起業家こそが、"次世代のマーケター"に相応しい!? これからのマーケティングに必要な人材とは?

デジタルマーケティング

ここ数年で、マーケティング手法というものは劇的に変化した。

10月15日のブログ「広告宣伝活動」の再定義が必要な時代に突入!?今の時代のマーケターに求められることは?でも、今の時代のマーケティングがいかに複雑で、多様化しているかについて書かせていただいたが、この変化の速さについていくのは大変である。

マーケターに必要とされるスキルも次々に変化し、もはやどういう人材がマーケターに適しているか分からなくなってきている。

今、アメリカではCMO (Chief Marketing Officer=最高マーケティング責任者)に、マーケティング畑出身でない人物を抜擢するケースも増えてきている。従来型のマーケティングの知識だけではとてもこの変化の速さに対応できず、もっと広範な知識や経験及びスキルが必要になってきたからだ。

では、実際にはどのようなバックグラウンドを持つ人材が、マーケターとして求められるようになってきているのだろうか。具体例をいくつか見てみよう。

1. データ・サイエンティスト

ビッグデータ時代の到来に伴い、日本でも最近注目されはじめた職種である。企業が集めた情報を、ビジネスの発展に役立てるべく統計解析を行う。新しく生まれた職務だが、リクルートグループなどビックデータ活用の専門組織を持つ企業では、既に活躍中だ。彼らはネットマーケティングの課題を解決するなどの責務を負っている。

ビッグデータの扱いをどうすべきか悩んでいる企業が多い中、このようにデータ分析に長け、専門知識と経験が豊富な人材は、これからのマーケティングに益々求められるようになるだろう。

2. 起業家

起業家も、これからのマーケティングを担うために必要な資質を備えているとされ、注目されている。

大きな組織で働くのとは違い、裸一貫からビジネスを築き上げた場合などは、限られたリソースをいかに有効活用するかを考えるものだ。したがって、効率的に動く性質が身に付いている。また、顧客をどう扱うかにも細心の注意を払う。

このような性質は、複雑多様化したマーケティング環境の中で、必要なものを見極め、顧客の要求に応えていくのに不可欠だ。

3. ソーシャルメディアのエキスパート

近年のマーケティングにおけるソーシャルメディアの影響力の大きさについては、語るまでもないだろう。

アメリカでもその重要性に着目し、CSO (Chief Social Officer=最高ソーシャルメディア責任者という新しいポジションを設けようとする企業も出てきたくらいだ。

ソーシャルメディアは種類も多く、それをどう活用できるかも、メディアの方針などにより次々に変化していくので、この変化の速さに対応できる人材がこれからも必要となる。

4. リサーチャー

顧客が何を求めているかを的確に把握することは、いつの時代のマーケティングにおいても肝となる。

現代でもそれは同様だ。特に人々の好みが多様化し、求められるカスタマーエクスペリエンスも次々と変化している現況においては、これまで以上にマーケットリサーチなどの経験の豊富さが求められるようになるだろう。

5. 「カスタマーエクスペリエンス」に精通している人材

コンテンツマーケティングのように、「顧客目線」に立って彼らが必要とする情報を提供していくマーケティング手法が本格的に取り入れられるようになると、このような人材が求められるようになる。まだ、「コンテンツマーケティング」と「カスタマーエクスペリエンス」が上手く結びついてない場合も多く、その調整役が必要となってくるからだ。

具体的には企業のカスタマーサービス部門での経験が長い人材や、テクニカルな「カスタマーエクスペリエンス」の改善に努めてきたIT業界の技術者などである。

まとめ

いかがだっただろうか?既にこれらの人材をマーケティング部門に投入している企業も多いだろうが、まだの場合は、検討してみてほしい。

今の時代を生き抜く企業になるには、多種多様なバックグラウンドを持つ人材をマーケティングに取り入れることが不可欠となるだろう。

参照元: ・5 Types of People Who Will Lead Tomorrow’s Marketing StrategiesThe Rise Of The Eclectic CMO脚光浴びるデータ・サイエンティストってどんな人?

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