ペルソナ設計のヒントを集める5つの方法

コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングにおいてペルソナ設計は重要です。イノーバでは、クライアント様からのヒアリングや消費者リサーチを実施しています。しかし、自社でかんたんにペルソナ設計を行いたいという場合は、どうすればいいでしょうか?今回、ペルソナ設計を簡単に行うための方法をご紹介します。
目次
1 ECサイトのレビューにはヒントが沢山ある!
Eコマースサイトを見ると商品を購入した人の感想が、商品レビューという形で残されています。特に、楽天市場やamazonジャパンなど大手のショッピングモールは、感想が多く書き込まれており、活用することができます。
2 楽天市場のレビュー情報を活用しよう(BtoCやEC向け)
楽天市場のレビューでは、性別・年齢別のデモグラフィック(人口統計的属性)情報が表示されます。また、レビューの本文には、購入者が、いつ、なぜ、何の用途で購入しどう感じたかが書かれています。自社商品と同じジャンルの商品のレビューを探して読んでみましょう。レビューを探す際には、広い意味での代替商品(例えば、エステは、脱毛クリームを使ったセルフエステと競合関係にあります)に注目するのも良い方法です。
また、最高評価のレビューや最低評価のレビューを確認してみるのもオススメです。これらのユーザーは、商品に思い入れのあるケースが多く、レビューにも沢山のヒントを書き込んでくれています。
3 Amazonジャパンの書籍レビューを活用しよう(BtoB向け)
Amazonの一般のB2C商材に関しては、残念ながらレビュワーのデモグラフィック情報が確認出来なかったり、レビューの分量も少ないことが多いのですが、書籍コーナーのレビューは極めて充実しています。特に、B2Bジャンルでは、ペルソナ理解が難しい事があるため、書籍のレビューを活用するとヒントが得られます。
どうしてこの本を手に取ろうと思ったのか、その本を読んだ感想などを元に、ペルソナの情報ニーズを把握してイメージを具体化する事が出来ます。また、リコメンドされている別の書籍のレビューをあわせて見る事で、より広く情報を集める事が出来ます。
4 企業アカウントSNSから推測する
Twitter、Facebook、line、instegramなどSNS企業アカウントはマーケティングツールとして積極的に利用されているかと思います。いいね!をしてくれているユーザーのfacebookアカウントをチェックし、おおまかな性別・年齢・外見・居住地・交際範囲・行動習慣・他に興味をもっている事などが確認できます。また、競合となるサービスやこれから目指していきたい領域のサービスも当該企業アカウントをチェックする事で想定する事が可能です。
5 無料で閲覧できるebook(アンケート結果)から推測する。
企業がリード獲得のために発表しているebook。業界動向やユーザーの興味関心を把握するために役に立ちます。下記には、筆者が過去利用した事があるソースの1部を記載致します。
■トレンド系情報のアンケート調査
https://www.fast-ask.com/report/
■アドネットワーク系アンケート調査
http://promotionalads.yahoo.co.jp/online/doc/pdf_whitepaper.html
最後は用件定義とリソース次第
いかがでしたか。既にネット上にある情報を活用するだけでも、ペルソナ設計に必要な情報を集める事が出来るのです。ただし、一つだけ注意点があります。それはデータを調べる前にまず仮説を立てるということ。何の目的でどのような情報を探していくのかを常に明確にしてリサーチ作業に取り掛かりましょう。
また、ペルソナを作成するために役立つ資料をこちらで公開しています。是非ご覧くださいませ。
記事執筆:(株)イノーバ。イノーバでは、コンテンツマーケティングのノウハウを詰め込んだ無料のebookや事例集をご提供しています。ダウンロードはこちらからどうぞ→https://corporate.clst01.innova-jp.net/library/
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