英会話スクール、スピードラーニング、NHKビジネス英会話は無駄

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最近よく思うのが、日本の英語教育ビジネス業界が本当にレベルが低いという事。僕が社会人になった15年前から全く変わっていない。
駅前留学、スピードラーニング、NHKビジネス英会話。僕は、これらのサービスをいずれも試したけど、全くお金と時間の無駄。
以下、何がダメなのかを、個人的な経験談をもとに説明します。
目次
1. 駅前留学ビジネス
教えている先生のレベルがはっきり言って低すぎる。旅行や長期滞在で来ている外国人がアルバイト感覚でやっているのだから当たり前。
僕も、アメリカ留学に行く前に、某マンツーマン英会話に通ってましたが、先生は、自分の趣味のトライアスロンの話をするばかり。トライアスロンに関する知識は増えましたが、まったく英語がしゃべれるようにはならなかった。
2. スピードラーニング
「英文を聞き流すだけで話せるようになります」というコピーが誇大広告そのもの。聞き流すだけでは絶対話せるようにはなりません。
しかも、売り方がえげつない。新聞、テレビなどに大量の広告費を投入、有名人を起用し、体験談を沢山載せる。これって、典型的なマーケティングの手口ですよ。
あと、ネットの口コミもほとんどがアフィリエイトで作られたようなトレンド。口コミ記事信用しちゃダメですよ。あれば営業活動です。アフィリエイトで教材が売れたら、申込1件につき7000円が貰える仕組みになっているんですから。。。
3. NHKビジネス英会話
テキストがおかしい。誰も使わない英語表現を覚えさせたがる。
社会人になりたての頃、一生懸命NHKのビジネス英会話を聞いていました。どんどん難しい表現が出てくるので、これを全部覚えないといけないのかと思ってました。だけど、今振り返ると、完全に時間の無駄。使わない表現を一生懸命覚えてました。
この通り、3大英語教材が全部ダメなんですよ。これっておかしくないですか?
僕がこの事実に気付くまでに、どれだけのお金と時間を費やした事か。
海外営業なのに英語がしゃべれなかった
僕は、日本生まれの日本育ち。企業で働くようになって、海外営業だったけど、ずっと英語が苦手でした。
本当に苦手な英語を何とかしたくて、情報を探して、会社の帰り道に書店に寄って、英語コーナーで洋書や英語に関する本を物色するのが日課でした。
今まで買った英語の参考書は、おそらく100冊以上だと思います。
でもね、それだけ英語の本を買って、英語の勉強をしても、英語が全然出来るようにならなかった。
2004年から2年間、アメリカのMBAに行ったけど、英語が下手すぎて、友達も増やせなかったんですよ。
授業は判る、英語のテキストも例文も読める。でも、英会話ができない。
だからね、僕は、本当に英語で悩んでいる人の気持ちが良くわかる。本当に、英語への苦手意識があって、すっごいコンプレックスなんですよね。
日本の英語ビジネスはひどすぎる
日本の英語ビジネスに腹が立つのは、こういう、英語が苦手っていうコンプレックスにつけ込んで、中途半端なソリューションを提供している事。しかも価格もそれなりに高い。
ビジネスの取引なら、効果があるサービスを売らないとおかしいでしょう?
50万円を投資したら、50万円以上のリターンが無いとおかしくないですか?
だけどね、みんな自分のせいだと思っているんですよ。英語が出来ないのは、自分の努力が足りないからだ。もっと、勉強しないとダメだって。
そうじゃなくて、製品やサービスが悪いんであって、本来ならクレームを言うべきところなんです。
もういいかげん、英語学習なんとかしませんか?
英語を簡単に身につける方法はないけど、より効率的な方法は確実に存在する。
自分が苦しんで英語を身につけた経験からアドバイスするとしたら、英語を身につけるためのキーポイントは次の3つです。
- 発音
- シャドーイング
- 実戦
この3つをいかに高速回転させるか、これが僕のアドバイス。
今度、この3つについては、記事を書きます。
大塚雅文さんのブログでも書いてありますけど、本当に日本の英語ビジネス業界は、やばい。なんとかしなきゃ。
記事執筆:(株)イノーバ。イノーバでは、コンテンツマーケティングのノウハウを詰め込んだ無料のebookや事例集をご提供しています。ダウンロードはこちらからどうぞ→https://corporate.clst01.innova-jp.net/library/
参考記事:ガラパゴス化する英語業界
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