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イノーバマーケティングチーム2024/03/18 3:51:351 min read

マーケティング・ビジネス実務検定とは?

1990年代以降、低成長時代に突入した日本市場では企業の売上拡大要素となる見込み客の獲得、そして、見込み客獲得から顧客、リピーターへの育成がますます難しくなっています。

特に、BtoBビジネスにおいては、見込み客獲得から商談までのプロセスが長いため、これまでの経験と勘に頼った営業方法ではなく、より効率的で戦略的なアプローチ方法が求められています。これらの問題を解決するのが、マーケティング戦略の立案や効果的な運用です。マーケティング人材はこれからますますニーズの高まる人材領域であり、また求められる能力も日進月歩して行くことが予測されます。

今回はマーケティングの全般的な知識をより深め、実践的な知識や、ケース・スタディ、時代に即したトレンド情報や時事情報を効率的に学習することができる、マーケティング・ビジネス実務検定?についてご紹介します。また、本検定の詳細、受験のメリットや合格のコツについてもあわせてご紹介します。
 

マーケティング・ビジネス実務検定とは?

国際実務マーケティング協会(International Marketing Skill Standardizing Association)が主催する本検定は、マーケティングに関する基礎および応用知識を持ち、実務において活用できる実力を有するかを証明する資格試験です。等級はA・B・Cの3つの段階に別れており(下図参照)、年4回、開催されています。

マーケティンク?ヒ?シ?ネス資格検定_図1.png

(受験費用) A級:12,343円(税込)、B級:7,150円(税込)、C級:5,980円(税込)

マーケティング・ビジネス実務検定の受験目的は?

本検定は、こんな目標を持っている方におすすめです。
 

マーケティング初心者【C級受験】

・マーケティング業務に携わることになり、基礎知識を身につけたい

・マーケティング、および関連知識を網羅的に習得したい
 

マーケティング中級【B級受験】

・マーケティング業界のトレンド、市場や消費者動向の変化を知りたい

・マーケティング戦略が運用できるレベルの知識を習得したい

・マーケティング知識における、自分の弱みと強みを特定し、強化したい
 

マーケティング上級【A級受験】

・マーケティングの知識を応用し、戦略を立案できるレベルを目指したい

・マーケティングに関連する法務や計数管理など、マネージメントに必要な知識を習得したい
 

どんな職種の人におすすめか?

マーケティング職、営業職の方は、知っておくべき基本知識や実践で役立つ知識が多く得られる資格です。それ以外にも、マーケティング部と連携を取り、マーケティング戦略に深く関わる部署、例えば、企画部門、研究・開発部門、IT部門、分析部門の方にも、おすすめしたい資格です。マーケットや消費者動向は日々変化しており、いまだ「良い製品を作れば売れる」という考えを持ったビジネスマンも少なくありません。実際の市場は大きく変化を遂げており、良い製品は売りたいターゲットの目にも入っていないかもしれません。マーケティングの基礎知識を学ぶことで、消費者の潜在的なニーズへの気づき、ターゲットへの最短距離となる流通チャネルが何であるかといった知識が、全社横断的なマーケティング戦略成功の一助になります。
 

マーケティング・ビジネス実務検定を受験するメリット

一つ目は、マーケティング全般の知識を余すことなく学習することができる点です。下記に、マーケティング・ビジネス検定資格の試験内容を図にまとめました。

マーケティンク?ヒ?シ?ネス資格検定_図2.png

マーケティングの基本知識にとどまらず、流通チャネル戦略やプロモーション戦略、マーケティング関連法規などの分野までも包括しており、ここまでの知識量を体系的に学べる機会はなかなかありません。
 
もう一つのメリットは、BtoBビジネスに関わる方にあります。マーケティング・ビジネス資格検定?では、消費財だけでなく卸売業やメーカーなどの業界についても取り上げているため、BtoBビジネス領域の人にも非常に参考になる知識が含まれています。書店やオンライン上で、BtoBビジネスにおける参考書籍に出会えていないという悩みを既にお持ち方には是非、おすすめしたいポイントです。
 

マーケティングビジネス実務検定の難易度は?

勉強方法には、3つの選択肢があります。

1)通学式

各等級ごとに所要時間7時間(休憩時間込)の集中講座が定期的に開催されています。国際実務マーケティング協会?専任講師が、効率的に試験対策のポイントをまとめた講座です。
 

2)eラーニング/DVD講座

B級・C級受験者向けにeラーニングやDVD講座がオフィシャルサイトで販売されています(両方のコース申し込みも可)。下記に、C級向け eラーニング/DVD講座コースのセット内容をご紹介します。

①    学習重点ガイド

②    マーケティング・ビジネス実務検定?オフィシャルテキスト

③    マーケティング・ビジネス実務検定?問題集

④    最新マーケティング・ビジネス実務検定?過去問集

⑤    eラーニング/DVD講座 全12回(両方も可能)

⑥    添削問題集(2回分)

⑦    講座レジュメ

⑧    質問カード

テキストを始め、問題集、過去問や講師による添削問題集など受験対策に必要な書籍が一式含まれており、合格を確実に目指したい方には強力なサポートキットです。
 

3)独学で学ぶ

独学で学ぶ場合には、国際実務マーケティング協会?が出版しているオフィシャルのハンドブック・テキストブック・問題集を購入し、反復学習を推奨します。
 
マーケティング・ビジネス協会?が、通学式講座で推奨している等級別参考書籍一覧をまとめましたので、参考にしてください。

マーケティンク?ヒ?シ?ネス資格検定_図4.png

いずれも運営元である、マーケティングビジネス協会?より出版されており、オフィシャルサイトもしくはAmazon、書店で購入することができます。
 

合格するための秘訣は?

マーケティング・ビジネス検定試験?に合格するためには、同協会が運営する通学式クラスやe ラーニング/DVD講座を受講することが傾向と対策を知る、最短距離です。しかしながら、C級、B級であれば、基本的な知識があり、かつオフィシャルテキストと問題集を購入し、反復学習することで、合格は実現可能です。テキストおよび問題集には、過去問題が掲載されていますので、傾向と対策を練ることが可能です。
 
各等級の配点(マーケティング知識/マーケティング事例)および合格基準については、下記の図を参考にしてください。

マーケティンク?ヒ?シ?ネス資格検定_図3.png

難易度が高くなるほど、マーケティング事例の割合が高くなり、より実践的な知識が求められます。C、B級は、選択問題のみですが、A級では、穴埋問題や短文記述、ケーススタディやフローチャートの作成があり、問題解決力が試されます。
 
実は、A級に特化した問題集は出版されていないため、こちらのオフィシャルサイトの出題傾向比較一覧を参考に、出題傾向を把握し、対策を練る必要があります。

マーケティング・ビジネス実務検定   A級・B級・C級の出題傾向比較
  
そのほかにも、より専門的な分野に絞った知識を習得できる資格をご紹介します。

 

まとめ

マーケティング・ビジネス資格検定?は、専門的なマーケティング知識を学ぶまたとない機会です。自身の知識を整理し、新たな情報のインプットし、実践のマーケティング戦略をブラッシュアップしてはいかがでしょうか。

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イノーバマーケティングチーム

株式会社イノーバの「イノーバマーケティングチーム」は、多様なバックグラウンドを持つメンバーにより編成されています。マーケティングの最前線で蓄積された知識と経験を生かし、読者に価値ある洞察と具体的な戦略を提供します。