コンテンツマーケティングを成功させるための5つのコツ

コンテンツマーケティング

THE CONTENT MARKETINGで何度も紹介しているコンテンツマーケティングだが、ただ闇雲に始めても迷宮に迷い込んでしまう。そこで今回は、コンテンツマーケティングを行う際に押さえておくべきポイントを、コンテンツマーケティングの成功例から導き出してみよう。


1. 観客が顧客につながる

ビジネスブログやソーシャルメディアを活用したコンテンツマーケティングでは、「顧客」ではなく「読者」を増やすことを心がけよう。読者は必ずあなたが作るコンテンツを求めて何度もやってきて、やがてはその中から顧客が生まれるのだ。

例えば以前の記事でも紹介した37シグナルズというソフトウェア販売の会社の例を見てみよう。彼らのブログsignal vs noise blogは10万人以上の読者を獲得している。そして37シグナルズはブログの読者に対して、積極的にソフトウェアを販売することにより大きな成功を遂げている。

37シグナルズに関する参考資料:

「顧客に媚びないビジネスを作る」

2. 「売る」のではなく「教える」

コンテンツマーケティングでは製品やサービスを直接売り込むことよりも、「教える」ことに重点におこう。一見面倒に思えるが、無料で役立つ情報を提供することは必ずブランド力や売上の向上につながる。

アメリカでは酒屋の店主であるGary Veynerchuckがワインに関する知識を無料TVブログ:wine library tvで公開し続けたところ、何千人もの視聴者を獲得した。もちろん37シグナルズのブログ同様、彼の実際のワイン店のお客さんの多くはこのTVブログの読者から生まれている。

参考書籍:

『~ Twitter、Ustream.TV、Facebookなど、ソーシャルメディアで世界一成功した男~ ゲイリーの稼ぎ方(ソーシャルメディア時代の生き方・考え方)』

3. 自社のビジネスノウハウを公開する

ビジネスの場面で積極的に自社のビジネスノウハウを公開している企業はまだまだ少ない。競合を意識しすぎるあまり、ついつい技術や知識を秘密にしておこうとしがちである。一見、自社の強みを公開してしまうと、他社との競争において不利になってしまうように思えるかもしれない。

しかし、そんなことは全くない。逆に強みを公開することで、その分野のエキスパートとしての評価が高まる。そうなると、自然と顧客は集まってくる。THE CONTENT MARKETINGでも紹介しているように、実際に多くの企業によってコンテンツマーケティングの威力は証明されている。恐れることなく情報を共有しよう。

4. 舞台裏まで公開しよう

ただ強みを提供するだけでなく、知識や技術を自社がどう利用し、成功したのかの舞台裏までも公開してほしい。

アスリートの成功の裏話やビール工場見学が人気であることからもわかるように、一般的に人は他者の成功体験や製品・サービスの舞台裏を知るのが大好きだ。「どうすれば、どのように役立つのか」という情報は、製品やサービスの良さを更に理解しやすくする大事なポイントだ。

5. お試し販売・テスト利用を導入しよう

製品やサービスを魅力的なものに仕上げることができたならば、まずは使ってもらおう。少しでも良さを味わうともっと欲しくなってしまうのが人間の性だ。37シグナルズも彼らのソフトウェアの無料トライアルを潜在的顧客にプレゼントしている。もちろん多くがその便利さに魅了され、後に顧客となって舞い戻ってきていることは言うまでもないだろう。

参考資料:

「フリーミアムの4つのフレームワーク」

まとめ

5つのコツを見ていただいたが、これらは全て「コンテンツを提供する」ことにつながっていることに気づいていただけただろうか?最初は自社の強み等を世に出すのは抵抗があるかもしれないが、真摯に価値を世に提供できれば必ずその行いは報われる。

日本企業の中ではまだまだ秘密主義者が多い今こそコンテンツマーケティングが威力を発揮する。ぜひともこの機会を最大限活かしてみてほしい。

出典: Promotion the way 37 signals do it