面倒な作業はSEO対策ツールにお任せ!検索上位表示を目指して効率のよいSEO対策

コンテンツマーケティング

SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)とは、検索エンジンの検索結果での上位表示を目指すための手法です。

インターネット広告が“クリックされない”状況で効果が薄れる中、BtoB・BtoCを問わず、検索経由で自社サイトへの集客を増やすことの重要性が増しています。SEO対策の成否は、ビジネスの行方を左右するといっても過言ではありません。しかも、一定量の流入を確保するためには、上位表示を獲得することが重要です。

この記事では、SEO対策の重要性を説明し、SEO対策を成功させるために必要な作業と支援ツールをご紹介します。

BtoBセールス&マーケティングの考え方や進め方を、事例を交え体系的にご紹介する無料セミナーはこちら!

SEO対策で自社サイト流入数を増やす

なぜSEO対策が重要視されているのでしょうか。

アメリカに本社を置くInternet Marketing Ninjas(インターネット・マーケティング・ニンジャズ)が2017年夏に公開した調査結果では、検索表示が上位1位のクリック率は21.12%、対する2位は10.65%で、その差は約2倍です。自社サイトのコンテンツが検索結果のトップに表示されることで、ユーザーがクリックしてページを閲覧する可能性が高くなることを意味しています。

ninja.png

出典:Internet Marketing Ninjas

Googleはユーザーが検索している情報を適切に提供できるように、検索アルゴリズムを継続的に更新しています。SEOによって上位表示を獲得し、自社サイトの集客力を強化させましょう。

確実な分析作業でSEO対策を成功に導く

さて、SEOで成果を出すには、十分な分析が必要です。自社サイトの状況を知ることはもちろん、競合サイトとも比較することで、検索結果トップに掲載されるための施策を決めることができます。

特に、現状の検索順位や、流入が多いページ、流入が多い検索キーワードなどを充分に理解する必要があります。

ツールの活用で煩雑なSEO分析作業を効率よくおこなう

SEOの分析作業は、ツールを使わずに実施するのはほぼ不可能です。

ツールを利用することで、一定期間の流入推移がグラフに表示されるので一目で確認できたり、また検索順位の履歴により長期的にSEO対策の効果を検証することができたり、様々な切り口での分析が可能になります。

分析作業の時間短縮だけでなく、より正確な分析を基にした効果的なSEO施策のためにも、ツールを活用した分析作業は必須と言えます。分析ツールの導入を含めたSEO対策の検討を進めましょう。

分析目的で選ぶSEO対策ツールの紹介

SEO対策ツールには、有料だけでなく無料で提供されているものもあります。SEO分析の目的別にツールをご紹介します。

1.   自社の現状を知る~アクセス解析ツール

まずは、自社サイトの現状を正確に把握することが重要です。
SEO対策においてもPlan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)からなるPDCAサイクルを回すことで、効果的なSEO施策を目指します。計画段階において自社の現状把握に使われるのが、アクセス解析ツールです。

アクセス解析ツールを使うことで、自社サイトのアクセス数、ユーザーが検索に使うキーワード、各ページの閲覧回数などの現状を把握できます。

Google Analytics(グーグルアナリティクス)を使うと、サイトの訪問人数、ページのアクセス数や滞在時間などが分かります。データが数値化されるため、今後の目標設定にとても便利なツールです。Googleアカウント所有者は無料で利用が可能です。

以前はウェブマスターツールと呼ばれていたGoogle Search Console(グーグルサーチコンソール)では、検索キーワード、クリック率そして流入が多いページなどを知ることができます。またGoogleによる自社サイトの評価が確認できるので、改善点がすぐにわかります。このツールもGoogleアカウント所有者は無料で利用できます。

2.   競合を知る~競合分析ツール

競合サイトを分析することも必要です。
検索結果表示において、自社が競合他社より上位に来ることを目指すのがSEO対策です。上位に表示される競合他社のサイトについて知ることで、検索順位に関連する要因などを探ることができ、自社のSEO対策に活かすことができます。

ahrefs.png

Ahrefs(エイチレフス)を導入すると、自社サイトに加えて競合サイトの被リンク(バックリンク)分析や検索エンジンの上位表示コンテンツ、想定流入キーワード、ソーシャルメディアの反応などを把握でき、包括的なSEO分析による施策計画が可能です。4つの料金体系の中には、月額99ドルで始められるライトプランから用意があります。 

emark.png

eMark+(イーマークプラス)は、日本全国のモニター会員からネット上の行動データを収集し、競合他社サイトを問わずにサイトのアクセス状況を分析できるツールです。ユーザーの競合他社サイトの利用率も把握できます。初期・月額費用ともに10万円のプランと分析機能追加による高額プランの他に、機能限定の無料プランもあります。

3.   ユーザーの検索ニーズを知る~SEOキーワード選定ツール

SEO対策の基本は、何と言ってもキーワード選定です。
ブログに入れるキーワードにより、アクセス数が大きく変わります。検索需要が高いキーワードを選ぶことはSEO対策の重要な施策となります。

キーワードプランナーは、Googleの広告サービスである「Google広告」のツールの一部です。このツールを使うことで関連性のあるキーワード検索、月間平均検索ボリュームや競合性を知り、検索上位表示を狙いやすいキーワードを見つるけることが可能です。GoogleアカウントがあればGoogle広告アカウントを無料で作れます。

Keywordmap(キーワードマップ)は、流入キーワードだけでなく機会損失キーワードまでを把握できます。また、ユーザーの興味や関心事などを視覚的に把握できるので、コンテンツ設計やキーワード選定に役立ちます。(料金は要問合せ)

まとめ

SEO対策の味方となるツールを、オールインワンのものから1つの機能に特化したもの、有料のものも無料のものもあわせて紹介しました。SEO対策はすぐ効果が出るものではありませんが、地道な施策が大きな効果をもたらします。ぜひこれらのツールを利用して、Webサイトのアクセスアップに取り組んでみてください。

ちなみに、弊社ではCloud CMO(クラウド シーエムオー)というアクセス解析、SEO解析といった分析機能が豊富なソフトウェアを自社開発しています。

ユーザーの検索意図を把握するための関連キーワードを表示する機能や、キーワードごとの順位変動の確認といったSEO対策に必要な標準的な機能はもちろんのこと、どの記事が”成果”に貢献したかを見える化する「コンテンツレポート」の機能も搭載しています。

その他にも、ウェブマーケティングに必須である集客強化やメール配信機能や、ホームページ制作やブログ更新といった制作の機能も実装しているので、複数のツールを駆使せずとも、Cloud CMOさえあればSEO対策を始めとしたマーケティング活動が行えます。是非一度、サービスをご覧ください!

イノーバのCloud CMOを詳しく知るにはこちらから

参考:

人気記事