「ブログ疲れ」を解消したい!勝手にステップアップ委員会(文章編)

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毎日ブログを書いてみた、短いブログを書いてみた、長いブログを書いてみた、Twitterで1日3回も共有してみたし、Facebookにも投稿した……。

でも、「どうして、どうして、どうして、誰も見てくれないの~!?」と叫ぶブロガーの皆さん、お疲れ様です。 そんなブログ疲れを解消するため、ステップアップ委員会なるものを勝手に設立し、文章編、画像編の2回に分けてお届けしたい。

まずは、「文章を書く」というテーマについて考えてみよう。

STEP1:そのブログに「オチ」は、あるのか?

関西人とお話しされた方はお気づきかと思うが、日常会話であれ、商談であれ、とにかく会話という会話に“オチ”が求められている。

もともとオチとは、江戸時代の落とし噺(ばなし)における、最後の面白い部分・結末のことを指すらしい。

つまり、起承転結でいえば「結」=ゴールである。

オチもなく、だらだら話し続けていると、「で、結局なんやねん!」とするどいツッコミがはいる。 最終的には、「あいつは、おモロない奴(面白くない奴)やから、話しする時間がもったいない」というレッテルを貼られる始末だ。

そのさまは、誰も見てくれないブログの末路ともいえる。

そんな悲惨な結果を招かないため、そして、ブログを書く自分自身を楽にするためにも必ず、先に2つのオチを用意して欲しい。ゴールの見えないマラソンほどつらいものはないのだから。

オチ「その1」

そのブログを書き続けることによって得たい「最終目標」は何なのかを明確にしよう(ここに笑いは必要ない。レビュー&コメント数○○回やユーザーからの問い合わせ/月○件など、具体的なゴール設定のことだ)。

オチ「その2」

日々の記事も何かしら小さなオチが感じられるよう構成を工夫しよう。以下は、桂枝雀の、オチをつくるための4つのパターンだ(桂枝雀『らくごDE枝雀』より)。「笑いは緊張と緩和によって起こる」という理論から生み出されたものだ。

1.ドンデン

話の最初に軽い緊張状態をもたせるが、一旦内容説明することによって話を安定させる。が、その直後、「そんなアホな!」という予想外な結末で落差をつけ、笑いを誘う手法。

2.謎解き

話の最初に「なんだ?」「どうした?」という疑問や不安をもたせ、想像をあおるが、徐々に内容説明し、話を安定させることで「なるほど」という共感を生む手法(ブログタイトル部分に「謎」をもってくると、つくりやすい)

3.へん

話の内容はいたって安定しているが、いきなり逸脱した結末を迎えて「なんだこりゃ?」と唖然(あぜん)とさせる手法(最終的に、話そのものが嘘だったというパターンなど。「将来の夢や目標」を語りたい時に使ってみると面白いかも)

4.合わせ

まったく異なる2つの要素の話が、なぜか結末ではうまく合致してしまい「なるほど!」と納得、「うまい!」と賞賛させる手法(落語での代表作は、「まんじゅうこわい」など)

関西人だって、生まれながらにオチの技術を身につけているわけではない。日々の生活、日々の思考パターンが、オチをつくる技術を育むのだ。

継続は力なり、日々のブログで「オチ力」を鍛えよう!

STEP2:そのブログは「イマジネーション」が刺激されるか?

その風景、色、香り、音、そばにいる人の温もり……。 心に響く文章は、それらを想像させ、人の「五感」に訴えかけることができる。

どうすれば、人の「イマジネーション」を刺激し、読者と深くエンゲージメントする文章が書けるのだろうか?

ここでは、それを手助けする2つの要素をご紹介したい。今までの文章にプラスαする“スパイス”として、ぜひ取り入れてみて欲しい。

「スパイス」その1

タイトルもしくは文章の冒頭は、多くの読者の興味をひくような“大胆”なものにしてみよう。

ジョン・レノンの名曲「Imagine」では、冒頭にThere's no Heaven(天国なんてない)という人々の固定観念を覆すような一言を放つことで、この歌はどういった歌なのか?と、受け手の想像力を強く刺激している。

ただ、ここで大胆になりすぎて、ブログの内容がタイトルにそぐわないお粗末なものであった場合、逆に心象を悪くするので要注意だ。

「スパイス」その2

読者に対して、“質問”や“シーン設定”をするような言葉を投げかけてみよう。

東日本大震災の後、ACジャパンのCMでも話題になった、金子みすゞの詩「こだまでしょうか」。この言葉はタイトルでもあるが、本文で「こだまでしょうか」という疑問を投げかけ、「いいえ、誰でも」と、答えるような結びで終わっている。

これにより、対話をしているかのような臨場感が生まれ、印象深く、心に残りやすい文章になっている。

Do you~ではなく、5W1Hで問いかけるようなイメージだ。「あの時、あなたは○○だったのを覚えていますか?」「どのくらい、あなたは○○してきたのでしょうか?」など)

STEP3:そのブログに「本当のあなた」はいるのか?

個人的には、できそうで一番難しいのがSTEP3ではないかと思う。つまり、あなたという個性、あなたのもつ感情をブログで素直にさらけだせるかどうかだ。

STEP1の最終目標を気にするあまり、あまりにオフィシャルなもの、あまりに実務的なものばかりに内容が偏っていないだろうか?

「こんなこといったら馬鹿にされるかも」「こんな考えは間違っているかも」と思って、大人しく、平均的な自分を演じて書く文章は、どことなく嘘くささを感じるし、魅力も感じにくい。

相手の心の中にあるものを引き出そうとしているのだから、まずは、自分の心の中にあるハードルを思いきって飛び越えてみよう。 そんな“等身大の自分をだせる勇気”をもったあなたのブログには、たくさんのファンができるはずだ。

まとめ

テクニックばかりをお伝えしたが、ブログ疲れを感じたら、まず、自分自身が大好きなブログを読み直してみることをオススメする。 そこから起こるポジティブな感情に焦点をあて、それをシェアするような気持ちでとりかかってみよう。

書き手が疲れていては、はじまらない。ブロガーたるもの、喜んで書いてなんぼなのである。

※6/19更新:「ブログ疲れ」を解消したい!勝手にステップアップ委員会(画像編)はコチラ

参考元: Blog Marketing: 4 Steps for Drawing Attention to Your Posts 9 Ways to Draw Readers into Your Blog Posts

参考文献: 桂枝雀『らくごDE枝雀』(ちくま文庫)

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