Eメールマーケティングを売り上げに結び付かせる5つの方法

マーケティングオートメーション

自社のECサイトのメルマガ定期購読に登録してもらったり、会員になってもらったりしているユーザーは大勢いるが、なかなかコンバージョンにまでつながらない……。そう頭を抱えているECサイトの担当者は多いのではないだろうか。

ECサイトの訪問者が、メルマガ登録や会員登録をしているというのは、多少なりともそのECサイトの商品やサービスに興味を持ってくれているということだ。

しかし、単調にメルマガや商品情報を送るだけでは、あなたの持っているメーリングリストは宝の持ち腐れである。

まず、考えてもらいたい。人は一体、どのような相手から商品を購入したいと思うだろう?

答えは、「信頼できる相手から」である。では、企業(ブランド)はどのようにして、見えない消費者を相手に信頼関係を築くことができるのか。

ずばり、Eメールを活用した「コミュニケーション」である。ここでは、メルマガ登録者や会員登録した人を実際に「顧客」に変える、5つのコミュニケーション方法を紹介する。

1.ウェルカムメール

メルマガ登録者や、会員と親密な関係を築く第一歩が「ウェルカムメール」である。何と、彼らの約75%が、ウェルカムメールを期待して待っているというのをご存じだろうか。

ユーザーが登録をしたら、すぐにウェルカムメールを送信するよう設定してほしい。なぜなら、1時間以上経過してもウェルカムメールが届かない場合、登録者の90%はその商品やサービスに対して、もはや興味を失ってしまうからだ。

2.返信可能な自動通知メール

ECサイトの自動通知メールによく見られるのが、「このメールに返信しないでください」の表示だ。ユーザーが返信できない設定は、まさに機械的、他人行儀であり、これから本当の関係を築いていこうという意思がそこには見られない。

特定の自動通知メール、例えばウェルカムメールにはユーザーが返信できるように設定しよう。

3.パーソナルで温かい気配りメール

ちょっとした気配りのあるメールは、親密な関係を構築するのに最も効果的である。

例えば、読者が商品を購入し、プレゼントとして誰かに送ったとする。企業側はメールで、その読者の名前とプレゼントの受取人の名前を入れた用いた気の利いた一文を送り、その中にクーポンのCTAボタン(「4.」参照)を添える。そのクーポンのボタンをクリックすると、商品サイト内で即ディスカウントでの買い物を楽しめるというわけだ。

このような気配りは、読者の心をつかみ、このサイトをまた利用しようという気持ちにさせる。

4.効果的なCTAの活用

登録者に毎回送信するメールには、明確なゴールを1つ用意することが重要である。自社サイトへ訪問してほしい、セールで商品を買ってほしい、クーポンを使ってほしいなど、企業側の目的が明らかでなければならない。

そこで、CTA(Call To Action)ボタンの出番だ。

分かりやすくCTAを設置することで、読者がボタンを押す確率が格段に上がる。

5.CTAを専用のランディングページにリンク

読者がCTAを押したときに期待するページは何かを考えよう。彼らは、一度で目的の場所にたどり着けなければ、すぐにそのページを閉じてしまうこともあるだろう。

そうならないためにも、以下に気を付けて欲しい。

  • メールに添えた「イメージ」は、繰り返しランディングページにも使用する。そうすれば、読者は目的のページに来たと確認できる。
  • メールで使用した「見出し」をランディングページに使用し、そのページの目的を強調する。
  • ランディングページにブランドの「ロゴ」を入れる。
  • ランディングページの目的は1つにする。例えば、「個人情報を記入してもらう」「セール対象一覧の商品を購入してほしい」「クーポンを利用してほしい」など。

CTA専用のランディングページを作成する際は、常に「自身が読者だったら何を求めるか」に焦点を置くことで、効果的なページを作成できるだろう。

まとめ

Eメールマーケティングで実際に売り上げに結び付けるための5つの方法は、いかがだっただろうか。あなたの会社はEメールリストを持て余していないか、もう一度確認してほしい。

簡潔で明確な目的を持ってEメールマーケティングを実行すれば、必ずコンバージョンにつなげることができるだろう。

参考元:?5 Simple Ways to Get More Paying Customers Out of Your Email Marketing?How to Quickly Convert Trial Users Into Paying Customers?関連記事:?ここがポイント!「もっと買いたい」と思わせるEメールマーケティング?失ったファンを呼び戻せ!諦める前に挑戦する価値のあるメールマーケティング戦術とは?メルマガは活用しないともったいない!ロイヤルカスタマーを育てるためのメールマーケティング・ガイド

人気記事