誰にも見られず、役にも立たない「売れないWebサイト」を解決するCloud CMOの機能について

マーケティングオートメーション

こんにちは。イノーバ代表の宗像です。

最近、日々お客さんと話をしたり各地で講演をしたりするなかで、コンテンツマーケティングの必要性が日本でも少しずつ理解されてきていることを感じます。しかし一方で、実践できている企業はまだまだ少ないのも事実。それどころか、中小企業の経営者のなかには「Webサイトが売上につながる」なんて考えたこともなく、とりあえずWebサイトを設置しているだけ、という会社も多いのが現状です……。

誰にも見られず、誰の役にも立たない「売れないWebサイト」をなくしたい。今回は、企業のコンテンツマーケティングを支援するツール「Cloud CMO(クラウド・シー・エム・オー)」を僕がつくろうと思った経緯についてお話しします。

売れているWebサイトは全体の2割だけ

IT動向調査 2012によれば、Webサイトを開設した企業のうち、売上につながったと感じているのは、全体の2割ほどだそうです。
つまり、ほとんどの企業では、Webサイトを設置しているだけで売上にはつながっていない。アクセスがなければ、問い合わせもない。パンフレットみたいになってしまっている。それではもったいないですよね。

このような状況を解決したいという想いが、Cloud CMO開発の出発点です。

たしかに、昔はWebサイトを設置するだけでも問題ありませんでした。ネットが普及しはじめた頃は、それだけでも問い合わせがきたんです。
しかし、今はそうではない。似たようなWebサイトがたくさんあるなかで、どうやって選んでもらうかが大事になっています。

お客さんは何社も比較検討しています。選んでもらえるWebサイトをつくらなければ、見つけられることも、問い合わせがくることもないんです。それなのに、お客さんから選んでもらうための具体的な施策をおこなっている企業は、まだまだ少ないのが現実です。

なぜ多くのWebサイトはビジネスに役立たないのか?

「情報設計」ノウハウの欠如

Webサイトには、必ず盛り込まなくてはいけない情報があります。「会社情報」「サービス説明」「採用ページ」などですね。

しかし、これらの基本ページだけでは、問い合わせにつながりません。やはり、豊富な情報を提供していないと、お客さんは不安に感じてしまうのです。

本来であれば、詳しい製品ごとの説明はもちろん、サービスの魅力を伝えたり、よくある質問とその回答、さらには事例なども掲載したりしなければなりません。このように、読み手の情報ニーズに基づいてWebサイトに掲載する情報を組み立てることを「情報設計」と言います。

この「情報設計」ができる人材社内にいない。もしくは育っていないことが「売れないWebサイト」が増え続ける大きな要因です。骨組みとなる設計ができないため、外注したとしても制作会社にまかせっきりになってしまう。それでは、なかなか集客にはつながりません。

大切なのは、誰がお客さんで、その人に何を読んでもらい、どうやって買ってもらうのかというストーリーの設計です。こういった細かい部分まで対応してくれるのは、大手の制作会社だけ(当然制作費も高額)です。

お金をかけて外注しようとしても……立ちふさがる発注スキル問題

そもそも、Webサイトをつくるのは大変です。内製は無理だけれど、どの会社に頼んでいいのかわからない。また、外注を頼んでみても、見積もり金額が、高いのか安いのかもよくわかりません。
しかも、ほとんどの企業は、数年に一度くらいしかWebサイトをつくりません。かつ、担当者の多くは、人生で初めてWebサイトを発注する人ばかり。つまり、発注スキルがないんです。
よしんば「情報設計」ができたとしても、それを形にするための制作スキルと発注スキルが致命的に不足している。

僕はイノーバを起業する前、ネクスパスという社員4名の企業にいました。Webサイトも一応ありましたが、そこからビジネスにつながっていない状況でした。Webサイトの改善が必要なことはわかっているけれど、やり方がわからない。

それで仕方なく、自分で勉強していました。「Webサイトはどうつくればいいのか」「SEOとは何か」などと。それでようやく発注できるようになったわけです。

自分で勉強できないのであれば、大手に頼んで高い値段でやってもらうしかありません。もしくは、ネットで見つけた制作会社に、適当に頼むだけ。ただ、そういったところは、お客さんが言ったことしかやってくれない場合が多い。

結果、SEO対策がまったく施されていないということにもなりかねません。Webサイトができたは良いけれど、検索にひっかからない。「売れないWebサイト」の完成です。

僕がCloud CMOをつくったのは、このような「売れないWebサイト」に時間とお金をかける人たちをこれ以上増やしたくないと思ったのがキッカケでした。

「あったらいいな」を形にしたのがCloud CMO

Cloud CMOは、中堅・中小企業向けに開発したツールです。Webサイトの制作からリード管理、メールの配信まで、無理なくコンテンツマーケティングを実践できるクラウドサービスです。 

機能は、企業のマーケティング担当者がWebサイトに求める役割に従って大きく3つのグループにわけられます。1つ目は潜在顧客をWebサイトに集めるための「集客機能」。2つ目は見込み顧客のリード情報を獲得するための「リードジェネレーション機能」。そして3つ目が成約に向けて見込み顧客のニーズを育成するための「リードナーチャリング機能」です。 


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Webサイトの構築ができ、SEO対策ができ、集客をするためのネイティブ広告配信もできる。また、ランディングページをつくったり、個人情報を集めたり、CRM連携をしたりすることも可能です。そのほかにも、メールの配信やリードのトラッキング機能も備えています。

マーケティングツール界の「iPhone」を目指して

Cloud CMOをつくるうえで、僕が口を酸っぱくして言っていることがあります。それが「iPhoneみたいなツールを目指せ」ということです。

iPhoneをはじめとするAppleのプロダクトは、世界中で同じ仕様の製品が使われています。これは、誰でも直感的に使い方がわかる洗練されたUI(ユーザーインターフェース)と統一されたデザイン言語の賜物です。1歳児にiPadをわたすと、教えてもいないのにいつの間にかお絵かきをはじめていたりしますよね。

僕がCloud CMOで実現したいのは、技術的な知識や高度に専門的なマーケティング知識がなくても、誰でも簡単にWebマーケティングに取り組める環境をつくることです。

日本の中小企業にはまだまだマーケティング部がない会社も多い。過剰に高機能なマーケティングツールを導入するのは、免許取り立ての若葉マークにランボルギーニを運転させるようなものです。マーケティング担当者が1名〜数名規模の企業がこれからWebマーケティングに取り組むにあたって必要十分な機能をシンプルに提供する。ユーザーのニーズに応じて今後、機能拡張をおこなっていくにあたっても「誰でも簡単に使える」というのは大切にしたい部分です。

Webマーケティングの第一歩をCloud CMOで

いくら高額な費用をかけてWebサイトをつくっても、結果的にビジネスにつながらなければ意味がありません。箱だけをつくるのではなく、「売れるWebサイト」にするために。ぜひ、Cloud CMOを活用してみてください。

また、一般企業だけでなく、Webサイト制作会社の方々にもサービスの付加価値をつけるためのツールとしてご活用いただけると幸いです。

Cloud CMOのデモはこちらから

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Cloud CMOについての連載は以下をご覧ください。

第二話:市場調査をSEOで。企業が内製化すべき理由とCloud CMOの「キーワードサジェスト機能」 

第三話:顧客のニーズにそったコンテンツ制作を実現するCloud CMOの「キーワード分析機能」

第四話:集客力のある企業サイトを作成・運用するCloud CMOの「ブログ作成機能」

第五話:サイトの転換率を運用しながら上げていく、Cloud CMOの「LP機能」

第六話:サイト訪問者一人ひとりの興味・関心を、データとして取得するCloud CMOの「ユーザートラッキング機能」