忍者女子高生が飛び回る!C.C.レモンの動画から学ぶ効果的な動画マーケティング手法

コンテンツマーケティング
言わずと知れたキング・オブ・動画サイト、YouTube。
今やGoogle に次ぐ、最も有名な検索エンジンのひとつであり、1日に10万もの動画がアップロードされているモンスターサイトだ。マーケターにとっても、YouTubeを使わない手はないと言えるほど、重要なマーケティングツールとして再注目されている。
そのYouTubeで、サントリー公式チャンネルが配信した「C.C.レモンのPR動画のバズり具合が、すごい」と話題を呼んでいる。
「忍者女子高生 | 制服で大回転 | japanese school girl chase #ninja」というタイトルを見ただけで、のぞいてみたくなる要素は盛りだくさんだが、動画の内容も秀逸。ところどころに、マーケティング戦略が散りばめられている。
この動画を参考に、「バズる」要素をご紹介しよう。
1.ハプニングを期待させる素人っぽさ
まずは、動画を見てみよう。
忍者女子高生 | 制服で大回転 | japanese school girl chase #ninja
友達同士のふざけ合いから始まるこの動画。カメラの手ブレも、学校内の雑音も、未修正のままのような素人っぽさがある。幅広いターゲット層を狙うC.C.レモンにとって、実は、この素人っぽさも重要な要素。
ハプニングをテーマとした動画の人気が根強いことと、スマホで撮影された動画が、YouTubeに多く投稿されているという背景を取り入れた結果、こういった演出になったと考えられる。
実際に見てみると、何かしらのハプニングを期待してしまう。
2.パルクール × 熱海 = Ninja アクション
また、今回の動画マーケティングのターゲットは、日本国内の若年層に留まらず、海外ユーザーにも目を向けている。
たとえば、彼女たちが縦横無尽に駆けまわるスタイルは、フランスが発祥の「パルクール」というエクストリームスポーツ(スピードや危険度など、過激な要素を含んだスポーツ)が基となっている。
動画マーケティングにおいて、パルクールはバズ要素として広く知られており、世界的シューズブランドのルコックスポルティフも、パルクールを取り入れた動画を制作している。
その動画がこちら。このパルクールを使ったルコックの動画も、50万回以上再生されており、動画マーケティングとしては大成功を収めている。
Midget Parkour & Freerunning
今回のC.C.レモンの動画においては、女子高生が走り回る舞台が静岡県熱海市であることにも注目してほしい。
徳川家康も来湯した温泉地であり、歴史的建造物も多く残されている。熱海城をパルクールする(?)その姿は、まさにJapanese Ninjaスタイル。フランス生まれのパルクールに、世界で知られるジャパニーズクールを盛り込んだ、技ありな動画マーケティングだ。
C.C.レモンの動画が配信された2014年7月に、サントリーは、ベトナムでのC.C.レモンの販売を開始した。この事実からも、海外ユーザーを意識したことがうかがえる。
3.最低限の企業色
壮絶な追いかけっこの後に、女子高生たちが最後にたどり着くのは、美しい浜辺。そこで初めて、C.C.レモンが登場する。
先ほど紹介したルコックの動画もそうだが、プロダクトをさほどプッシュしていない。情報も与えていない。終始、「驚き」「楽しさ」「爽快感」といった感覚を喚起させることに着目している。
これも効果的な動画マーケティングのトレンドのひとつで、製品にフォーカスするのではなく、ストーリーを持たせ、感情に訴えることが重要とされている。ターゲットによりけりだが、若年層にとっては、「この商品いい!」といった感情よりも、「この動画すごい!」のほうが拡散されやすい。
まとめ
まとめると、
- 話題性のあるハプニング動画のような手法で制作
- 「パルクール」や「Ninja」といった世界的バズ要素を使用
- 製品の紹介よりも、「ストーリー性」「驚き」を重視
といった戦略が、今回ご紹介したC.C.レモンの動画からうかがえる。ぜひ、参考にしてみてほしい。
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