あなたの会社に適した方法はどれ?最近のWebマーケティング手法

デジタルマーケティング

「検索エンジン対策をすれば、アクセス数が増えるらしい」 「Facebookをうまく使って広告ができるみたいよ」 「問い合わせが急に増えるんだって」

企業の広報担当者でなくとも、こうしたウワサを耳にしたことはあるだろう。

しかし、Webを利用したマーケティングの手法は多岐にわたっており、とても一言で説明できるものではない。いろいろと調べたあげく「結局、何をすればいいの?」と感じている人もいるかもしれない。

そこで今回は、代表的なWebマーケティングの手法をご紹介したい。

これだけは外せない!覚えておきたいWebマーケティングの手法

1.コンテンツマーケティング

顧客にとって有益なコンテンツを制作し、よい関係を築いていくマーケティング手法。コンテンツを通して、商品やサービスを認知してもらうことで、その後の購買行動につなげることを期待する。コンテンツの内容は様々だが、自社の商品やサービスに関係したものが一般的。

例えば、健康器具メーカーであれば「毎日の食事管理で、健康を保つ方法」など。自社の潜在的な顧客(もしくは既存顧客)が、どんな情報を欲しているかを常にサーチし、コンテンツにつなげていく必要がある。

健康器具などを取り扱う「タニタ」では、ホームページ上で健康に関するコンテンツを配信している。

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2.ソーシャルメディアマーケティング

Facebook、Twitter、Google+など、SNSを利用したマーケティング手法。

ソーシャルネットワーク上にコメントやコンテンツを投稿し、シェアやリツイートしてもらうことで、情報の拡散を狙う。ものを直接売り込むのではなく、顧客とよい関係を築いていくことを重視するという点では、コンテンツマーケティングと共通している。

双方向メディアを利用するため、ターゲットとなる顧客と直接コミュニケーションが取りやすいというメリットがある。

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3.SEO

GoogleやYahoo!などの検索結果で、自社サイトを上位に上げるための施策のこと。「検索エンジン最適化」とも言われる。

初めてサイトを訪れる顧客は、検索エンジンを利用することが多い。そのため、目に止まりやすいことはアクセス数を増やすうえで有効な施策となる。

これまでは、商品・サービスに関わるキーワードを、トップページに盛り込むのが基本的な手法だった。しかし、Googleでは「パンダアップデート」に代表されるような検索エンジンの改善が行われており、良質なコンテンツでないと検索結果の上位には表示されにくい。

4.バイラルマーケティング

自社の商品やサービスが、ユーザー間の口コミで広がるように仕向ける手法のこと。「バイラル」には「ウイルス的な」という意味があり、人から人へと感染するように、あっという間に広まっていくことからこの名前がついた。

この手法に使われる「バイラルなもの」は様々である。最も一般的なのは、顧客の「サービスに満足したという体験」であるが、ケースによっては「面白くてついシェアしてしまう動画」など、コンテンツ化したものが利用されることもある。

いずれにせよ、口コミを利用した手法のため効果をコントロールするのが難しく、確実性に乏しいという欠点がある。

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箱単位で貸し倉庫を利用できる「寺田倉庫」のキャンペーンの一例。昔の恋人との思い出の品を「危険物」として預かるという発想は、まさにバイラルな面白さがある

メリット・デメリットを踏まえて、商品やサービスにあわせた手法を

いかがだっただろうか。

Webマーケティングはここで紹介したように様々な手法があり、それぞれメリットやデメリットがある。

例えば、バイラルマーケティングを行うためには、人々が「面白い!」と感じるようなキラーコンテンツが必要なケースもあり、そうなると企業の担当者レベルで制作するには限界があるだろう。それぞれの手法が持つメリット・デメリットを加味しながら、商品やサービスにあわせた手法を選んでいくといいだろう。

この記事がその参考になれば幸いである。

参考元: 11 Methods of Online Marketing Different Methods of Internet Marketing

関連記事: 速報!2014年のデジタルマーケティングトレンド7選

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