ国を超える世界中の国々まで拡散している。キャンペーンの基本の内容は、缶やボトルの「Coca-Cola」のロゴを、若者層に多い名前やMomなどの名称に変えるというものだった。

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(画像出典:The Coca-Cola Company.com

キャンペーン最高のポイントとなったのは以下の3つ。

  • 今キャンペーンのターゲット消費者はソーシャルメディアユーザー。オンラインでパーソナライズした自分のオリジナルボトルを、ソーシャルメディアに投稿できるようにしたことで、「俺も」「私も」と拡散していった。きっちりとターゲットを絞ることで、最適なチャンネルでの発信ができたことだろう。

  • ミレニアムやティーンエイジャーにとって「パーソナリゼーション」は日常的に当たり前のことだ。自分らしさをアピールでき、その話を友人や仲間と共有したい。今キャンペーンは、こういった若者たちの欲望を見事に抑えたことも、今回の成功につながっている。

  • 「Share a Coke」というキャンペーンスローガン。これ自体がCTAとして成り立っているというのも見逃せない。コーラを買ってシェアするという行動。キャンペーンやコーラについて、ソーシャルメディアでシェアしよう。スローガン自体がこの2つの行動を促す役割を果たしている。

【事例2】McDonald's Super Bowl 2015

ソーシャルメディアでの拡散を狙うなら、無料の景品の効果はやっぱりテキメンである。McDonald’sが2015年のSuper Bowel中に実施したキャンペーンがそれを裏付けてくれる。

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(画像出典:McDonald’s

キャンペーン内容は、TVでCMが流れると、そのCMに関するツイートをMcDonald’sが発信し、リツイートを促すというもの。リツイートを行う特典が、CM内容にちなんだ景品をタダでもらえるというものだった。すごいのは、ツイートするCMは他社のものであることだろう。

例えば以下のようにLexusのCMをメンションして、リツイートを促す。そうすると自動的にLexusの新車がもらえるチャンスが生まれるのだ。

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ギフトカード、iPad、旅行、車まで、景品の数は計50(リストはこちら)。豪華な景品の効果は偉大で、試合時間中にMcDonaldがツイッター上でメンションされた回数は、なんと60万回を超えたというからすごいものである。

【事例3】Oreo Super Bowel Tweet

こちらもSuper Bowelに関する事例だが、今回のポイントは「リアルタイム」である。2013年のSuper Bowel放送中に、スタジアムで停電が起こり、34分間放送ができないというアクシデントがあった。ソーシャルメディアマーケティングの成功者として名が高いOreoは、このチャンスを逃さなかったのである。

Oreoがツイートしたのは以下の広告。

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(画像出典:Oreo Twitter Acount)

米国ではOreoを牛乳に浸して食べるDunkと呼ばれる食べ方が人気だ。「暗闇の中でもOreoはDunkできるよ」という、リアルタイムの事件を生かしたWitty(ウィッティー)な広告は瞬く間に拡散。アメリカ中が注目しているイベントの最中ということも手伝い、短時間で1万5千のリツイートと2万のLike(Facebook)を獲得した。コンテンツの拡散にはタイミングも大切であることの好例である。

【事例4】Newcastle Follow The Money

予算をどこに使うか。これはコンテンツの成功を大きく左右するし、マーケターの頭を悩ませるポイントではないだろうか。ライバルの多いビール業界の中で、常に話題のコンテツを発信することで有名なNewcastleが実施した「Follow The Money」キャンペーンは、予算の面白い使い方として紹介したい。

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(画像出典:Newcastle Twitter Account

キャンペーン内容はいたってシンプル。Newcastleのツイッターアカウントをフォローすれば$1のチェックが送られてくるというものだ。成果が得られるかわからない広告に費用をかける代わりに、フォローしてくれれば$1支払うという、簡単明確なこの戦略。ゴールの新規フォロワー5万人獲得を無事成し遂げたそうで、これはつまり、予算であった5万ドルをきっちりと使い果たしたということだ。

こういった方法で獲得したフォロワーは、決してロイヤリテイーが高いわけではないだろう。しかし「注目を集める」「フォローしてもらう」という、コンテンツマーケティングの最初のステップをクリアするための方法としては、なかなか賢いものだったのではないだろうか。

宗像はこう思う

どうだろうか?いずれも面白い事例だったのではないだろうか?コカコーラのようにオリジナルボトルを作るという大がかりなものから、フォローしたらお金を払うというものまである。お祭り感の演出、エンターテイメント要素が重要となる。参考にして欲しい。

 

記事執筆:(株)イノーバ。イノーバでは、コンテンツマーケティングのノウハウを詰め込んだ無料のebookや事例集をご提供しています。ダウンロードはこちらからどうぞ→https://innova-jp.com/library/

 

Source: CIO.com Trivision Twitter Blog Wired

Photo Credit:Dan Markeye