効率的で効果的なコンテンツの再利用!コンテンツマーケティングの秘策「リパーパス」とは?

コンテンツマーケティング

サイトやブログの更新、メルマガの配信、複数の SNS への投稿、動画サイトへの動画投稿などなど……。主要なメディアを全てカバーできているだろうか? コンテンツ作成が追いつかないことが悩みの種になっているのではないだろうか?

すべてのメディア向けて、それぞれ独自のコンテンツを用意するのは時間と労力がかかり過ぎてしまう。そのプロセスをもっと効率良くしてくれるのが「リパーパス」だ。本記事では、リパーパスとは何なのか? どのように取り入れたらいいのか? などについて解説したいと思う。

そもそも「リパーパス(repurpose)」とは?

「Purpose」は「意図する」「目的を持つ」といった意味の動詞。「Repurpose」は「再度目的を持たせる」「別の目的のために再利用する」という意味になる。

つまり、コンテンツの「リパーパス」とは、すでに持っているコンテンツを、別の目的のために再利用すること。作り変えて目的別にカスタマイズする、と言い換えてもよいだろう。

コンテンツのリパーパスでは、形式が変わる場合が多い。例えば、ブログ記事をeBookにまとめる、メルマガの内容を利用して動画を作る、といった感じだ。

1つのコンテンツに対して、できるだけ多くの再利用方法を考えてみよう。考えられる限りの異なる方法、形式、メディア、目的などをすべて書き出してみることをおすすめする。

リパーパスの例:形式を変える

複数のブログ記事やメルマガの内容をeBookにまとめる方法は、リパーパスの王道と言えるだろう。eBook 以外にも音声、スライド、または音声とスライドを合わせた動画にするといった選択肢もある。eBook、音声、動画などの内容を、逆にブログやメルマガに利用することも可能だ。

また、ブログやメルマガは修正を加えてFacebook投稿やツイートに利用することもできるだろう。プレスリリースサイトやEzineArticlesのような記事サイトに再投稿すれば宣伝にもSEO対策にもなる。もちろんそういった投稿をブログ用に書き換えても良い。

記事はリパーパスの方法が豊富に考えられるコンテンツなので、決して無駄にせずに考え尽してほしいと思う。長めの記事を分割し、ブログシリーズとして再利用することもできる。古い記事に、最新の事例、ニュース、リンクなどを足して修正することも可能だろう。ブログの一部をメルマガに、メルマガの一部をブログに、といった使い方も考えてみてほしい。

他にも、1本の動画から音声とトランスクリプト(文字による書きおこし)を作るといったことも可能だ。動画の重要ポイントをインフォグラフィックスにするという手もある。また、そういった複数のコンテンツを1つのパッケージにまとめて商品にすることも考えられるだろう。

リパーパスの例:目的を変える、有料・無料を換える

コンテンツの目的を変えて再利用することもできる。例えば、有料レポートの一部または全部を、無料レポートとして再配布するなどいったケースだ。元々は有料で販売していたものを、見込み客の呼び込みという宣伝目的に変えて再活用するわけだ。

無料レポートにする代わりに、別の商品のボーナス特典にすることもできる。もちろんレポートに限らず、動画やウェビナー、音声商品などにも応用できるだろう。また、少し古い商品を、集客目的のために安く提供したり、他の商品と組み合わせて少し高額な価格設定にすることも可能だ。

オフラインからオンラインへの利用方法も考えてみたい。例えば、通常のセミナーなどで使った映像などを見込み客を呼び込むために無料で提供してみてはどうだろう? カスタマーサービスでの顧客とのやり取りをQ&Aにまとめたものも、良いコンテンツになる。会社のプレゼンなどで使ったパワーポイント資料を基に、ブログ記事を書くことも可能だ。

リパーパスの例:ターゲット層を変える

リパーパスをする際は、フォーマットや目的を変えるだけでなく、ターゲット層を変える可能性も考えたい。例えば、コンテンツの基本テーマは変えずに、内容だけを別の分野や業界向けに修正することができる。

想定している見込み客像も、ステージ別・タイプ別に意識していただきたい。まだ情報を探している段階であれば、吸収しやすい総合的な情報を提供するのが適切と言えるだろう。購入を検討している段階であれば、背中を押してあげられるようなコンテンツを用意したい。

同じように、複数の見込み客像にもタイプ別に異なるコンテンツを検討すると良いだろう。その分野の知識が豊富な人とそうでない人とでは、当然、求めるもの、役に立つものが変わってくるからだ。それぞれに合わせてコンテンツのフォーマットやアングルを変えてみよう。

リパーパスでの注意点

1つだけ注意したいのは、手を加えずに全く同じままで再利用する場合だ。リパーパスは、ただそのままコピーだけすれば良いというものではない。複製するだけではコンテンツの質を落としかねない。

確かにリパーパスは、コンテンツ作成の際に時間と労力の節約になる。しかし、お客さんにとって役立つものを提供しなければならないという点は変わらない。それを考慮しながらコンテンツに手を加えることで息を吹き込み、新しいものに生まれ変わらせてほしいと思う。

最後に

いかがだっただろうか?

これを機に、今後は「リパーパス」を意識しながらコンテンツ作成をしてみてはいかがだろう。上手に再利用ができれば、少ない時間と労力でコンテンツを増やしていけるだろう。そして見込み客の獲得や売上アップにもつなげられるはずだ。

リパーパスの選択肢はとても幅が広い。例をいくつか挙げたが、方法は他にいくらでも考えられる。また、1つのコンテンツはたった1度の再利用ではもったいないので、最低でも2~3回は活用したいものだ。ぜひ創造性を駆使して、アイディアを練ってみていただきたい。

参考記事: Green Online Marketing: 5 Ways to Repurpose Content The Purpose of Repurposing Content EzineArticles

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