弊社では今年の3月に「新型コロナウイルスの感染拡大に伴うマーケティング活動への影響調査」として皆様にアンケートにご協力いただき調査結果を公開いたしましたが、この度はその後の影響について改めてアンケート調査を実施いたしました。
調査結果から、感染拡大は引き続き各企業のマーケティング活動にマイナスの影響を及ぼしている部分が大きく、対策として「オンラインセミナーの活用」や「オンライン商談の導入・強化」が上位に並び、非対面でのマーケティング活動を強化し一定の効果をあげていることが判明しました。
一方で、施策を開始してからの期間が短く効果測定に至っていないという声もあがり、特にホームページを活用した問い合わせ獲得(SEO、コンテンツマーケティング)は今後も取り組みたい施策としてあげている企業が多数でした。
(設問1: 新型コロナウイルス感染拡大の影響の度合いはいかがでしたか?)
(設問2: 新型コロナウイルスによるマーケティング活動への影響は、今後どれぐらい持続すると考えていますか?)
?
(設問3-1:新型コロナウイルスによって、マーケティング活動に対してマイナスの影響があった方は、どのような影響がありましたか?(複数選択可))
その他では、「顧客の投資意欲の衰退または投資判断の延長」、「紙で提供している営業資材の活用場面がなくなってしまった」という声があがった。
(設問3-2: 新型コロナウイルスによって、マーケティング活動に対してプラスの影響があった方は、どのような影響がありましたか?(自由記述))
(抜粋)
(設問4-1:?新型コロナウイルス対策として、具体的にどのようなマーケティング活動を行いましたか?(複数選択可)
(設問4-2: また、特に効果のあった施策はどのようなものでしたか?(複数選択可))
(設問4-3:?効果を感じられなかった施策があれば、理由とともに教えてください)
「ホームページ強化による問合せ獲得」については、社内リソースやスキルが乏しくコンテンツの量と質が不足しているため、効果がでるまで施策を継続できなかったという声があがった。またセミナーなどと違い効果がみえるまで時間がかかるため、まだ効果測定に至っていないという声も多数だった。
特に効果を感じられなかった施策としては、「リスティング広告」という回答が複数あがった。広告出稿が急増したことでクリック単価の上昇、コンバージョンレートの低下が発生したことが考えられる。
また施策全般で、業種によってはWeb展開の浸透度が低く効果を感じられなかったという声もあがった。
(設問5:?今後、取り組みたいマーケティング施策がございましたら、ご自由にお書きください。)
以下のように様々な回答があがった。
[調査概要]
調査タイトル :新型コロナウイルスの感染拡大後のマーケティング活動への影響調査
調査対象 :当社取引先以外の企業も含む27,668社
調査期間 :2020/12/11(金)13:00~2020/12/15(火)18:00
調査方法 :インターネットによる調査
調査地域 :全国
提出数 :有効回答53
実施機関 :株式会社イノーバ
引用について :本調査結果を利用の際は(イノーバ調べ)と表記ください。
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プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000054994.html