SEO効果抜群のタイトルをつけるには?そのポイントを解説

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ユーザーはタイトルを見て、その記事を読むか判断します。魅力的なタイトルは、ユーザーの興味を引きクリックされやすくなりますが、タイトルの付け方にはあるコツがあります。今回は、SEO効果の高いタイトルをつけるポイントや注意点を解説します。

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タイトル(titleタグ)とは?

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SEOでいう「タイトル」とは、Webサイトを構成するHTMLのタイトルタグに書かれた文字列のことです。

titleタグは、HTMLソースコードの内にある、 の部分。

タイトルタグで囲まれた「~」の部分に記載された文が、タイトルとして次のような場所に表示されます。

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ブラウザのタブ部分。下層ページでは、タブだけでなくその下のパンくずリストにも、ページタイトルが表示されます。

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検索エンジンの検索結果に表示。タイトルは、他の要素よりも大きく目立つように表示されます。

他にも、SNSでWebページがシェアされた時にアンカーテキスト(文字リンク)表示されます。

タイトル(titleタグ)の重要性

SEO対策で検索順位とクリック率に影響する

旧来のSEO対策では、titleタグ以外にも、検索結果に表示される説明文を指定するdescriptionタグ、見出しを指定する見出しタグ(h1タグ,h2タグ)が重要視されていました。

次のデータは、2014年に米国のサーチメトリクス社が、10,000個のキーワード(約300,000個のURL)でGoogle上位30件のランキング要素を分析したものです。

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検索順位に大きな影響を与える要素は、上位から関連する用語・Google+1 ・被リンクの本数・Facebookのシェア数・Facebook総合・Facebookコメント数…と続きます。逆に、タイトルやディスクリプション、見出しは下位を占めています。

参照:The 2014 Rank Correlation Analysis and SEO Ranking Factors for Google U.S.

このことからも分かるように、現代の検索アルゴリズムでは、関連キーワードやソーシャルシグナル、ユーザー行動が検索順位に大きな影響を与えるようになってきており、タイトルの重要性は相対的に下がってきています。

とはいえ、上記データは相対的にみたものにすぎず、タイトルがSEOで重要であることには変わりありません。ユーザーが検索結果で一番目にするのがタイトルであり、ユーザーはタイトルを見てクリックするかどうかを判断します。実際、検索結果順位がよくない記事のタイトルを、適したタイトルに修正しただけでクリック率が向上し、順位が大幅に改善された事例も。やはり、タイトルの選定と最適化はきっちりと行っていきたいところです。

SNSからの流入数や拡散を左右する

これまでタイトルの重要性は、検索結果で上位を獲得するという観点から語られることが多かったです。
しかし、近年はSNSマーケティングが拡大し、ブログ記事や動画などのコンテンツをSNS経由で発信することが増えています。

titleタグで設定したタイトルは、SNSでWebページがシェアされた時のアンカーテキスト(文字リンク)として表示されます。ユーザーの関心を引く魅力的なタイトルは、クリックしてもらいやすいです。

これからは、「狙ったキーワードで検索結果上位を獲得すること」だけでなく「SNSで多くのアクセス数を獲得したり、拡散できるか」という観点からもタイトルを考えることが大切です。

タイトルタグの設定方法

ここでは、HTMLに直接記述する方法とWordpressでの設定方法を紹介します。

HTMLに直接記述する方法

HTMLのソースコードで、head内にタイトルタグ を記述して設定します。

ここがタイトルになります

タイトルタグで囲んだ部分がタイトルとして表示されます。

Wordpressでの設定方法

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「投稿」「固定ページ」ごとにタイトルを記入する箇所があるので、そこにタイトルを入れます。記入したページタイトルは、自動的にtitleタグとして出力されます。

タイトル(titleタグ)を付ける際のポイント

ターゲットとユーザーニーズを意識する

タイトルを考える上で重要なのは、ターゲットとユーザーニーズです。
漠然とした不特定多数の人に訴えかけるよりも、ターゲットを絞り込めば絞り込むほど、タイトルの訴求力と効果は高まります。また、ユーザーニーズは検索意図につながる、重要なポイントです。ユーザーニーズが解決できることをタイトルでアピールできれば、クリックされやすくなります。

まずは、ターゲットを明確にして、そのニーズや悩みにコンテンツでどう答えられるかを考えてみましょう。

主要ターゲットは、検索上位を狙いたいキーワードをGoogleで実際に検索してみて、上位表示されたタイトルの傾向から判断します。検索結果上位に表示されるのは、検索エンジンが検索キーワードから予測して、ユーザーニーズを満たすと判断したページです。そこにはどんなユーザーニーズが隠されているでしょうか?

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例えば、「お砂糖」で検索してみます。検索結果上位タイトルからは「お砂糖の種類」「お砂糖が何からできているか」「体や健康にいいお砂糖」が知りたい、というユーザーニーズが考えられます。ターゲットは、お砂糖を買う消費者で、健康に気を使っている人や選択する時に違いがわからず悩んでいる人などがイメージできます。

他にも、サジェストキーワードや関連キーワード、投稿型質問サイトでキーワードを検索することでも、ユーザーニーズやターゲットが推測できます。

4つのユーザーニーズでタイトルを考えてみる

ユーザーが検索するキーワードは、大きく分けて次の4つのユーザーニーズに分類されます。

  1. Know: 知りたい

  2. Go: 行きたい

  3. Do:~したい

  4. Buy: 買いたい 

ユーザーの検索キーワードが上のどのタイプになるかを検索結果から傾向分析すると、タイトルに含めるべき言葉が見えてきます。4つのユーザーニーズでよく使われる語彙には次のようなものがあります。

  1. Know: ~とは、~について

  2. Go: 地域名+業種・業態

  3. Do:~方法、~手順

  4. Buy: おすすめ○選

ユーザーニーズを分析し、どんな語彙を使うと効果的かを考えていきましょう。

固有のタイトルをページごとにつける

同じサイトで同じタイトルが複数あるのはNG。各ページ固有のタイトルにします。

タイトルは内容を簡潔にあらわす文章にする

タイトルは、ユーザーにコンテンツの中身を想像させるキャチコピーです。キーワードをただ羅列したようなタイトルでは、内容を想像できないばかりか、クリックしたいとは思ってくれないでしょう。タイトルは、キーワードを含みながらも簡潔に、内容を想起できる魅力的な文章にします。

文字数は30文字以内を目安に

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検索結果に表示されるタイトルは、長すぎると最後まで表示されず文末が「…」で省略されてしまいます。これでは、ユーザーにページ内容が伝わりません。表示可能な文字数は、ブラウザやデバイスで異なります。そのため、どのデバイスやブラウザでもタイトルを完全に表示できる30文字以内を目安にします。

ただし、30文字を超えても、主要部分が先頭30文字で把握できるのなら問題ありません。タイトルを考える際に、本当に重要なのは「省略されないこと」ではなく、「ページ内容を適切に説明すること」です。

キーワードをタイトルに入れる

上位検索結果を狙いたいキーワードを入れて、内容がすぐにわかるタイトルをつけます。キーワードは、原則1ページに1キーワードが基本です。たくさんのキーワードを詰め込むとテーマが不明確になるため、検索エンジンから高評価が得られません。

キーワードには、1語の単語で構成される「単体キーワード」と2語以上の単語で構成される「複合キーワード」があります。タイトルは原則1ページに1キーワードが基本ですが、注意したいのは「1キーワード」とは「1つのキーワード」ではなく「1パターンのキーワード」を意味することです。そのため、「単体キーワード」も「複合キーワード」も「1キーワード」としてカウントします。

複合キーワードを活用する

複合キーワードのメリットは、単体キーワードに比べ検索ボリュームは少なくなりますが、検索意図とターゲットが絞り込まれることです。メインキーワードと一緒によく検索される単語は、ユーザーの「これが知りたい」というニーズを表します。そのため、タイトルに入れたりコンテンツ内容に反映させると効果的です。

例えば、メインキーワードが「キャンプ」なら、「キャンプ 必需品」「キャンプ 料理」「キャンプ 寝る時」というように複合キーワードで個別ページを複数作成することで、それぞれの情報を探すユーザーにキャンプをより深掘りした専門性のあるコンテンツを提供できます。

複合キーワードをタイトルとコンテンツ内容で上手く活用する事で、アクセスアップが期待できるでしょう。

重要なキーワードは文頭へ

検索結果を見るユーザーの視線は、左から右の視線が下に行くほど短くなっていく「Fライン」です。そのため、重要なキーワードを文頭におけば、クリックされる確率は高まります。また、末尾にある文字ほど省略されるので、それを避ける効果もあります。

同じキーワードを何度も入れない

同じキーワードを何度もタイトルに入れると、スパムと判断されてペナルティを受ける危険性があります。ペナルティを受けると、圏外まで順位を落としかねません。ただし、どうしても同じキーワードが重複する場合は、2回程度なら問題ないでしょう。

競合の記事タイトルと差別化する

キーワードを検索して、競合記事を確認。同じタイトルと内容にならないように差別化します。ユーザーが検索結果をみた時に、競合サイトと比較してクリックしたくなるかを考慮しながら、オリジナリティのあるタイトルを考えましょう。

効果的な訴求ワードを使う

ここでは、タイトルに入れると、ユーザーが思わずクリックしたくなってしまう「パワーワード」や「マジックワード」を紹介します。

数字

人は抽象的な言葉よりも、具体的な数字を好む傾向があります。

例:10選、3つのコツ、たった5分

ポジティブワード

タイトルで、ポジティブな内容を伝える方法です。

例:売り上げアップ、奇跡を生み出す〇〇

ネガティブワード

ユーザーに不安を感じさせ、「クリックしないとまずいのでは」と思わせる方法です。

例:やってはいけない〇〇、失敗する〇〇、知らないと損する〇〇

ベネフィットを伝えるワード

ユーザーに利益をもたらすことは、興味を持ってもらいやすいです。

例:会員限定、無料、増量、安全

簡単・迅速にできることを伝えるワード

検索ユーザーは自分の悩みやニーズを、できるだけ簡単な方法で素早く解決・実現したいと考えています。そのため、簡単・迅速にできることを伝えるメッセージに反応しやすいです。

例:今すぐ、簡単、最小の労力

商圏やターゲットに合致した地名

特定地域のユーザーをターゲットにする場合は、地名キーワードをタイトルに入れると効果的です。地名キーワードを含めると、複数の競合サイトとバッティングせずに、上位検索結果を獲得しやすくなります。また、ターゲットをしっかりとセグメントできるため、ユーザーがサイトを訪問した後、お店に来店・予約するなど、その後の売り上げやコンバージョンにつながりやすいです。

例:北海道の人気ホテル、横浜でおすすめのラーメン屋TOP10

タイトルで疑問を投げかける

ユーザーに疑問を投げかける方法です。疑問を投げかけられると、人は無意識にその答えを探します。タイトルで疑問を投げかけることは、タイトルを素通りせずに、その前で答えを考えるために立ち止まらせる効果があります。タイトルを「○○なのはなぜ?」のように、疑問符と5W1Hを使用して質問形式にするのも、クリック率アップに有効です。

既存記事のタイトルを変更する際のポイントと注意点

前述したように、検索アルゴリズムでのタイトルタグの重要性は相対的に下がってきており、順位変動への直接的な影響は少ないと考えられます。しかし、狙ったキーワードで上位表示ができていない場合や、上位表示できていてもクリック率が明らかに低い場合は、タイトル変更は有効です。ただし、クリック率の目安は、キーワードごとに変わるので、サーチコンソールなどを使用して確認する必要があります。

クリック率を上げることができれば、Webページへ流入する人の数も増加します。しかし、ここで気をつけなくてはいけないのは、タイトルとコンテンツの整合性です。

クリック率を上げるためにタイトルの訴求点と表現ばかりを追求しても、肝心のコンテンツとの整合性がなければ直帰率が高まるだけです。そうならないためにも、タイトル以前に、コンテンツ内容がユーザーの検索ニーズに合致した、わかりやすく高品質なものになっているかを改めて見直すことが大切です。

タイトルはコンテンツ内容を簡潔にあらわしたもの。コンテンツの質を向上させ、その内容からタイトルを考えるようにすれば、自然にふさわしいタイトルが付けられるようになります。

まとめ

今回は、タイトルの重要性と付け方のポイントについてみていきました。
検索エンジンが検索結果順位を決めるのに重視するのは、タイトル設定よりもコンテンツの質です。必要以上にどんなタイトルにしようかと思い悩むよりも、コンテンツ内容を充実させた方が良い結果を生む可能性が高いといえます。

まずは、コンテンツの質が高くわかりやすいことが重要で、その魅力をひきだし、より明確にユーザーに伝えるためにタイトルをつけたり見直す、と考えてほしいです。クリック率の向上や順位上昇を目的に、いたずらにタイトルだけを修正することは避けるようにしましょう。

またSEO対策はタイトル以外にもコンテンツの改善等やるべきことが盛りだくさんです。弊社イノーバでは、SEO対策を含めたマーケティングの伴走支援を行っています。SEO対策についてお悩みの方は、詳しくはこちらの『BtoBマーケティング伴走型支援サービス』をチェックしてみてください。