オウンドメディア運用を成功させるための8つのコツ

オウンドメディア
オウンドメディア運用を開始する企業が増えてきました。オウンドメディアの運用を成功させるために、注意しておきたいポイントは、また押さえておきたいコツとはいったいなんでしょうか?考えてみましょう。
目次
1 目的を明確にする
オウンドメディアの運用を開始する前に、まずは「なぜ」を考えましょう。 オウンドメディアの利点として挙げられるポイントは、潜在顧客を獲得できる、ブランドとしての地位を確立できる、自社のサイトやコンテンツが検索ランキングに上がりやすくなる、作り出したコンテンツは自社のものである、などが考えられます。
2 ペルソナと伝えたいメッセージを明確にする
オウンドメディアの作成にとりかかる前に、ブランドコンセプト、ターゲット顧客などの設定を行い、どういった人にどういったメッセージを届けたいかのゴールを設定しましょう。目標がきちんと設定できていれば、なぜオウンドメディアが必要なのか、どういったメディアが必要なのか、どのチャンネルを使ってそのメディアを広めていくべきかなどが、必然的に見えてくるはずです。
3 双方向のコミュニケーションを作り出す
オウンドメディアは、自分の意見を押し通す場ではありません。企業の視点で作り出したコンテンツを提供しつつ、顧客からのフィードバックを受け入れる仕組みを構築しましょう。記事にコメントが書き込めるようにしたり、オウンドメディアにQ&Aコーナーやオンラインフォーラムを併設するのも効果的です。
4 トンマナに一貫性を持たせる
すべてのメディアに一貫性を持たせることも大切です。例えば、ウェブサイトは専門的で真面目なトーンなのに、ブログはカジュアルでふざけた印象では、消費者に与えるイメージはマチマチになってしまいます。どのメディアでも、ある程度統一したトーンやスタイルを崩さないようにしましょう。
5 既存のメディア資産からリンクを貼る
メディア同士をリンクさせることも大切です。ウェブサイト・ブログ間のリンクだけでなく、動画、メルマガやソーシャルメディアのプロファイルなど、全てのメディアをつなげましょう。
6 定期的な更新を心がける
更新を定期的に行うことは、消費者のメディアへのリターンを促すために欠かせません。情報を定期的に発することで、ブランドとしての地位の確立にも貢献します。
7 敏速なコミュニケーションを忘れない
オウンドメディアを通して自社のコミュニティーを作り上げ、ファンを増やしそのロイヤリティーを上げるためには、コミュニケーションが命です。消費者からのコメントや質問には誠意を持って、素早く対応していきましょう。
8 ペイドメディア、アーンドメディアとコラボさせる
オウンドメディアの拡散方法として、ペイドメディアやアーンドメディアをうまくコラボレーションさせ活用することが、より信頼度の高い、効果の出やすいオウンドメディア運用につながります。 米国の調査会社フォレスターのライアン・スキナー氏は、「コンテンツの量を減らし、その配布方法やプロモーションに力を入れること」だと考えており、それが結果的に効果的なマーケティングにつながるとしています。
まとめ
オウンドメディアは、自社の魅力をアピールし、その存在を確立しファンを増やすための貴重な手段です。いかに自社らしいコンテンツを作れるか。いかにファンにとって役に立つ情報を提供できるか。いかに作り上げたコンテンツを拡散していけるか。いかにメディアを通して自社のコミュニティーを確立していけるか。 こういったポイントをよく考え、その利用価値を最大限に高めていきましょう。
宗像はこう考える
どうだろうか?オウンドメディア構築には様々な目的があると思うが、僕は、顧客とのコミュニケーションであり、接点確保だと考えている。今回紹介したポイントなどを参考にして取り組みを深めて行って欲しい。
おすすめ記事
- 今さら聞けないオウンドメディアの意味とは?
- ツールは?コンテンツは? オウンドメディア構築の基本
- ブログを活用してニッチなオウンドメディアを構築しよう!
- 「編集者のように考える」とは?オウンドメディア立ち上げ前に準備するべきチーム体制
- 国内外のオウンドメディアの成功事例32選【BtoB/BtoC】
- オウンドメディア事例:ターゲットとメルセデス・ベンツ
- オウンドメディアニュースまとめ
- ペンと紙さえあればOK!オウンドメディアのはじめ方
- オウンドメディアの戦略設計から効果測定・改善までのサイクル
- ツールは?コンテンツは? オウンドメディア構築の基本
Photo Credit:mkhmarketing
人気記事