サムライスタートアップにて、クラウドソーシングについて講演してきました!

コンテンツマーケティング

昨日、天王洲アイルにあるサムライスタートアップで開催された「経営者必見!ITサービス開発のためのクラウドソーシング最前線~あなたのビジネスに気軽に活かせる世界の才能~」というイベントで、「グローバルクラウドソーシングの今後」というテーマで講演をさせて頂いた。 今回は、そのイベントでお話させて頂いた内容をお伝えし、今後ますます需要が見込まれる個人アウトソーシングの展望についてご紹介しよう。

サムライスタートアップにて、クラウドソーシングについて講演してきました!

ティモシ―・フェリスの「週4時間だけ働く」

もともと健康サプリのEコマース事業を展開していたティモシー・フェリスは、ビジネスが成長するに従って雪だるま式に増えていく業務に嫌気が差していた。そこで、なんと彼は、すべての業務を部下に丸投げしてヨーロッパの旅行に出かけてしまったのだ。その結果、リーダーを失った会社の経営はめちゃくちゃになるかと思いきや、大した問題も起きることなくいたって普通に会社は回っていたのだ。そこで、彼が学んだことは「何とかなる!」ということ、そして自分が本当に力を入れるべきこと以外は人に任せてしまえ!ということだった。彼の体験を通して頑張らないライフスタイルを説いた彼の著作「週4時間だけ働く」は、全米でベストセラーとなった。

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ティモシ―・フェリスから学んだ3つのこと

1. 責任感があると人生を楽しめない

責任感があるのはとても良いことだが、強すぎる責任感はかえって禁物だ。

2. 自分で何でもやるのはよくない。

人には得意も不得意もある。不得意なことに時間を無駄にかけるよりも自分が得意なことに集中しよう。

3. 思い切って挑戦してみる。

周りの他の人が行動を起こすまで待っているのは時間の無駄だ。自分が一番に飛び込んでみよう。きっと新しい未来が見えてくるはずだ。

つまり、何から何まで自分で全て抱え込んで解決しようとするのではなく、時にリスクを承知で他人に余計なことは任せてしまうというのもアリなのだ。さあ、ストレスフリーな人生を謳歌しよう!

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得意なことだけに集中しよう!

最も優先順位の高いことや自分の得意なことだけにフォーカスして自分の人生を謳歌する一つの方法が、余計な業務をアウトソースしてしまうことである。そこで、おススメしたいのがoDeskの積極的な活用である。

oDeskは、インターネットを通じて不特定多数の人々に業務をアウトソーシングするサービスだ。利用は法人でなくても可能だ。実際、大勢の人が個人で利用しているサイトなのである。

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oDeskには実に多様なプロフェッショナルたちが在籍している

oDeskを活用して出来ることとは?

  • 世界中にいる140万人ものリソースをいつでも自由に活用することができる。(エンジニアから法 務のプロ、マーケティングの専門家など様々なジャンルのプロがいる)
  • レビュー機能が充実していて各人の能力がある程度担保されている。ただし、そこは外国人なので玉石混合で各人の実務能力に差があるのは否めない。
  • 時間単位で発注することができる。これにより、工程管理や時間配分の把握が容易になる。またプロジェクト単位で案件を発注するのではないので、数時間やらせてみてうまく行かないようならそこで依頼を中断することも容易だ。
  • 海外のリソースを有効活用すれば実質的な従業員を自分以外に1人も作らずに、バーチャルオフィスを作ることも可能である。文書作成やリサーチ業務などをアウソース出来るので、まるで自分のもとに部下がいるような感覚で仕事が出来るのだ。

実際にOdeskを使ってみた

1. インド人弁護士のケース

米国企業との契約において契約書の法務確認を依頼した。通常、日本で米国の州法に詳しい弁護士に頼んだ場合、相場は時間単価6万円ほどになる。ところが、インドはアメリカ州法に精通している弁護士が多数いて今回のケースでは、1本の契約書の法務確認を5000円ほどで請け負ってもらうことが出来た。余談だが、アメリカではアメリカ国内で受注した案件のリサーチや判例検索などの業務をインドにアウトソースしているケースもある。国内でロースクールを卒業した弁護士とそん色ない仕事をインドで格段に安い価格で請け負ってもらうことが出来るのだ。

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とても優秀なインド人の弁護士

2. アメリカ人広報のケース

3月11日の地震後に、アメリカで被災者支援の募金を募る文書を作成後、広くアメリカ全土から寄付を集めるために、プレスリリースの作成を依頼した。彼女は依頼した文書をもとに非常にクオリティの高いプレスリリース文書を作成し、全米の各メディアにプレスリリースの配信に成功した。

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アメリカ人のエージェントは広報のプロだ。

3. フィリピン人のレジュメ添削のプロのケース

Linkedinに載せるためのレジュメを添削してもらった。自分のプロフィールをもとに、英語圏でウケの良いキーワード等を盛り込んで非常にボリュームのある見栄えの良いレジュメを作ってくれる。ちなみに時間単価は、25ドル弱と格安である。

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レジュメ作成のプロであるフィリピン人エージェント

Odeskを使うことの3つのメリットとは?

1. なんといってもコスト削減が可能!

先に挙げた弁護士の例のように、アジアの新興諸国との物価差は依然として大きい。
したがって、日本人を使って仕事をしてもらうより圧倒的に発注コストを削減することが出来るのである。

2. いつでも自由に世界中の優秀な人材を自分だけの部下のように使うことが出来る。

日本にいながらにしてまるでグローバル企業を経営しているような感覚で仕事をすることができ、グローバル市場をとても身近に感じることが出来る。

3. 得意なことに集中することができる。

ベンチャーやスタートアップでは、メインの業務以外にもやらなければならない雑務が無限に降りかかってくる。しかしながらそれに割ける十分な時間も人手もない立ち上げ時のスタートアップでは時としてそうした雑務に忙殺されてしまうことがある。こうした雑務をoDeskにアウトソースしてしまえば、あなたはビジネスを加速させることだけに集中することができるのである。

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プレゼンテーション資料

当日使ったプレゼンテーション資料。文字をなるべく使わず、ビジュアルでメッセージを伝える事に。丸一日かかりましたが。

ダウンロードはこちらからどうぞ。
※転載もオッケーです。EMBEDというボタンをクリックして、htmlコードをコピーしてください。

まとめ

時間という限られたリソースを有意義に使ってビジネスを展開するにはアウトソーシングの仕組みを活用するのは必要不可欠だ。確かに相性がよく能力の高いエージェントに出会うまでには多少の時間がかかるかも知れないが、依頼の出し方を工夫したり早い段階でのフィードバックをもらうことで、満足できるレベルの仕事をしてもらうことが可能だ。是非Odeskでグローバルにビジネスを展開されてはいかがだろうか?

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