オウンドメディアの効果的な集客方法とは?リード顧客獲得につながるポイントも解説!

オウンドメディア

オウンドメディアをはじめてみたものの、思うようにPVが伸びない、リード顧客の獲得につながらない、などのお悩みを持つ方は意外に多いのではないでしょうか? たとえばオウンドメディアの存在自体が顧客に認知されていなかったり、コンテンツがターゲットとする顧客に合っていなかったりすれば、当然のことながらPVは伸びずリード顧客の獲得にもつながりません。多くの顧客から注目され、事業の成功につながるオウンドメディアにするにはどのような点に気をつけて運営すれば良いのでしょうか ?今回はオウンドメディアへの効果的な集客方法と、リード顧客獲得につながるコンテンツについて解説していきます。

オウンドメディアのPVが伸びない理由

オウンドメディアのPVが伸びない理由を大別すると「オウンドメディアの存在が周知されていない」ことと、「オウンドメディアのコンテンツが適切でない」という2つに分けられます。いったいどのようなことが要因となって、PVは伸びないのでしょうか? もう少し詳細に見てみましょう。

  • SEO対策が十分ではない

SEO対策が十分でない場合、PVは上がりません。「検索上位のキーワード(KW)を使っていない」、「KWが適切であっても見出しや文章に使われていない」、「コンテンツの内容がKWと合っていない」、「ディスクリプションが適切でない」など、読者からオウンドメディアが検索されない要因をチェックしましょう。

  • 流入をSEOだけに頼っている

SEO対策はもちろん重要ですが、流入数を増やす手段をSEO対策と検索エンジン経由の流入に頼っているばかりではPVの向上は望めません。流入数を増やす手段は、SNSの活用や広告から読者を誘導するなど他にもあります。検索エンジン以外から読者を呼び込む工夫を考えましょう。

  • コンテンツが顧客の検索意図や閲覧意図と合致していない

コンテンツが顧客の検索意図や閲覧意図と合っていない場合も、PVは上がりません。この場合、一度はオウンドメディアに来訪するものの、すぐに離脱してしまい(直帰率が上がり)結果として顧客の再訪が減ってしまいます。

  • 専門性や独自性が低い

専門性や独自性が高ければ、記事が検索上位に上がりやすくなり結果としてPVは増えていきます。また企業としての信頼性も上がり、オウンドメディアへの再訪が増えることでしょう。反対に専門性や独自性が低ければ、すぐに顧客は離れ再訪することもなくなります。

  • KWと違うコンテンツが掲載されている

検索されたKWと違うコンテンツが掲載されている場合も、顧客の再訪は減ってしまいます。顧客の期待を裏切るような記事は、オウンドメディアへの反感を買うことにもつながります。また、KWとコンテンツのアンマッチは、検索エンジンの検索上位に上がらない原因にもなります。

  • コンテンツのボリュームが少ない

「コンテンツの内容が乏しい」「 文字数が少ない」「写真が多い」「オリジナルコンテンツがない」などのような場合も、検索上位には表示されなくなってしまいます。また検索上位に登らないだけでなく、せっかく来訪した顧客の再訪も期待できなくなってしまいます。

  • 更新頻度が少ない

コンテンツが数ヶ月に1度しか更新されないなど、更新頻度が少ない場合もPVは向上しません。例外的に不定期更新でありながら人気のあるオウンドメディアも存在しますが、そうでない場合には顧客からの期待を得にくくなるでしょう。

オウンドメディアの集客方法

ではオウンドメディアの存在を顧客に知らせるには、SEO対策以外にどのような方法があるのでしょうか?ここでは、オウンドメディアへの集客方法について解説していきましょう。

  • 名刺へのQRコード印刷

顧客と交換する名刺に、QRコードを印刷する方法です。多くの顧客と面談する機会のある営業パーソンであれば、効率的にオウンドメディアの存在を知らしめることができます。また展示会や商品説明会などがあれば、より多くの顧客と名刺を交換する機会が生まれます。

  • Web広告や商品パンフレットからの誘導

Web広告からオウンドメディアのページにリンクを張ったり、パンフレットにQRコードを掲載したりしてオウンドメディアに誘導する方法です。多くの人の目に触れる広告媒体にリンクやQRコードを掲載すれば、広くオウンドメディアの存在をアピールすることができます。

  • 公式SNSからの誘導

企業が作る公式SNSに新着情報や見て欲しい情報をアップすると同時に、オウンドメディアへも誘導を行います。SNSに掲載される情報が多くの人の興味を引くものであれば、SNSでの拡散が期待できることでしょう。

  • メルマガやメール(署名)へのリンク掲載

自社のサービスや商品を紹介するメルマガや、普段顧客とやり取りするメールの署名欄にリンクを掲載する方法です。顧客の目につくところに、いつでもリンクがあることが重要です。

集客後、次につながるコンテンツを作成するには?

オウンドメディアに集客する方法を実践したら、次は継続して読者となって貰うためのコンテンツ作りです。せっかくオウンドメディアに顧客を誘導できたとしても、適切なコンテンツがなければやがてPVは下がってしまいます。継続的に顧客の興味を引き、リード顧客の獲得やコンバーション(CV)につながる適切なコンテンツとはどのようなものなのでしょうか?

  • 適切なCVポイントを作る

顧客(読者)はオウンドメディアを読む際に、何らかの課題を持っている可能性があります。記事の途中には資料請求やお問い合わせフォーム、ホワイトペーパーのダウンロードボタンなどを設定し、顧客にとって適切なタイミング(もっと知りたい、問い合わせしたい)でCVポイントを作っておくことが重要です。

  • PVだけを追わない

PVを伸ばすことと相反する内容になりますが、PVを増やすことだけを目的としたコンテンツは作るべきではありません。内容がSEO対策だけに特化されていたり、KWが無意味に散りばめられたりしている文章は往々にして読みにくく、適切なコンテンツとは言えないからです。コンテンツはオウンドメディアの目的に沿ったもので、かつ顧客に有益な情報があるものでなくてはなりません。

  • 明確なペルソナ設定

コンテンツの作成時には、明確なペルソナ設定に沿った内容を制作するようにしましょう。掲載する記事は誰に宛てたものなのか、また誰が読んで納得する内容なのかを明確にする必要があります。記事のペルソナが不明瞭だと、顧客がコンテンツを自分の事としてとらえられなくなってしまいます。

  • ブレないテーマ

顧客視点で課題に答えることを最優先にテーマを絞りましょう。毎回違ったテーマでコンテンツが投稿されると、読者の期待を裏切ることにもなりかねません。違ったテーマで記事を投稿するときには、タグを設定しておくなど容易に顧客が記事内容を選別できる工夫が必要になります。

  • 記事のリライトや改善を継続的に行う

過去に投稿した記事はアップしたままにせず、最新情報でリライトしたり、PVが悪ければ改善の方向性を検討したりするようにしましょう。最新情報でリライトを行う理由は、検索エンジンを経由して記事にたどり着いた読者の期待も裏切らないようにするためです。記事に書かれている情報が古いものであれば、メンテナンスされていないオウンドメディアと勘違いされてしまう可能性もあります。

  • 計画を立て定期的な更新を行う

コンテンツは定期的に更新することが大切です。ただしオウンドメディアの運営で一番困難なのは、読者の欲する情報を継続して提供することでもあります。この問題を解決するには、社内にオウンドメディアを運営する体制を作って定期的に編集会議を開催するのが効果的です。編集会議ではメンバーから記事の方向性と内容を出して貰い、計画的にコンテンツの更新を行うことが重要です。

  • 宣伝だけのコンテンツはNG

企業として、また事業としてオウンドメディアを運用しているので、どうしても宣伝を掲載したくなってしまいますがコンテンツが宣伝だらけになってしまうのは避けたいところです。コンテンツはあくまで顧客の期待に沿った情報を掲載するようにし、顧客がもっと情報を知りたいというポイントで宣伝やリンクを掲載するようにしましょう。

PVを伸ばす秘訣は顧客にとって有益なコンテンツ

オウンドメディアに顧客を誘導するには、SEO対策のほかにSNSや広告から流入を増やす方法があります。 ただし、せっかく誘導した顧客の期待に添えないコンテンツが多い場合は、せっかくのオウンドメディアが自社の評判を下げるような逆効果にもなりかねません。コンテンツ作成時にはPVを上げることだけに固執せず、 顧客の役に立つコンテンツを制作するように心がけましょう。

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