シードラウンドの資金調達のご報告

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このたび、エンジェルラウンドの資金調達を無事完了しましたので、ご報告いたします。Eコマースやデジタルマーケティングの分野で、ご経験のある方々2名から出資頂く事が出来ました。出資者の方には改めてお礼を申し上げたいと思います。

なぜ今回、VCではなく、エンジェルから資金調達を行ったのか、少し説明をさせて頂きたいと思います。大きく言うと、次の3つの理由です。

  1. ビジネス構築の支援を受ける
  2. 資金調達にかかる時間を節約する
  3. 日本にエンジェル投資の文化を根付かせたい

それぞれご説明したいと思います。

1 ビジネス構築の支援を受けるため

スタートアップの初期の段階では、初期顧客を発見し、プロダクトを開発していくのが最大のチャレンジになります。今回、我々がサービス化しようとしているコンテンツマーケティングは、まだ新しい分野で、ビジネスモデル構築が大きなチャレンジになります。今回ご出資頂いた方々は、創業期から成長期のネットベンチャーの立ち上げのご経験があり、実際的なアドバイスを頂けるという事が大きな決め手となりました。

2 資金調達にかかる時間を節約する

資金調達に関わる交渉を複数のVCと行うのは、相当な時間が必要です。今回は、私自身や創業メンバーのネットワークを活用し、少数の個人投資家に絞って出資の打診を行いました。結果として、極めて短時間で出資を決めて頂く事が出来ました。資金調達の時間を節約できたのは大変なメリットでした。本当に幸運だったと感じています。投資家の方に改めて感謝を申し上げたいと思っております。

3 日本にエンジェル投資の文化を根付かせたい

日本でも、最近、シード期のベンチャーに投資するVCが増えて来ていますが、エンジェル投資家はまだ少ない状況です。アメリカには、質の良いエンジェル投資家が初期のベンチャーを支えています。エンジェル投資家は、リスクマネー、人的ネットワーク、ノウハウなどを提供し、初期のスタートアップを育成する重要な役割を担っています。今後、日本でもエンジェル投資家が増える事はとても大事なのです。

今後のイノーバの方向性について

2011年6月に創業してから2年弱、ブートストラッピングに近い形で、会社を小さく、コンパクトに運営してきました。今回、エンジェルから資金を調達した事で、マネジメントチームを拡充し、組織体制を整え、アクセルを踏んで行きたいと考えています。

今回調達した資金は、組織体制の充実とシステム開発に投資していく予定です。特に、クライアントを獲得しオペレーションを回す営業・コンサルタント、システムを担当するプログラマーを強化していく予定です。もし、皆様の周りで、イノーバの創業メンバーに参加したいという方が居れば、ぜひご紹介ください。

最後になりますが、イノーバを応援してくださっている皆様に改めてお礼を申し上げます。引き続きどうぞ、よろしくお願いします。

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