これだけは絶対に避けたい!コンテンツライティングの落とし穴

コンテンツマーケティング

コンテンツ用の文章を書くとき、うっかりはまってしまう落とし穴というものがある。

「ウチは、文章には力を入れているから、そんなものは関係ない!」という方、実は力を入れているからこそ、陥りがちな失敗パターンというものがあるので要注意。

「ウチは、コンテンツ制作には細心の注意を払っているから、そんなものには縁がないね」という方も、要注意。気を付けていても、見落としてしまう点というのもあるのだ。

そんな落とし穴には、絶対にはまりたくないはず。一体どんなものか、見ていこう。 この手の失敗をしてしまったコンテンツライターやディレクターから聞こえてきそうな、「嘆きの言葉」をガイドとして紹介していく。

嘆きの言葉その1:「どうしても、内容が複雑になっちゃうんだよなあ」

これは、多くのライターが経験していることではないだろうか? 内容を深めようとついつい力が入りすぎて、気が付くと、読者にとっては「???」な文章になってしまうというパターンである。力み過ぎなのだ。一歩引いて、ターゲットオーディエンスにふさわしい書き方になっているか、見てみよう。

たとえば、ワインの製造・販売会社が商品の説明文を書くときに、 「スパイシーな果実香が……」という風に分かりやすい表現で味の特徴を伝えるのはOKだろう。しかし、書いているうちにそれだけでは物足りなくなって、「葡萄の生理的成熟とは……フェノールの変化が……」と深掘りしすぎた場合はどうだろう? 読者によっては、「生理的成熟」と漢字が5つ並んだだけで、「う~ん……アウト!」ということもあるかもしれない。注意が必要だ。ターゲットは誰かを常に意識しよう。

もちろん、BtoB企業のサイトや、高度な専門知識を持つ人々に見てもらいたいサイトなら、深い内容のコンテンツを作成しなければならない。だが、その場合も、文章のボリュームが多いときは、eBookやWebinar(Webセミナー)などの形式のほうがよいこともある。その点をよく検討してみよう。

嘆きの言葉その2:「これってキーワードを散りばめすぎかも……」

SEOを意識するのは悪いことではない。というより、必要なことだ。ただ、Googleの検索アルゴリズムがコンテンツの質を重視するようになってきたため、キーワードの含め方には注意しなければならない。不自然にキーワードを散りばめたコンテンツは、検索エンジンに評価されないのだ。

また、故意にキーワードを多く含めていなくても、文章内に同じ言葉を過剰に使ってしまっていないか、確認しよう。たとえば、「ワインの歴史」というタイトルでブログを執筆するとき、「ワインは長い歴史を持ち……。ワインが誕生した国は……。そもそもワインは……」という文章を作成したとする。このとき、文章全体のボリュームに対して、「ワイン」という言葉が多すぎないか、要チェックである。

日本語は、適度に主語を省くことによってリズムが生まれる言語だ。省ける言葉は省くことで、くどい印象を減らし、読みやすい文章に仕上げる意識を持とう。読者に支持されるような質の高い文章を書き続ければ、結果的にGoogle にも評価され、SEOにも有効になる。

嘆きの言葉その3:「また、やっちゃった!自社語り」

これも、ありがちなことの1つ。最初のうちは、コンテンツマーケティングの法則にのっとって、「読者のためになる」ことを中心に書いていたのが、いつの間にか「自社語り」になっていた……というパターンである。これには気を付けたい。

ブランディングという意味では、適度に自社のことを語るのはOK。ただ、それが単なる「自社自慢」に終わるのは、いただけない。そうならないためには、自社の「売り」となる部分がどう顧客のためになるかを示すとよいだろう。

企業の採用面接の場面を思い浮かべてみてほしい。「~という賞をとった」など、自分の功績を単なる事実の羅列として語る候補者より、その賞によって証明できるスキルを、「これから御社の○○部門に○○のような形で活かせる」と具体的に語る候補者のほうが、高いポイントを得られるはずだ。

ブログにも同じことが言える。「弊社はワイン製造において○○年の歴史を持ち、これまで数々の賞を受賞し……」と、延々と過去の実績を語るのは、NG。その豊富な経験によって、顧客に○○な品質のワインを届けることができる、ということを具体的に示したほうが、読者に良い印象を与えられるだろう。

嘆きの言葉その4:「なんか、『字数制限』に縛られている気がする」

毎回ほぼ○○字のブログを書こうと決めたために、それに縛られてしまうということはないだろうか? 

サイト設計上の制約など、字数制限を設ける合理的な理由がないならば、ある程度ブログの字数に幅を持たせるなどして、執筆テーマにふさわしい文章量で仕上げられるようにしたい。一方、サイト設計上の制約などがある状態で、書くべきことを全てきちんと書くためには、何回かのブログに分けて執筆するといった工夫が必要だ。

いずれにせよ、無理やり文章を縮めるのはNG。「ムリヤリ感」が読者に伝わってしまうこともある。

たとえば、「ワインの産地」というテーマのブログにおいて、フランスやイタリアなど、一般によく知られている国のことを書くだけで字数制限に達してしまったとする。そのために、本当は書きたかった(あるいは書くべきだった)ニュージーランドや南アフリカのことを省いてしまったらどうなるだろう? 読者によっては、物足りなく感じてしまうのではないか。

このような場合、ブログの続編を設けるなり、世界中の産地を網羅したebookを作成するなりして、読者の期待に応えるようにしたい。

嘆きの言葉その5:「『無難』と『退屈』って紙一重かも…」

「あらゆるタイプの読者にウケるブログにしよう」と、細心の注意を払っているときに陥りがちなのが、無個性、没個性。無難なだけで、魅力に欠ける文章を書いていても、リピーターは増えない。「誰にでもウケる」はずのコンテンツが、「誰にもウケない」可能性もある。

ターゲットオーディエンスが誰かということを意識し、それにフォーカスした言葉や表現を用いて、生き生きとした、あるいは味のある文章の作成を心がけよう。

「このブログでは、白ワインを『白』でなく『ホワイト』と表現したほうが、魅力的な文章に見えるかも……」といったことを、自社の顧客層を念頭に入れつつ、常に考えていくとよいだろう。

まとめ

いかがだっただろうか? つい、はまってしまう落とし穴の数々。避けて通っているか、ぜひチェックしてみてほしい。また、文章を書き上げた後は、エディターなど他の人にもチェックをお願いするとよい。はまってしまった落とし穴があったら、そこから引っ張り上げてもらおう。

参考元: THE TOP ARTICLE WRITING MISTAKES TO AVOID 3 Deadly Mistakes to Avoid When Writing Blog Posts

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