モバイル決済スクエアにライバルが出現:RevCoin社のコイン

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スクエアにライバル出現:RevCoin社のコイン
最近、米国を中心に世界中で、さまざまなモバイル決済のサービスが登場している。今回は、モバイル決済の新サービス「コイン」を紹介しよう。
以下は、VentureBeatの記事の翻訳である。
スクエアにまたもや新たなライバルが出現した:RevCoin社のコインサービスだ。
決済手数料はスクエアより少しだけ安い
コインは小売業者へスクエアよりも20ベーシス・ポイント低い手数料2.55%を提供。
グルーポンと比較してもレートはそれほど低くなく、コスト削減はあまり期待できない。スクエアと比較した場合、月に1000ドル稼ぐ小売業者は年間を通じて24ドル程の節約にとどまるだからだ。
コイン型のカードリーダが特徴
コインの円形の端末はデバイスに直接取り付けるのではなく、ケーブルを介して携帯電話のオーディオジャックに接続する。携帯電話にダイレクトに接続すると、の音声端子を損傷するからとの事。
スクエア対抗を前面に出す
同社Webサイトではスクエアに対し真っ向勝負を挑んでいる。
“我々は誰か(スクエアの事)のコピーではなく、より優れたデバイスを作るべく試行錯誤した。そして、シンプルに考えたんだ:地球は丸い、四角(スクエア)でないと”
デビットカードやアプリは便利
スクエアと違い、コインでは、同時に提供されるデビットカードを介して、すぐにお金を引き出す事が出来る。(Paypalでも同様のサービスを提供)
他のサービス同様に、コインではiOS端末やアンドロイド端末用に、電子メールで領収書を送付するアプリを提供している。
カードリーダは有料、アメックスも非対応
カードリーダー代として、9.99ドルを請求するが、取引が400ドルを超えた場合には返還される。他のプロバイダーがハードウェアーを無料で提供していることを考慮すると、中小企業で採用されるのには大きなハードルかもしれない。
もう一つの重要な違いは、コインでは、アメリカンエクスプレスカードとディスカバーカードを受け付けていない。
まとめ
私たちは新たな競合他社が参入し続けるだろう期待している。八角形のカードリーダが登場する事を心待ちにしている。
モバイルペイメント業界では、これまで様々な形のカードリーダが登場していたが、円形が仲間入りした事になる。
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