ランディングページの動画を最適化しよう!

EC(Eコマース)

あなたの会社は、ランディングページに動画を設置しているだろうか?

フォーブス・インサイツ社の調査によると、60%の人が文章よりも動画を好むという。

動画はエンターテイメント性が高く、モバイルデバイスでも簡単に見ることができ、伝えたい内容を、より手軽に理解することができる。ユーザーの信頼感を得やすくし、コンバージョン率を高める効果があることから、ランディングページにおいても動画の設置が人気を集めている。

しかし、動画を設置しただけでは、コンバージョン率は高まらない。そこで、動画の持つパワーと、ランディングページで動画を効果的に使うためのテクニックを紹介しよう。

百聞は一見にしかず

人間の脳は、イメージを同時に理解することができるが、文章は、読むこと自体に時間を必要とし、読みながら順次理解していく。理解するプロセスにおいてビジュアルインフォメーションは、文章よりも6万倍早く処理されるという調査結果がある(出典:The Power of Visual Communication)。

ビジュアルインフォメーションの持つメリットは、それだけではない。

文章だけでは伝えきれないユーモアや皮肉といった、ニュアンスを即座に伝えることができる。音声や動作など動画の中での表現は、感情面においても深いレベルでの理解を得られる。また、より深いレベルでユーザーの理解を得られれば、次のアクションへとつながりやすくなる。

オンライン上で手軽にオリジナルビデオが作れるWebアプリ「Animoto」の調査によると、動画を閲覧した64%の人が、企業や製品を理解するために役立ったと答えている。さらに驚くべきことは、96%のユーザーが、購入を決めるために動画が役に立ったと回答している。

動画の持つ効果は、それだけではない。

前述の「Animoto」によると、71%の回答者が、「動画から企業に対するポジティブなイメージが得られる」と答えた。58%の回答者は、「動画を見ることで信用度が高まる」と回答している。

よい動画の作るためのポイント

1.動画をユーザーとのコミュニケーションとして利用する

動画をユーザーに視聴してもらうことが目的なら、企業のブランドストーリーなどがよい。

ユーザーにポジティブなイメージや信頼感を与えることができ、ユーザーのブランドへのエンゲージメント率を高めることができる。その他、文章では説明しにくいことや、複雑な工程・指南書などが動画向きだ。

2.便利な機能で動画の効果を高める

例えば、動画を見たあと、ユーザーに定期購読用のフォームに記入して欲しいといった、次のアクションにつなげたい場合、「Viewbix」が便利だ。

「Viewbix」は、動画にCTAなどのいろいろな機能を追加できるサービスで、ユーザーに意識させることなく、次のステップに導くことができる。

3.効果を上げる動画を作る

よい動画作りのポイントを、いくつか挙げよう。

  • 音質や画質など、質の高い動画作りを目指す
  • 動画の内容やターゲットオーディエンスに合った役者を使う
  • 動画のシナリオは、伝えたいメッセージを網羅するようにする
  • ユーザーが動画を快適に再生できるよう、サーバーなど考慮する

動画の効果を高める最適化のポイント

「いかに動画が、コンバージョン率を高めるために効果的か」について話をしてきたが、さらに効果を高めるため、最適化のポイントを紹介しよう。

1.動画のSEO対策をする

ランディングページがGoogle の検索結果にのることは、ビジターを増やすために圧倒的に有利だ。

WebサイトのSEO対策は行なっていても、動画そのものに対するSEO対策は、意外と見落としがちだ。十分な調査を行なったうえで、明確なキーワードや概要をつけることで、検索上位にあがりやすくなる。

2.ランディングページの情報を限定する

人は、選択肢が多ければ多いほど決断に時間がかかる。

ランディングページでユーザーに動画を再生してもらうためには、動画のまわりにはコピーを置かず、すっきりさせておくことで動画の再生率も高まる。

3.動画は短めに作る

動画ホスティングプラットフォームを提供する「Wistia」によると、30~60秒の動画に比べ、90秒の動画は離脱率が高いことがわかった。

動画が30秒の場合、81%のユーザーが視聴することに比べ、90秒の場合、62%まで下がることから、長い動画のエンゲージメント率が低いことがわかる。

動画は、伝える内容を簡潔・明確にし、30秒程度にまとめよう。

4.動画は、サイトの上部に設置する

「Eyeview Digital」の調査結果によると、動画を上部中央に設置した場合、下部に設置した場合と比べ、コンバージョン率が31%高くなることがわかった。

ユーザーは、中央上段に動画がある場合、YouTubeなどと同様、エンターテイメント性の高い動画を想定し、下段にある動画は、広告や宣伝の要素が強いとイメージしている。

5.ポストロールアニメーションをつける

ポストロールとは、動画の最後に表示される広告のことだ。ここに次のアクションに導くアニメーションを追加することで、「Eyeview Digital」は、コンバージョン率が86%を超えると報告している。

動画でクリアなメッセージを伝えることができれば、ユーザーはポジティブなイメージと信頼感を持つことができ、次のアクションへとスムーズに移行できることがわかる。

まとめ

情報があふれるネット上で、他サイトとの差別化をはかり、ユーザーをランディングページへと導くために、動画は有効な手段だ。

文章だけでは伝えきれない思いを伝えることや、ユーザーとの信頼性を高めることができる。

今回紹介したテクニックを使い、コンバージョン率を高めるランディングページ作りに役立ててほしい。