子供に特化したクラウドファンディングサービスが登場!

経営・ビジネスハック
今回、海外で、面白いクラウドファンディングのサービスがリリースされたのでご紹介しよう。PiggyBackrというサービスだ。
PiggyBackrとは?
今回ご紹介するPiggyBackrは、子供達のために作られたクラウドファンディングプラットフォームだ。クラウドファンディングは、ご存じの人も多いと思うが、ウェブサイトに自分の実現したいプロジェクトを投稿し、一般の人から小口の資金を集めるための仕組みである。今、世界的にクラウドファンディングサービスが盛り上がっていて、全世界で数十ものサイトが立ち上がっている状況だ。PiggyBackrがとてもユニークなのは、お金を集める人が子供のみに限定されている事である。
掲載されているプロジェクトを見ると、学校の部活の活動費を集める、地域の支援のための資金集め、海外支援を行うための資金集めなど、利用目的は多岐にわたっている。特徴は、いずれの場合も、子供達が中心となってお金を集めている事である。
PiggyBackrの価値とは?
アメリカでは、子供達がクッキーやTシャツなどを友達や地域の人に販売して資金集めをする事が一般的だ。今回のPiggyBackrは、従来子供達が行っていた資金集めをITを使って効率化し、より多くの子供達に資金集めの機会を提供するものだ。
子供のビジネス教育に
このサービスの最大の目的は、子供のビジネス教育だろう。自分で世の中の課題を解決する事を考え、大人を説得しお金を集める。これは、学校の中では学ぶ事の出来ないリアルな社会科の授業だ。
企業から見た魅力
このサービスのもう一つの可能性は、企業と子供達を結び付ける事にある。企業は、広報活動や社会貢献という目的で、子供達の行うプロジェクトに興味を持つはずだ。子供達と一緒に社会の問題解決を行う事は、企業のブランディングに非常にプラスになるからである。
まとめ
子供向けに特化したクラウドファンディング。なかなか面白いサービスだ。僕は、クラウドファンディングに非常に注目していて、ウォッチしている。そして、クラウドファンディングの最近のトレンドは、特化型が登場してきているという事である。今後も、面白い事例があれば、取り上げていくので、注目して頂きたい。
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