Webで販売促進を強化!パーソナライゼーションを行うコツとは?

デジタルマーケティング

インターネットが発達し、様々なサイトや情報が私たちのまわりには溢れている。

ただあまりにそれらが多過ぎて、なかなか必要としている情報にたどり着けない……そんなこともあるのではないだろうか。

見込み客を逃がさないためにも、企業は「買ってほしい相手に、欲しいと感じてもらえる」よう、適切な相手に対して的確なコミュニケーション、プロモーションや施策を行うことが重要である。それが、パーソナライゼーションだ。

例えばAmazonのように、正確にユーザーの嗜好(しこう)を把握し、そのユーザーの興味・関心があるものを掲出していく手法などが良い例だろう。

ただ、これらを実施するには、専門のツールを利用したり、ビッグデータを基にした膨大なユーザーデータからなるアルゴリズムを用意したりするなど、多くの準備が必要となってくる。

今回は、パーソナライゼーションを念頭において「チャネル」「ペルソナの設定」「デバイス」をどのように定義づけていけばよいか、HubSpot社のサイトに掲載されている「The Marketer's Guide to Getting Started With Content Personalization」という記事を基にご紹介していきたい。

チャネル設計はどうするか

・ソーシャルメディア

どちらかというとユーザーとコミュニケーションをとる側面が強いため、パーソナライゼーションなどの販売促進の側面が強いマーケティングとは相性があまり良くない。

・メールマーケティング

メールマーケティングはユーザーの属性、嗜好、顧客の温度感など様々な切り口でのセグメント化により、販売促進を行うことができるので、パーソナライゼーションには最適なツールである。 ただ、あまりに細かくパーソナライズ化やセグメント化をすると見込み客を自ら「取りこぼし」してしまう可能性も出てくるため、適切なバランスを持って設計することが大切となってくる。

オンライン・ユーザーを基にしたペルソナ設定

ペルソナはオフライン(リアルで定義されている顧客)ではなく、オンラインのユーザーデータを基にし、設定していくことが大切である。

なぜなら、オンラインの顧客の目的や購入検討度合いは、リアルの顧客とは異なる場合も多いからである。そのため、オンライン・ユーザーの顧客動向を多く収集し、ペルソナを作ることが重要となる。

それらを基に施策・露出先などを設計することで、ターゲットのニーズに沿った適切なコミュニケーションを行うことができるのだ。

デバイスの違いにも注意

昨今、PCのほかにスマートフォン、タブレットなど、様々なデバイスが登場している。そのため、どのようなデバイスで見ても快適にサイトが表示されるように「レスポンシブWebデザイン」を意識することが必要である。

レスポンシブWebデザインとは、画面サイズの異なる様々なデバイスで見た場合にも、ページが見やすいよう設計されたデザインのことだ。

例えば、サイトでFlashを多用した場合、iPhoneやApple系スマートデバイスを使っているユーザーは一切見ることができず、サイトから得られる情報が限定されてしまう。

そこで、これらのデバイスの場合には静止画像が表示されるように設定し、伝えたいメッセージをその画像にきちんと明記しておくことなどが必要となってくる。

また、PCとその他のデバイスでは、ユーザーの目的や特性も変わってくる。

例えばスマートデバイスの場合、画面が小さいこともあって、じっくり読み込まれたりする訳ではないため、ある程度コンテンツの内容を簡素化することも大切であるとされている。

レイアウトもデバイスに合わせて変える必要がある。例えば、購入や資料請求のように、販売に直結する重要なボタンなどは、なるべく目立つようにページ上部に配置する。

加えて、メニューボタンにはアコーディオン(メニューのカテゴリーのみが表示されており、クリックするとメニューの項目が表示されるデザイン)を採用し、サイト全体の要素を無駄に増やさずにすっきりさせることなども有効だろう。

Webを最大限に活用するために

いかがだったろうか。

パーソナライゼーションを行うためには、複合的に様々な施策を行う必要がある。

最初は面倒に感じるかもしれないが、これらをきちんと整備することでユーザーの行動がよりスムーズに促され、Webを販売促進の場として、より一層活用することができるだろう。

参考文献: HubSpot : The Marketer's Guide to Getting Started With Content Personalization

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