セミナーイベント出席中にソーシャルメディアを使うコツ、教えます!

コンテンツマーケティング

多くの人に出会い、多くの情報を交換できるセミナーイベント。

そのベネフィットを最大限に生かすために、ぜひここでもソーシャルメディアを活用していきたいものだが、一体どんなことができるだろうか?

リアルタイムで多くの人々に情報を発信できるソーシャルメディアは、見たもの、得たものをただ垂れ流すだけでは人々の目には留まらないし、うるさがられてしまって、逆効果になることもある。

そこで今回は、イベント会場から情報発信を行う際に気を付けたいマナーや、効果的なコンテンツ作成についての要所を紹介しよう。

チェックポイント8カ条

イベント会場からソーシャルメディアを通して情報の発信を行う際に知っておきたい8つの項目を、2つの記事(5 Tips for Using Social Media During Conferences と 5 Ways to Use Social Media At Conferences)をもとにお伝えしよう。

予習:情報交換はイベント開始前から始まっていることも多い。ハッシュタグやFacebookページ、LinkedInや他のソーシャルメディアでそのイベントに関する情報ページが立ち上がっているかどうかを確認。他からリードするために、予習をしっかり行おう。

ポジティブさを忘れない:セミナーイベントは、ためになる情報やアドバイスで満ち溢れている。その雰囲気を上手く伝えるには、自らのコンテンツ内容をポジティブにしよう。耳にした情報が自分の考えに合わなくても、ネガティブなことは書かずに、ポジティブな内容に上手く持っていく。もしくは、内容に自信がない場合は、書かないのがベストである。

ハッシュタグ:コンテンツを発信する際に、イベント関連のハッシュタグを忘れずに入れよう。そうすることで、イベントに参加している他の人やイベントに興味がある外部の人とのインタラクションがスムーズにいく。ただし、ハッシュタグの間違い(※)には要注意! ※例:#TokyoConference2014が正しいのに、間違って#TokyoConference2015と打っていたなど

タグ付け:画像や動画コンテンツを発信する場合は、そこに写っている人々や企業のタグ付けを行おう。もちろん、タグ付けをしても良いかの確認はおろそかにしないこと。

会話を大切に:ハッシュタグによって、あるいはイベントページを通して、同じイベントに参加している人と意見や情報の交換をどんどん行おう。興味深いコメントやコンテンツを発している人がいたら、実際にオフラインで会ってみるのも良い。

執着しすぎない:せっかくイベントに参加しているのに、気が付いたらスマートフォンとにらめっこで誰とも話していない……、スピーカーの話も聞いていない……では本末転倒。初めてイベントからの情報発信にチャレンジする場合は、各スピーカーやパネルに対して画像は1枚、情報発信は2~5回に抑えておこう。また、10人以下の小グループでの対談や会場に人が少ないイベントでは、思い切ってスマートフォンはかばんにしまい、そこにいる人との会話に集中しよう。

楽しむことを忘れない:「ソーシャルメディアは楽しむためのものである」というコンセプトを忘れてはならない。ビジネス的に価値のあるコンテンツの発信ももちろん重要だが、見た人が楽しめるコンテンツ(※)の発信も取り入れていこう。 ※例:会場でもらったお土産バッグの中身、かわいいイベントキャラクターの写真など

フォローアップ:せっかく出会えた同じ興味を持つ人々。イベントが終了してもオンライン、オフラインで築き上げた絆は大切にしたいものである。終了後にコーヒーを飲みながら情報交換するのも良いし、日を改めて連絡するも良し。フォローアップを忘れずに行おう。

イベント終了後にできることも忘れずに

イベントが終了したからといって、人々が投稿内容に対する興味を失うわけではない。

コメントへの返事、問題や不服を感じた人への対応、力を貸してくれた人への感謝。そういったフォローも丁寧に行えば、これからのビジネスへのつながりを保っていくことができる。

また、イベント中に発信したコンテンツのシェアやハッシュタグやタグの付け直しをしたり、情報をまとめた新たなソーシャルメディアページの作成をしたりして、今回発信した情報がこれからもより多くの人々の目に触れるようにしておくことも大切である。

リアルタイムのお役立ちコンテンツの供給が鍵

人々がイベントに関するソーシャルメディアをフォローするのは、一体なぜだろうか?

最も大きな要因は、「リアルタイムで役に立つ最新情報が欲しい」ということで間違いないだろう。つまり、発信する側が意識しなければならないのは「ライブ感を伝える」「キーとなる情報を的確に伝える」「シェアしたくなる情報を伝える」ことである。

魅力的なコンテンツを発信できれば、その後のフォロワー数の増加を見込めることはもちろん、イベント会場での新たな出会いやイベントスタッフとの情報交換など、ベネフィットは計り知れない。

次回セミナーイベントに参加する機会があったら、今回学んだ情報をもとにソーシャルメディアでのコンテンツ発信にぜひ挑戦してみてほしい。

参考元: 5 Tips for Using Social Media During Conferences 5 Ways to Use Social Media At Conferences How to Use Social Media to Boost Buzz About Your Trade Show Attendance Create Buzz: Promoting Your Event with Facebook 9 Ways to Support Your Sales Team at Conferences What value can social media add to conferences? Creating Social Buzz at Your Event

関連記事: 小規模ビジネスの強い味方、ソーシャルメディアマーケティングの魅力を改めてまとめてみた ファースト・インプレッションで勝負!ソーシャルメディアのカバー写真を見直そう ハッシュタグで手痛い失敗をしないための鉄壁ルール6カ条

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