ストーリーマーケティングで共感を集めよう!購入につながるストーリーを作る5つのポイント

コンテンツマーケティング
ストーリーマーケティングで、お客様から共感を集めるコンテンツを制作するには、「伝え方」のテクニックが必要と言われている。
では実際、どのような点に注意し、ストーリーを組み立てていったらよいのだろう。今回は、購入につながるストーリーを作るため、ポイントを5つまとめてご紹介しよう。
ストーリーマーケティング5つのポイント
1.誰に何を伝えたいのか
まずは、ストーリーで誰に何を伝えたいのかを明確にしよう。初めに、「誰に」という部分。くどいようだか、読み手を意識しなければ、読み手から共感を得るストーリーを作るのは難しい。ここでいったん読者像を設定したら、その相手に伝えることを意識して書いていこう。
次に、長くなりすぎてもいいので、ストーリーで伝えたいポイントを、時系列にして書き出そう。できれば1人で行うのではなく、複数人でアイデアを出しながら進めるといいだろう。人によって、よいと感じるストーリーのポイントは異なる。
お客様がストーリーを読んだときに共感してもらうためには、どのポイントを強調して伝えるべきなのかを考えていこう。
2. ブランディングを意識する
ストーリーを読むことで、どんなブランドイメージを抱かせたいのか考えてみよう。ブランドイメージにあわないストーリーは、逆効果になってしまう。あくまで、ストーリーを読むことで、そのブランドが際立つようなストーリー設計をしていこう。
もし、ブランディングが明確になっていないのなら、まずはそこから練り直す必要がある。「自社のブランドとは何か?」が浮き彫りになることで、それを支えるストーリーを書くことができるからだ。
3.参考にしたいストーリーを探す
共感を集めるストーリーを書くためには、まずは自分自身がストーリーによって心を動かされた経験を思い出してみよう。そうした経験がすぐに思い当たらなければ、競合のサイトでも、全く関係ないジャンルでもいいので、企業紹介ページなどにあるストーリーを読んでみよう。
共感できるストーリーを見つけたら、「どのポイントがいいと感じたのか」を明確にしておこう。そのヒントが、自社のストーリーを作るうえで役立つからだ。
4.ストーリーに魂を込める
ただ時系列に、起こった出来事を並べるだけのストーリーではつまらない。それよりも、例えば、「のちに創業者となる主人公が、汗水たらしながら山を越え、谷を越えるストーリー」のほうが読み応えがある。
ストーリーというその名のとおり、「物語」として面白いものでなければいけない。もととなるストーリーに、主人公の感情などをどれだけ肉付けしてストーリーを盛り上げられるか、にかかっているのだ。
5.余計な部分を切り捨てる
ストーリーは長いほどいいわけではない。長すぎるために、読者が途中で読むのをやめてしまうかもしれない。そうならないようにするためには、「寄り道」となっている部分は思い切ってカットしよう。
余計なものをそぎ落とすことで、本当に伝えたいことに磨きがかかり、全体がブラッシュアップされる。
切り捨てる部分も1人で決めるのではなく、複数の人に読んでもらい、意見を集めるのがいいだろう。
ストーリーマーケティングで共感を集めよう
ストーリーマーケティングは、お客様から共感を集めるのに役に立つ。
今回ご紹介した5つのポイントを意識しながらストーリーを作っていくことで、お客様の心をつかむことができるだろう。
ゆっくりと時間をかけて、ストーリーマーケティングに取り組んでいきたいものだ。
参考元:
Master This Storytelling Technique to Create an Irresistible Content Series – Copyblogger by Demian Farnworth
15 Storytelling Techniques for Amazing Brand Story By Helen Nesterenko
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